散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20070221最近読んだ本

2007年02月21日 00時01分37秒 | 読書
「神の物々交換」荒俣宏
あとがきで、荒俣氏が世界各国を旅するこぼれ話が書いてあるのだが、トータル200万円以上の盗難にあっているのだそうだ。彼の浮世離れは凄いものがある(再読)。

「続男のウンチク学」古谷三敏
再読。

以下、図書館の5冊。
「関西美術館・博物館ガイド」アミューズ
京都に行くためにぼちぼち。

「すぐわかる骨董のあつかい方」細矢隆男
私は骨董こそあまり見ないけれども、陶芸の展覧会では特に酒器に興味がある。しかし、これを買いだしては地獄への一本道。絶対に購入しないようにしているのである。従って、扱い方も知らなくても良いのだ。

「歴史地図本知って訪ねる京都」歴史探訪研究会
歴史的背景を知っているにこしたことはないが、残念ながらそこまでじっくり京都の町を見る予定はない。

「恐竜の謎」平山廉、小田隆
恐竜の分野こそ、私が子供の頃から大きく変貌しているのかも知れない。まず「ブロントサウルス」という名前は、同じ種族で先に発見・命名されたものがいたため消滅しているのだ。それからパキケファロサウルスという頭骨がとても分厚く、オス同士で頭突きで勝負していたと言われる恐竜は、首の筋肉が弱くとてもそんなことは出来なかったらしい(私はすっかりそう覚えこんでいるのである)。

また、ジュラシックパークは琥珀に閉じ込められていた蚊が吸っていた恐竜の血からDNAを取り出して…、と言うストーリーであったはずだが、恐竜の時代にはまだ蚊が発生していないらしい。また隕石による恐竜絶滅説も決して確定説ではないと言うのだ。いやいや、良く分からないものだ。

「地震と火山の100不思議」神沼克伊他
いきなり日本の「地震予知研究計画」というのは、地震の予知を目指しているものではなく、「予知の可否を研究」するものなのだそうだ。また「東海地震」が近い将来起こるかも知れないといっても100年、200年先かも知れないそうだ。科学的には頷けることなのだが、あまりの言い訳に「地震ヤクザ」という言葉すら思い浮かぶ、腹の立つ本。