豊里大橋は大阪市で最初の斜張橋で、菅原城北大橋の上流側にあるシンプル
で剛直な感じのする橋梁です。
平田(平太)(へいた)の渡し記念碑は、淀川両岸にあるため豊里大橋を往復
しました。(2020.02.03)
豊里大橋の手前に大宮神社がありました。
大宮神社の拝殿
右岸にある平田の渡し碑 碑側面の文字は次のように…
"この地は丹波地方や大和地方への交通の要地で、淀川両岸は渡船で
結ばれていた。江戸期には淀川上下の川船改め番所があり、平田番所
の渡しともいった"
ワイヤーの本数が少なくシンプルな構造です。
淀川左岸太子橋側にも「平太の渡し跡」がありました。(こちらは平太)
橋に銘板がありました。独特の字体で読みにくいので文字起こしをしました。
橋梁概要 (主橋梁)
型式 3径間連続斜張橋
スパン割 80.5mx21.6mx80.5m
幅員 車道7.5mx2 歩道1.5mx2
主桁 台形箱桁(下幅7m高さ3m)
塔の高さ 橋面上 32m
ケーブル プレハブパラレルワイヤーストランド(PPWS)
完工 昭和45年3月
”従来の撚り線に替えて、直径5mmの素線154本からなるストランド
16本を1本に束ねたプレハブパラレルワイヤーストランドが使われた”
(関西の公共事業・土木遺産深訪 豊里大橋より)