HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

一瞬

2011年04月08日 | Weblog
4月8日(金曜)

去年の今頃は、桜の時期を楽しむ余裕ががなくて少し後悔したので、今年は「今年の桜」をしっかり目に焼き付けようと決めて、朝の通勤時間に少し早く起きて、歩けるときは四ツ谷からニューオータニの辺りまで伸びる土手の上を歩くことにしています。

今朝、舗道に桜の花びらが散っていました。

この一瞬に、別れの時が近いと心の中で悟るのです。始まりの終わりのような終わりの始まりのような。人生はこういう事象の連続なんだと思います。一期一会でもあり、同じ人と同じようで違う新しい何かを翌年も見たいと願う一瞬でもあるような気がします。僕はベンジャミンバトンという映画を見て、あまりに切なくて号泣した男ですが、桜の花びらが散るさまを見るときに込み上げてくる感情ととても近いものを感じたからなのです。

昨晩の地震は事務所で感じました。下から突き上げるような感じの地震に、今日も会社に泊まらないといけないかと焦りましたが、幸いにも大事に至らず。

被災地の方々が早くゆっくり体を休める日が来ることを祈らずにはいられません。
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1 コメント

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Unknown (K1)
2011-04-09 16:31:34
もう桜が咲いているのですね。200kmの距離は季節も半月以上の違いがあるんだあ。日常生活は被災した建物や道路以外は普通に戻りつつあるのです。ですが・・放射性物質がこの土地の人々の歩みを止めています。FUKUSHIMAが世界的に有名になってしまっている悲しい現実。ここで暮らしている人々が何か悪いことをしたかのような風評が、季節の移ろいを感じさせないほど冷たい風に感じています。東北人はそれでも激しく怒らないんですねえ。速くこの事態が収束するよう祈っています。少し弱音を書いてしまいました。
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