散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

あれ、今日は飲みに行くはずなのでは?

2014年10月16日 21時58分42秒 | 飲み歩き・琴似界隈
本日は札幌駅北口で某会合。終了後、飲みに行くのかと思いきや、皆さんの反応が悪い(私は積極的に行こうと言っている訳ではなく、大体黙っている)。次回の忘年会に向けて、本日は解散ということになったので、JRで琴似駅に移動。私個人としては、すっかり飲む体勢になっていたのだよね。

ということで、琴似の居酒屋「T」へ。少々寒かったので多賀鶴を燗してもらい、通しはもずく、蟹味噌豆腐。豆腐の上に乗っているのは、煮山椒だと思う。蟹味噌の濃厚なクセとの相性がいい。



この店で楽しみなのは刺身盛り合わせだ。本日は平目(多分)、マグロ、ししゃも、サンマ。先日もししゃも刺身を食べたのだが、サンマ同様、普通の店で食べられる時代が来たのだろうか。マグロは少し筋のある部位だったが、質は上々。サンマは最後に取っておいて、醤油に一味唐辛子を入れるスタイルで食べて見た。



次は全く方向性を変えて、鴨ロース煮。鴨の味に濃厚なタレが旨い。さらに刺身についていた山葵をのせるのも行ける。酒は天明純米五百万石を飲む。



締めに牡蠣炭火焼(産地忘れた…)。同じところから来た牡蠣でも個体差があり、手前のは貝柱の触感がはっきりしていた。奥のは炭の香りがいい感じについており、全体が非常にクリーミーな舌触り。これはいい牡蠣だった。



というところで一軒目は終了。団体客に出ていた、サンマひつまぶしがやけに美味そうだった。




20141013最近読んだ本

2014年10月13日 23時20分45秒 | 読書
■「売国妃シルヴィア グインサーガ134」宵野ゆめ
ケイロニア全土に危機が迫る。

■「日曜日の万年筆」池波正太郎
再読。

■「謎のあの店1」松本英子
普段前を通りがかったりしているが、どうにも入れない気になる店に突入するマンガ。私の場合だったら、2条食堂街かな。あの辺の店にはどうしても入れない。

■「旭川グルメマップ Vol.28」
旭川訪問時にキオスクで購入。旭川の何条何丁目というのも分かりにくい(私だけ?)ので、いいかも。

■「世界ぶらり安うま紀行」西川治

■「美術の北大展図録」
今回、展覧会に出品している以外にも、河合玉堂、久保守、繁野三郎、和田三造の作品を所有しているらしい。図録の巻末に、現時点で調査済みとなった164作品の一覧表がついているのだ。

以下、図書館の3冊。
■「マミちゃん(仮名)ばかりが、なぜモテる?」柴門ふみ

■「俺は駄目じゃない」山本甲士

■「エンジョイしなけりゃ意味ないね」朝倉かすみ

秋のカレー

2014年10月13日 13時09分16秒 | 食べ歩き
本日は大人しく琴似のカレー店「P」へ。メニューも迷わず季節のチキンとしめじのカレーにしよう。



写真を撮る前にチキンをほぐしてしまったが、結構なみなみと量がある。しめじはもちろんだが、えのきだけも入っていて、きのこの香りと歯触りをアシストしている。いつもの辛口を選択したのだが、今日は普段より少し辛い感じもした。直接投入できるスパイスを少ししか入れなかったのだが、最後には顔から汗がしたたり落ちた。

ご飯は大盛りにしたのだが、久々に見る大盛ごはんには少し驚いた。こんなに多かったっけ? といっても、カレーなら食べられるけど。



この後、山の手図書館はまだ棚卸中なので、西区民センターの図書室に行って帰る。天気はあまり良くない。

20141012最近読んだ本

2014年10月12日 23時44分59秒 | 読書
■「妄想女刑事」鳥飼否宇

■「眼鏡屋は消えた」山田彩人
8年間の記憶を失い、突然教師をやっていることに気がついた主人公。記憶を無くした頃に友人が死んでいたことを知る。その死の原因に納得ができないため、いまさら(本人にとってはすぐ直前の出来事)のように事件に関して聞き込みを始めるが…。

■「天命の扉」遠藤武文

■「ダークゾーン 上下」貴志祐介
謎の世界に放り込まれた主人公は、知人たちとチームを組まされ、将棋と戦闘ゲームをミックスしたようなルールで戦うことを強制される。敗北すれば消滅させられるようだが、勝利で果たして元の世界に戻られるのか。ルールの謎の世界の秘密を解き明かすことで、徐々にゲームの可能性が見えてくるところが読みどころ。面白い。

以下、図書館の3冊。
■「泥酔懺悔」
最初の二人があまり飲めない人だったのが、その次から恐ろしいまでの泥酔っぷりになる。山崎ナオコーラの一人でバーに行く理由が読ませる(これも泥酔話ではない)。

■「にょにょっ記」穂村弘

■「日本人には二種類いる」岩村暢子
1960年を分岐点に、生まれてからの経験が全く異なってきて、結果的に価値観が違ってくるという論。確かに太平洋戦争体験派と生まれたときから高度成長時代では違ってくるのかもしれない。その次に違ってくるのは、バブル時代を大人として経験しているか否かか、生まれたときからインターネットがあったかどうかになるのかな。

群衆の中の孤独

2014年10月12日 16時49分23秒 | 飲み歩き・その他札幌市内
明日も休みとあって、本日は2か月ぶりの「UH」へ。開店すぐに入り、何となくこれまで定位置としている席に座る。この場所はテレビ画面が見えないので、あまり人気が無いように思える。

飲み物はレモンサワー。通しは謎のフライ、鰯と大根の煮付け、ちくわと白滝の酢の物、スパゲッティサラダ。



レモンサワーは甘みがあまりなく、かなり酸味が効いており、私の好みの味だ。2杯目もレモンサワーにして、追加でくじら刺身を注文。これはまあ、解凍した味である。



どんどん客が来て、テレビではプロ野球中継。その中で誰とも話をせず、一人静かに飲む。


20141012ギャラリー巡り

2014年10月12日 16時29分17秒 | ART
10月11日に時計台ギャラリー→彫刻美術館ステーションギャラリー(別項)→旭川美術館(別項)。
今日はコンチネンタル→資料館→大丸→道銀駅前支店→大同→チカホ→北1条写真館→道新→大通→富士フイルム→500m美術館→市民→三越→スカイホール→さいとう→ivory→ARTスペース201→NEW STARの18か所。

■コンチネンタルギャラリー「WAVE NOW 2014」。
富原加奈子「風の記憶」:布地張りの立体なのだが、何となく寝椅子や自動車のような造形をイメージさせられる。タイトルからして、空気の流れから形作られた形なのかもしれない。
林亨「心を浮かべて(岩と水)」:塗り重ねた色彩に何か時間の経過を感じる。
伊藤彰規「紙の紙碑」:ティッシュボックスの上の部分を沢山張り付けたような作品。私にはそれぞれが違う世界へと通じる扉のようにも見える。

ギャラリー巡りの途中で札幌駅前へ。今日は終日素晴らしい快晴だった。



■地下歩行空間「北海道内学生企画展 アートに触れる2014」。
SHOTA FUJIMORI、KAZUHITO KODAIRA、SHUNEI SATO、NAKAHATA SHO「singing floor!!」:二条城の鶯張りをモチーフにした音の出る作品。



柏志保、河合裕美、嵯城彩友、高橋ゆうき、出村志織、箱田紗希、星真「プロジェクションマッピング(床への投影)」:子供のころに見た、火山地帯の溶岩の穴に人が落ちるシーンがある映画を思い出した。40年以上たったのに、どうにも記憶から離れないのだ。



瀬川綺羅「ものぐさの窓」:色彩と4層構造が面白い。



西村光智「Home Town」:故郷というより、家だけが並んでいる街である。



苛原治「2014 Self-portrait」「水分神」:上手いと言えばこの人か。

 

斜め向かい辺りでは、インターナショナルウィーク(だったっけ?)が開催されていた。

 

ロシアブースでは「クワス」の無料試飲があって、一度は飲んでみたいものだと思っていたので大喜びでつごうとした所、すでに品切れだった。ロシア人女性に「タブン、ホトンドナイ。マタアシタモヤッテマス」と言われてしまった。

■500m美術館「美術と建築、これからの札幌」。私、建築にはあまり興味が無い。
米澤隆「想像都市SAPPORO」:札幌を舞台に空想的な都市風景を描いたもの。建築的には裏付けがないが、こういう方が楽しい。



建築学生同盟北海道組「建築マップ」:一番古いのは1878年に建てられた時計台。紹介されているのはほとんど知っている建物ばかりなのだが、それ以外にないものなのか?



作品名、作家名はなかったと思うので、アート作品としての出品ではないと思うが、下の写真に写っているものは何なのか(意見広告?)。主催団体である「創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会」の意見なのだろうか?



現在、札幌市役所でも市民の意見募集中という時期に、随分、一方的な意見広告を掲示するものである。



■市民ギャラリー「学生美術全道展」。非常に高い表現力の作品もあったが、ある種のあざとさが目に付く作品もあった。
勝木那琴「さびたゆめ」:紫色の海と空、遠くの海岸沿いには遊園地。不思議な雰囲気。
斉藤杏奈「愛」:赤い背景に大木。そこに住むフクロウと木をつつくクマゲラ? 大作で思いっきりがいい。
秋元結以「悩みに沈む」:受験の悩みだろうか。壮絶な顔をしてひざ上まで水につかっている女子高生。将来、そんなに大したことではなかったことに気がつくから、大丈夫。

岩崎野乃香「おんなのこ」:お姉ちゃんの顔に見とれる子(こっちも女の子か?)。表情が上手い。
照井李彩「幸」:大いびきをかいて寝る擬人化されたライオン。布団のようにかぶさっているのは水牛か。面白い。
大坂望「かくれんぼ」:巨大な蕗の葉から顔を出す、鋭い眼の猫。葉っぱの虫食いが魚の形をしている辺り、細かい。

北林歩「夏の夜」:カラフルな金魚と放射状にのびる光。版画はモノトーンが渋いという全体的な雰囲気の中、カラフルでいい。
小西睦月「(D)evolution」:オタマジャクシとカエル男を繰り返す彫刻。

さいとうギャラリーの「べるぱぴえ 銅版画展」も面白かった。


3連休中日の贅沢

2014年10月12日 11時58分14秒 | 食べ歩き
本日の昼食は「S」寿しへ。連休中日とあって、少しいい朝食を取ろうと思っていたのだが、普段は日曜日も営業している焼肉店が開店していない。そのため、ランチメニューの掲示が無い寿司やさんに突入するという、勇気ある行動にでてしまった。

メニューを眺め、生ちらしの中では一番安い「小結ちらし」を注文(当然、この上に関脇・横綱…、さらにあったような)。比較の問題では安いのだが、ごく普通の人の昼飯としては高い…。私も涙を飲んで注文することとなった。



まあ、ものは旨そうである。上に乗っていたのは、イカ、イクラ、トビッコ、ホッキ、甘エビ、ハマチ?、タコ、カニ、マグロ、サーモン、玉子である。この中で旨かったのが、かなり厚みのある生ホッキ、鮮度のいいイカであった。最後に取っておいたイクラとトビッコでご飯をかき込むのが、またたまらないのであった。


閉店187

2014年10月12日 11時14分17秒 | 写真館

なかなか前を通らないので気がつかなかったが、西11丁目の焼鳥「I」が閉店していた。

昭和58年に営業を開始してから三十有余年、経営者老齢のため今年の7月に閉店したとのことである。3回ほど伺ったことがあるのだが、昭和の香りを残す焼鳥屋さんが、また1軒姿を消した。

5年ぶりの旭川(5)

2014年10月11日 21時51分04秒 | 飲み歩き・北海道内
実に旨い焼き鳥を食べ終わって、次はバー「M」へ。開店すぐに入ったのだが、先客が2名。最初はあまり考えずにジンフィズから。さっぱりした中にもジンのパンチが効いている。通しはちょっと凝った感じで、ラム肉(多分)のスープ煮が出された。バーでは珍しい通しだが、寒い旭川にはありがたいかも。

2杯目は「ウイスキーらしいカクテルを」とお願いしたところ、「竹鶴17年のマンハッタンにしましょう」と即答。ちなみに竹鶴アンバサダーをされているようで、ニッカ製品の品ぞろえも充実していた。そしてこのマンハッタンはもちろん力強い味。

さて、落ち着いてバックバーを見ると、何と瓶が6段になって並んでいる。またメニューを見ていても、めまいがしてくるくらい種類が多い。これはかなりの店だなと安心し、リラックスできた(すすきのでバーをやっているNさんの紹介だったので、間違いはないと思ってはいたのだが)。何だか飄々としたマスターも面白い人だ。

最後は「マティーニを。あまりドライじゃない方が好きです」というと、マスターは「うちは普段10対1くらいなんですけどね~」と言いつつ、ベルモットをビックリするくらい入れてマティーニを作っている。しかし、これが意外とバランスいいから驚かされるのであった。

ちなみに勢いづいて食べたハギスも非常に旨かった。ウイスキーを少々振りかけて食べるのだが、これがあまりにも味が合いすぎて、酒をかけている感じが全くしないのだ。

またこの店には来ることもあるだろう。


→実は店名が伏せ字になっていない。

さてすっかり酔っぱらって、旭川駅に戻る。スーパー宗谷に乗るのでちょっと心配になるが、何とか無事に座ることができた。

 

混雑する電車の中での宴会。途中でダウンし札幌まで爆睡。何か問題でも?

5年ぶりの旭川(4)

2014年10月11日 18時11分57秒 | 飲み歩き・北海道内
今回の夜の目的の一つは旭川で昼から飲める店(13時開店)「GN」に行くことである。昼飯を食べたので、さすがに13時からという訳にはいかず、16時半頃になって(←普通じゃないか)やっと訪問。先客は年配の方が5~6名。といっても常連顔で騒いでいる訳でもない。これはいい感じだ。

直前に結構歩いたので、喉が渇いてビールから。通しは100円で漬物が出るようだ。ちょっとつまんで焼鳥を待つ。



まずはかしわから。見た瞬間「もう少し焼いた方がいいのでは」と思ったのだが、実に浅はかであった。これでちょうどジューシーな焼き上がりになっているのだ。これ以上焼いては、パサパサしてしまうのだろう。あまりにも旨く、あまりにも食べやすいかしわを一瞬で食べつくす。



続いて写真がボケたが鳥もつと手羽先。最近、デカい焼鳥が段々辛くなってきているので、このサイズがありがたい。飲み物は焼燗にチェンジ。

 

タレ味も恋しくなって(ポーク)チャップと洋風つくね。チャップは「チャップ丼」というメニューがあるのが良く分かるわ。このタレ、どうにかして体に取り込みたい。洋風つくねはどの辺が洋風なのか分からなかったが、実に旨い傑作つくね。

 

最後にしいたけと軟骨(ムネ)であっさり締める。

 

昼から開いていて、一人飲みにもピッタリ(焼き物は1串から)で、さらに何と店の人の感じが実にいいという、超ありがたい名店であった。札幌はこういう店が無いだけでも、旭川に負けてるよ…。

 

隣の店も14時開店だったかな? 旭川はいい街だ。

5年ぶりの旭川(3)

2014年10月11日 15時55分51秒 | ART
■旭川美術館「水野美術館所蔵 日本画の巨匠たち」。こころ落ち着く展覧会である。
橋本雅邦「李白観瀑図」:李白が滝を見上げている実にすっとする作品。後からもう一度見に来たのだが、橋本雅邦は上手い。
横山大観「無我」:あの有名なと思ったら、3作あるようなのだ。展覧会に出品した「無我」の童子の顔に納得がいかず、もう一度筆を取ったと解説が書いてあった。
横山大観「浪高し」:これが朦朧体か。水色に白と薄墨の波模様。

横山大観「月」:自分が雲の上にいるかのような風景を墨の薄いにじみで描いている。
大観・観山「三保松原・三保富士」:観山の富士はまるで蜃気楼のような大きさと高さ。大観の這いつくばるような松林。間に同じタッチでかすかに描かれた波が、二つの屏風をつないでいるようだ。
西郷孤月「月下飛鷺」:月は木に隠れ、明るさのみで存在を示している。低空を飛ぶ鷺が、西郷の心境を表しているかのようだ。

下村観山「西洋婦人」:東洋と西洋が混在し、細かいディテールに入り込みすぎた危うい作品。17歳の時だから、それでいいのだけれども。
下村観山「宇治山」:一転して純和風の風景画。たらしこみで描かれた鹿や萱ぶき屋根がいい。
下村観山「獅子図屏風」:伝統的な狩野派の獅子と西洋風味が溶けあった屏風絵。

菱田春草「富士に龍」:朦朧とした雲の中に、驚くほどシャープな線で富士が描かれている。
菱田春草「雪中山水」:雪山を抽象化し、人物は傘で顔を隠したシンボル的表現で描かれている。
池上秀畝「盛夏」:カラフルな色彩にあふれる作品。描かれているのはソテツヤシか? 他に紫陽花、赤い花、黒い鳥。

上村松園「夏の美人圖」:緑の蚊帳(縁取りが赤)、帯の青と色彩が効果的。「あら、雨かしら」という女性の視線もいい。
上村松園「夕べ」:緑のすだれから姿をのぞかせる女性。襦袢? のチラリと見える赤が心憎い。
松林桂月「玉堂富貴錦鶏鳥」:一体このキッチュな鳥は何なのだろう。尾羽がコモドオオトカゲの模様のようだ。

堅山南風「横山大観先生」:自分で大観に作品を見せることができず、いやがる妻に持たせたところ、横山大観が「奥さん、堅山君に祝杯を上げろと言いなさい」とほめられたという作品。先生、確かにカッコよく描かれてますもんね。
山口蓬春「留園駘春」:留園は奇岩で有名らしいのだが、その岩の描き方がまるでキュビスムに見える。本当にこういう形の岩なのか。
児玉希望「烏鷺」:緑の中に白い鷺、雪の中に黒い烏。配色がダイナミック。

杉山寧「汐」:アイヌ文様を思わせる紺色に白い波模様。
横山操「赤富士」:鋭角の赤富士に金色の雲だろうか。いいじゃないか。



■旭川美術館「木をつかうくらし-3.木で味わう「食う寝るところに住むところ」」。

「灰皿」:何と木製の蟹の形をした灰皿。実用品なのか?
「儀式用スプーン コートジボワール ダン族」:持ち手が女性の体をした大きなスプーン。もてなし上手と認められた人のみが使えるらしい。
「ベッド」:2m×80cmくらいか。堅そうだが涼しいのかもしれない。寝て見たいベッドである。



この他にも街中で見かけた彫刻作品の写真を掲載してみる。まずは多田美波「座標」。高さが28mあるらしく、なかなか彫刻と気がつかない。



旭川西ロータリークラブ贈。



加藤顕清「婦人像・裸立」。



一色邦彦「鳥人譜」。ちょっと危ないかも。



木内禮智「手」。旭川といえば。



善本秀作「石狩の夏」。



山内壮夫「隼の碑」。



ザッキン「人間の森」。



加藤顕清「人間像・青年」「思惟像」。悩み系。

 

加藤顕清「男子座裸像」。細マッチョ系。


5年ぶりの旭川(2)

2014年10月11日 13時46分28秒 | 食べ歩き
旭川駅を出て、買物公園を真っ直ぐ進む。やはり札幌より寒い旭川の街角。どこか昭和の商店街の風景が残っている。



車がロータリーの中で停止したり、クラクションが鳴ったりで大変なロータリー(ラウンドアバウトではない)を経由して、旭川でここは外せない店、生姜ラーメン「M」へ。





この店、醤油、味噌、塩の3味にオプションでチャーシュー、バターなどもあるのだが、私は生姜ラーメン以外のものを食べたことが無い。ちなみに生姜ラーメンの場合は、味付けは自動的に醤油味ということになる。



久しぶりだけど、味は変わらないね。細めのメンマ、昔ながらのチャーシュー、今日はちょうどよい堅さだった旭川の麺も間違いないのだが、何と言っても生姜風味のスープだ。ピリッとした刺激、それでいて全体のバランスを崩さないスープが実に旨く、塩分量のことが気になりつつもすべて飲んでしまった。

そして生姜で温まった体で、旭川美術館へと向かう。寒い時の生姜ラーメンがやはりいい。

5年ぶりの旭川(1)

2014年10月11日 13時26分40秒 | ART
何と5年ぶりの旭川なのである。前回来たのが2009年の「山寺後藤美術館所蔵「ヨーロッパ絵画の輝き」」を見に来た時で、感覚的には2~3年前には一回来たよなと思っていたので、少々驚いた次第である。

そういうことなので、新しくなった旭川駅も初めて見るのだ。ちょっとヨーロッパの駅(一度も行ったことが無いが)を思わせるような、天井の高いすっきりした感じがする。



駅構内を探検すると、顔ハメ看板を3つ発見。



 

それから彫刻の街とあって、彫刻他の作品展示も多い。まずは神田比呂子「Le Lac(みずうみ)」。



江口週「繋がれたアーチ」。



平間正造「大雪山」。やっぱり北海道は大雪山だ。



若林奮「Daisy 3-2」(3は本当はローマ数字)。



小中高生が切符の形をしたものに夢を書いたウォールアートらしい。



安田侃「天秘」。



いけばなの小原流旭川支部が綿棒を12万本使って作成した作品。



それから、駅構内に中原悌二郎記念旭川彫刻美術館ステーションギャラリーが開設されているので、それを始めて見るのを楽しみにしていたのだ。静かな会場では中原の彫刻12点、絵画2点が展示され、他に荻原守衛、ロダン、堀進二が各1点、砂澤ビッキの作品が2点展示されていた。

砂澤ビッキ「カムイミンダラ」。幅3メートルくらいか、サイズに驚かされる。



砂澤ビッキ「樹鮭」。この形式の作品は幾つかあるが、幅2メートル近い巨大鮭。緑色がうっすらついているのが、樹木をイメージさせる。



駅だけでかなり興奮して時間をくってしまった。ちょっと腹が減った。昼食場所に急ごう。

今週のお勤め終わり

2014年10月10日 22時00分47秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
本日は会社のイベントがあり、午後はそれに参加。非常に面白い体験もしたのだが、あまり書くと会社が特定されてしまいそうなので、やめておく。

夕方から情報交換会という名の懇親会。社長に振り回されてバタバタしたため、飲み食いなし。大変残念だったのは、大皿に鹿の角の飾りとともに盛られた、シカのロースト。ちょうどいい赤みが見えており、あれだけでも食べたかった…。

ということで、お客さんを連れて急遽すすきのの「BZ」へ。落ち着いた店をということで、同僚のY君が教えてくれたのだが、結果的にお客さんにも喜んでいただいて、非常にいい店だった。

飲み物はビール、酒。食べ物は刺身(ツブ、マグロ、サンマ、しめ鯖、平目昆布締め)、出汁巻き玉子、仔羊炭火焼山わさび添え、わかさぎ天、ししゃも刺し、茄子焼きなど。出汁巻き玉子はたっぷり出汁を含ませると、ここまで美味しくできるのね、という感じ。仔羊はしっかり焼いた所に、山わさび醤油が実に合う。

それからししゃも刺しは「時期です」と言われたのだが、正直なところそれほど期待していなかった。しかし、刺身でも旨いもんだねえ。脂が全体にほんのりのって、非常に上品な味なのである。

というところで、今週のお勤めも終了。今日はバーにも立ち寄らず帰宅。疲れました。