散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

仕事の旅(7)福岡

2018年08月27日 22時36分13秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
外に出ると当然のことながらまだ暑い。次を目指して中州を東に渡るが、店が見つからない。そういえば検索したときに「移転」という文字があったように思えたので、もう一度スマホで検索した結果、中州を西に戻ることになった。



なんだかんだと汗だくになり発見したのが、屋台バー「E」である。幸い席は半分ほど空いており、一番隅の席に座り、モスコミュールを注文。



モスコミュールにはすりおろし生姜が入り、かなりホットな感じ。屋台であるから周りの景色が見えるのが妙に気持ちいい。客には海外の旅行者も来ているが、逆サイドにメイクの濃い北川景子風の美人がいるのが気になるなあ。

そして店には音楽も流れているのだが、私が来た時にかかっていたのが、なんと「天国への階段」(原曲とは違うアレンジになっていた)。旅先の屋台バーにふらりと入ったら、かかっている曲が「天国への階段」。これ、素晴らしくない?

2杯目はテキーラ+ソーダ+ライム。マスターが「このテキーラは日本人が作っているんですよ」と教えてくれた。少し雰囲気にも馴染み、楽しくなってきたところで、スマホを見ると、衝撃の「さくらももこ逝去」のニュースが…



ちょっとスピリチュアルに流れた時代もあり、困ったもんだとは思っていたものの、なんといっても私と同じ年なんだよなあ、さくらももこ。「ちびまるこちゃん」は同時代の話だから、共感度合いは相当あったからなあ。私も何しろ清水市までわざわざ行ったくらいだからなあ(実はもつカレーを食べるためだが)。

素敵なバーの雰囲気と同時代人の死を思いつつ、なんとも言えない気持ちになるのであった。

 
→場所は日銀福岡支店の前だった。

この後、ちょっとだけ酒などを購入し、ホテルへ。ホテルの部屋に戻るも、少し内省的な私である。

 
→私にとっては相当暑いのだ。このレモンサワーはドライで良かった。

仕事の旅(6)福岡

2018年08月27日 19時23分08秒 | 飲み歩き・道外(東京以外)
よし、街に繰り出そう。1軒目は太田和彦もお勧めしている居酒屋「S」だ。交通機関に乗るほどではなく、歩いて行けるのだが、さすがに歩くと汗が噴き出してくる。タオルで汗を拭き拭き、やっとたどり着いたが、そこには衝撃の表示が…。


→「しばらくの間お店をお休みいたします (店名)」と書いてある…

そうですか、理由は分からないが、しばらく営業していないようなのだ。頭を切り替えて、すぐ第二候補へ。割と近いと思っていたのだが、1キロ弱はありそうな距離だ。暑い中、歩く速度を抑えつつ、目的地に到着。

最初は店がどこにあるのかわからなかったのだが、なんとも狭い小路の先に店の入り口があるようだ。恐る恐る入って、腰をかがめないとは入れない入口から店に入る。まだ先客はいないようで、無事に入ることができた。





雰囲気のあるカウンター席に座り、この暑さだ、とりあえずビールを注文。そして、刺身のてきとう盛りというのがあるので、それを注文する。しばらく待つと、てきとう盛りが到着した。おっと、これは楽しそうな盛り合わせだ。



盛られているのは小フグ、生鯖、ヨコワ(マグロの若いの)、地タコ、クジラベーコン、アワビである。つけるのはポン酢と醤油(九州らしく少し甘い)。

全体的にまず歯触りがいいね。小フグはポン酢+もみじおろし+小ネギとの相性がいいし、鯖は生でありながら歯ごたえがしっかりしている。地タコもキュキュとした歯触りで、クジラベーコンは脂の入り具合、質がとてもいい。そしてこれには福岡の酒、玉ノ井を燗してもらって合わせる。やはり日本酒を合わせるしかないではないか。

で、タレと和えるので盛り合わせは無理だといわれたゴマサバをどうしても食べたい。別途注文するとかなり大きな鯖5切れにタレ、ゴマ、海苔などが驚くくらいたっぷりかかっている。



鯖の身をとり、ゴマを驚愕するくらいその上に乗せ、食べる。おお美味いじゃない。ワサビもたっぷり使ってみたが、タレとゴマもあるためそんなに辛さが感じられない。

この店、カウンターにはいろいろ大皿料理があるのだが、その中から非常に変則的な生ピーマンそぼろを注文。



どんなものかと思ったら、生のピーマンを四つ切くらいにしたものに、肉そぼろが乗っている。食べてみると、ピーマンは生のほうが癖が感じられないし(私は子供のころはピーマンが食べられなかったのである)、そぼろはピリ辛の味がついており、これは刺身とは違った意味で酒が進むね。

最後に玉ノ井の燗をお代わりして、おでんの餃子天と牛すじを注文。餃子天はさつま揚げの中に餃子が入っているようなものだが、餃子の皮のピラピラした感じが口にいい。牛すじはまだ柔らかく仕上がっていないということで、代わりのタンすじをいただいた。





これには辛子ではなく赤柚子胡椒がついていたが、素敵な煮込みの味わいで、なかなか良かったなあ。結構、酔い、そして腹も膨れてきて、まずはこのくらいにしておこうか。非常に良い品ぞろえの店だったが、値段もそこそこ行ったね。

仕事の旅(5)福岡

2018年08月27日 17時15分32秒 | 食べ歩き
さて、今週も仕事で旅に出た。前回の記事から番号が連続しているが、一旦札幌に戻ってからの別個の旅である。

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今日は昼から移動開始。昼食もままならぬまま、札幌駅から新千歳空港へ。ここで少し時間ができたので「H」うどんで昼食をとる。時間が遅くなったので、夜にひびかないように、醤油おろしうどん冷とコロッケを食べる。



コロッケはまだ温かく、衣もパリッとしているが、少々甘すぎるかな。パッと食べて飛行機に乗る。今日の飛行機はほぼ満席で、1時間ほど寝るが目が覚めてしまった。今日は福岡に行くため、飛行機の機上時間は2時間半くらいなのである。さすがに全てを寝ていくことはできないようだ。

福岡空港につき、移動開始。地下鉄までの間はほぼ冷房が効いており、外が暑いのだろうなという予感はするが、まだ感じられない。

地下鉄を天神で降り、とりあえずホテルへチェックインする。ホテルへの道の途中、雨がパラパラと降り出し、これは傘を差したほうがいいかなと思ったくらいのところでホテルに到着。しかし、チェックインをしている間に、驚愕するくらいの量の雨が降ってきた。これは出かけるのは無理ではないか…。



とりあえず部屋に移動し、持ち運ぶには重い荷物を出したりしている間に雨は小降りになってきた。いわゆる夕立のようなので、雨は上がりそうだ。一息入れてからロビーに降りると、雨は上がっていた。


→すごいデザインのビル。


→何とか雨は上がった。