散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

昼からグラッパ

2007年02月10日 16時12分19秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
本日もかなり歩き(8キロ)、そろそろ良いかと酒を飲むことにした。札幌駅の酒が飲める飲食店街があった場所は改装中、どうやらアイリッシュパブができるらしい。私はアイリッシュパブも愛するものではあるが、これだけ大きな駅構内にそれらしい一杯飲み屋が無いというのも寂しい話ではある。

で、アスティ45に行き、定食兼飲み屋へ。ビールセット(ほろ酔いセットとも言う)を注文。まずビール、ポテトサラダ、カツ煮を注文した。





カツ煮の甘辛味がたまらない。2杯目は会津若松の酒「宮泉」。ちょっと辛口すぎるが、さっぱりした味。昼酒はこの位が良いと思いつつ、地下鉄で移動。ワインを買わねばと思っていたので、山の手のワインショップ「M」に初めて行ってみた。

ワインは全部ワインセラーの中に入っており、やや緊張しながらセラーへ。シャトームートンロートシルト等のとんでもない銘柄も無造作にあるが、値段で2000円台の白ワインを選んだ。セラーの外にあるのがモルト、グラッパ、マール、カルヴァドスとたまらない面子で、かなりの品数が揃えられている。

こちらも高いものは2万円超であるから、特価品のカルヴァドスを買うことにした。18年熟成の良い品だが、ボトル不良(中身は問題ない)があるため、半額近くの安価な値段なのである。

この2本を買い、カウンターに向かった私にさらなる試練が訪れた。この店は味見というか試飲と言うかができるのである。若い店主に「何がありますか」と聞くと、「お好きでしたら、ウチはロマーノ・レヴィでしょう」とボトル2万円超のグラッパを勧められた。大体この価格だと、バーで飲めば2000円くらいだろうか、しかしここでは気持ち多めに注がれたものが1000円、涙物の特価である。

昼から飲むグラッパは多分ハード過ぎる気もするが、しかし旨い。安いグラッパは時に寂しい味がするのだが、これはとてつもなく良い香で味がジンワリと舌にしみこんでいく。少々酔っ払い、足元に危険を感じつつボトルを持って帰るのであった。

20070211追記
購入したカルヴァドスは実によかった。最初はリンゴの風味で、段々にお菓子的な甘さが感じられてくる。夜ゆっくり飲めば至福の味かと。

おでん?

2007年02月10日 14時46分37秒 | 写真館
どなたかのブログで見てとても気になっていたのだが、私も見ることができた。現在、解体工事中の旧北洋銀行本店(というより拓銀本店と言いたい所だが)の壁に謎のラクガキ? があるのだ。

写真では見えにくいかも知れないが、どうみても「チビ太のおでん」ではないか。誰がいつどうやって書き、なぜ消されなかったのだろうか。それもまもなく消えるのだが。

20070210ギャラリー巡り

2007年02月10日 14時43分57秒 | ART
本日は人ごみをなるべく避けつつ、近美→札幌市資料館→コンチネンタル→市民ギャラリー→アートスペース→さいとう→セントラル→大通→時計台→たぴお→富士フォトサロン→紀伊国屋の12箇所。

近代美術館「ペルシャ文明展」。私は古代のものでは非常に細工が細かいものか、巨大なものが好きなのである。そういうスケールのものは民主主義の世の中でも生まれないことはないが、強大な権力者がいるときに、まま生まれるものである。それを楽しみにしていたのだが、その点ではちょっと寂しいかな。鉄像に見えるほどの精悍な石灰岩の像「マスティフ犬」、足先だけで幅50センチ、どれほどの巨像であったのだろうか「ライオン像の足」などが目を引いた。

コレクションギャラリーでは作品をカルタに見立てた「かるたdeこれくしょん」。滅多に見ない作品が出ていてよかった。
○エルミーヌ・ダヴィッド「ロンシャン競技場でのゴールイン」:初見かな?
○小谷博貞「春卵」:まだギリギリ具象な感じ
○岩橋永遠「土」:まだ暗い中、筍の生命感が光る
○タイガー立石「ピサ」:奇妙に気になるピサの斜塔の変化
○俣野第四郎「静物(1)」:静物画の中、壁にかかる写楽が目立つ。

2階「日本のグラス・アート」もパンフにカラーの作品写真が載り、意欲的な紹介。

コンチネンタルギャラリー「はしどい展」。身近な感じの女性像が目に付く。竹澤佑里「群青に染まる」、山本頌子「みち」といったあたり。

市民ギャラリー「道都大学卒業制作展」。版画作品の連作物はなかなか。

アートスペース「白土会展」。坂本輝行、夕張探訪のスケッチが4点。

さいとうギャラリー「刈谷健太個展」。なんだか気になる画風だ。「森迫暁夫イラスト版画展」もぎっしり書き込まれたポップな感じ。

セントラル「札幌大谷高等学校美術科卒業制作展」。技術的にはともかく、かなり意欲的な作品多し。大学生でも見習うべき所あり。

時計台「道都大学学生作品展」。吉田誠「春を待つ」は大木の前に佇む女性。もう一人、印象的な女性を描く山田剛弥「E・R・I」。「道教大大学院美術教育専修修了制作展」。少々ファンタジーイラスト調だが物語りを感じる笹森衣里「配達」「パレード」、昔より人が人らしく感じられる山川彩子「記憶」など。

富士フォトサロン「自然の脈動 響」。自然を撮った写真展だが、かなり意外な景色も多く、なかなか。

※今日の感想は所々偉そうでスミマセン。

新しい蕎麦屋

2007年02月10日 12時14分01秒 | 食べ歩き
本日の昼食はちょっと気になっていた新しい蕎麦屋さんへ。店内に入ると客はいなかったが、まあそれは決して悪いことではない。酒はやめておき、特製たぬき蕎麦を注文。

蕎麦に揚げ玉、煮卵、かまぼこ、キュウリ、のり、かつお節が乗った、まあいわばたぬき蕎麦だ。つゆはかけて食べるもよし、もり蕎麦風につけて食べるもよしと言うことだったので、つけて食べてみた。うーむ、ちょっと蕎麦が弱いかな?

看板に蕎麦・酒と書いてあるのだが、酒はワンカップ。最近流行の風潮で、いろいろな種類がそろえてあるのだが、私はどうも飲食店における銘柄ワンカップ酒に疑問を持つのである。その疑問は単純に値段のことであり、確かに原価率から考えると500円~600円取るのも仕方ないのかも知れないが、ワンカップのあり方としてもっと気軽に飲めるものじゃないかなあと思うのだ(え、私が貧乏性なだけ?)。