HIROの周辺

日々の暮らしの出来事をスナップ形式で切り取っていこうと思います。FC東京の事、登山の事も含めて。

2024年 ハイキングクラブ 夏合宿 南アルプス・白峰三山 2/4

2024年09月09日 | ハイキングクラブ

9月6日(金)

8名団体は人数がちょうどいいのか、

8人個室の部屋を割り当ててもらいました。

4:30に朝食です。

朝食を終えた頃に、朝焼けが、北岳を赤く照らしていました。

できる事ならもう一泊したいくらい快適な小屋でした。

小屋の名前にもなっている御池の脇を歩くとすぐに、草すべりの登り分岐。

朝一番の身体には堪える600m以上の急登の始まりです。

のっけからの登りはきついものの

太陽が昇って、我々を照らし始めました。

途中短めの休憩を挟みながら、息を整えます。

稜線まではまだまだありそうです。

ようやく草すべりが終わり、とはいえ稜線まではもう少し。

2時間強でようやく稜線に出ました。

仙丈ヶ岳は、こうやってみると本当に存在感がありますね。

すぐその先に小太郎分岐。

甲斐駒ヶ岳の白い勇姿が美しい。

去年登った甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳から眺めていた

北岳に今日は登るなんて、感慨ひとしおです。

肩の小屋の手前の分岐。肩の小屋まではもう少し。

我々が歩く左手には富士山の勇姿。

右手には、仙丈ヶ岳にも届きそうな、我々の長い影。

小太郎山分岐点から、約30分で肩の小屋に到着です。

ミーハーですが、やりたかったのです(笑)。

ちょうど3,000mにある肩の小屋で小休憩し、

小屋に別れを告げて、念願の北岳に向かいます。

北岳山頂までは40分弱との事でしたが、

地味に登りが続きます。

両俣小屋への分岐まで来ました。

頂上まではもうすぐです。

北岳頂上にいる登山者の姿もくっきり見えてきました。

ついに北岳(3,193m)に到着。

富士山に次ぐ、日本第二の標高を誇ります。

 

ようやく念願の北岳に登頂出来ました。

感慨もひとしおです。

白峰御池小屋で作って頂いた昼食用のおにぎりはおいしかった。

風もなく、快晴の北岳頂上からは、鳳凰三山や

中央アルプス、その先の北岳までもがくっきりと見えました。

そして、遠くに富士山に見守られている以外は、

全てこの山頂の下にあるという絶景。

感無量です。

後ろ髪を引かれながら、今日の宿泊地である北岳山荘に向かいます。

がれ場の下りが続き、

北岳山荘が見えてきましたが、これが結構遠い。

それでもなんとか北岳山荘に到着。

チェックインを済ませ、外の絶景スポットは座る場所が無かったので、

まずは受付前のテーブルで乾杯。

どんなに疲れてへばっても、

これを飲むとプラスマイナスゼロになる、魔法の飲み物です(笑)。

その後、缶ビールを数本飲んで、南側のテラスに移動。

富士の勇姿を眺めながら、夕飯の時間帯まで

ゆっくり談笑しました。優雅な時間だ。

満席の食堂は、2回転の夕飯の時間。

朝一番の急登は疲れましたが、

念願の北岳に登れた事と、

稜線の素晴らしい景色に驚嘆しました。

 

パーテーションで仕切られた大広間は、30名程が寝れます。

それ以外にも小さな部屋がいくつもあります。

20時の消灯まで布団の上で横になっていましたが、

伝家の宝刀、イヤーウィスパーを装着したら、即爆睡。

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