前回は、眠気に勝てず途中で終わってしまった。
続きを・・・・・
ご主人の名前は 橋本たかし さんという。
サングラスをしたままで、本当の顔は見られなかった。
渡辺さんは言う・・・・この人とても優しいのです、どうしてこんなに優しくなれるのだろうか?
ご主人には重度障害者の妹さんがいたことで納得したと言っていた。
自分はエレキ演奏していたある日、クリスマスコンサートが終わってホテルの部屋に戻るエレベーターの中で、
金づちで殴られたような痛みに襲われ、そのまま意識がなくなる。
意識が戻ったときは病院のベットだった。
病名 くも膜下出血
死んでいたかも知れないが意識は戻った、しかし後遺症で車椅子になりIQも下がった。
リハビリは続いたが復帰は望めないかと思うことはあった。
車椅子生活は続き、今まで見ていた張り紙が見上げねば見られないところにあるのが、
分かり、もう一度普通の目線でみたいと思った。
リハビリ中随分年配のおじさんが、アンタの夢は何かね?と聞いてきた。
ちょっとムカついたと言っていた。
そのおじさんは、自分がリハビリを頑張っているのは、孫をこの手で抱きたいからや、と言った言葉に
ハッとしたとのこと。
張り紙を普通の目線で見ることや、もう一度エレクトーンを演奏することを目標に、必死にリハビリをした。
そして今の自分がいるとの話・・・・感動して涙ぐむ人は沢山いた。
奇跡のカムバックを遂げた渡辺さんは、渡辺知子一座を立ち上げ、3月6日にリバーウオーク北九州で演奏会を
しますとのこと。
スタッフはほとんど障害者かその家族で、聴覚障害者のために手話コーラスを取り入れ、衣装もカラフルなのに取り替える
と言っていた。
3月6日?私の記憶違いがなければこの日程だが、間違っていなければ良いが行こうと思う人はリバーウオーク
北九州芸術劇場に問い合わせて確認したほうがいいかも。
渡辺さんに陰ながらエールを送りたい!
だが、くも膜下は一度起こすとまたという可能性があるので、十分に気を付けて欲しい。
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