箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

夏山トレ・六甲東尾根縦走路から芦屋川

2023年06月23日 | 六甲山系
夏山に向けて宝塚~六甲東尾根縦走路~一軒茶屋を経て、芦屋川まで20kmを
歩いてきました。(2014.06.22)


阪急宝塚駅からすぐ武庫川を渡り、そのまま小川沿いの車道を進みます。
塩尾寺に続く車道は避け短絡登山道を行くと、えんぺいじ休憩所です。
塩尾寺の登山口からいよいよ六甲東尾根縦走の開始です。 

今日はあいにくの雨模様、午後からは曇りとの予報なので出かけました。
ここ大谷乗越までは緩やかなアップダウンでした。 

県道R16までの中間点の船坂峠、今まで見なかった清水谷道の道標がが…
清水谷道は、山口町のバス停「舟坂」まで続いています。
ここから一軒茶屋まで距離は短いですが、急登が3箇所ほどあります。 

車道を15分程歩くとやっと一軒茶屋、12時を30分過ぎての昼食です。
雨も止み下り道は快適に歩けそうです。 

七曲りを経て一旦住吉川源流に下り、雨ヶ峠に登り返しました。
トレーニングだと黒岩谷西尾根から東おたふく山を通るのですが、
今回はパスしました。(尾根道崩壊、工事中要確認です) 

横池に睡蓮が咲いているとのことで立ち寄ってみました。
湖面の7割ほどは睡蓮で覆われており圧巻でした。 

睡蓮のアップです。(全て白花でした) 

風吹岩の下の鉄塔から見たロックガーデン
右手前から左上に落ちる窪みは地獄谷、ザイル不要の沢登りが楽しめます。 

高座の滝横にある護摩堂
しっかりした道のあるロックガーデンを通って降りてきました。
 

スイカズラ、花は白色から黄色に変わります。
焼酎と氷砂糖で漬けると、家康が愛飲したという忍冬酒になるそうです。 

ウツギ(アジサイ科ウツギ属)
ちなみにニシキウツギは、スイカズラ科タニウツギ属で科が異なります。 

ヤマアジサイ(ではなく、調べてみるとコアジサイ)が雨にしっとり
濡れていました。
コアジサイはガクがなく、ヤマアジサイは薄紅色のガクがあるようです。 




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六甲山頂のコブからは北面180度のパノラマでした

2023年06月21日 | 六甲山系
宝殿橋BSから六甲山頂に登り、魚屋道を有馬温泉に下ってきました。
(2019.06.13)
六甲山の山名標柱のある広場からは、成長した樹木に遮られて展望はあまり
よくありませんが、北に向かい下りにさしかかりところを左に上がった2m
ほどのコブからの展望は抜群でした。


阪急芦屋駅から山口営業所行きのバスに乗り、芦有DW宝殿ICにある
宝殿橋BSで下車しました。 

R16明石神戸宝塚線を登ってゆくと奥池に通じる道がありました。
近いうち歩いてみたいと思います。 

さらに車道を登ってゆくと、左に赤い鳥居があり笹の山道を登ります。
ここは西宮市と芦屋市の市境です。 

石宝殿に着きました。この階段から上は進入禁止です。 

鉢巻トンネルを通らず旧道(廃道)を歩いてみました。
神戸市と西宮市の境界標識があり、ここは白水尾根の入口となっています。 

一軒茶屋、多くの登山客でにぎわっています。 

六甲山の山頂、この左に展望の良い「コブ」がありました。
下のパノラマ写真はこのコブから…北方面180度の展望がありました。


 左端は六甲ガーデンテラス


 多紀アルプスがうっすらと映っています。
今日はもやっていて見通しがよくなかったです。 

1~2年前紅葉谷を下ったときは通行止めのため、真っ直ぐ有馬温泉
に行けず、一旦炭屋道を登り最後にひと苦労したことを思い出しました。
2014年11号台風から5年、復旧のメドは立たないのでしょうか?




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三度目の裏六甲・石楠花谷を歩く

2023年06月14日 | 六甲山系
10年程前に登った石楠花谷は、テニス倶楽部から谷に入ったところで入渓、
釜滝(と思う)をシュリンゲを使いなんとか突破したことを思い出しました。
今回は、石楠花谷を渡り林道コースを歩きました。(2016.06.10)



テニス倶楽部の手前にある案内図

きれいなテニス倶楽部のハウス、突き当たりの左端から谷に降ります。

林道が谷に出会ってすぐの小滝
沢登りを楽しむなら、谷出合いからすぐに入渓するのがいいと思います。 

案内板もテープも要所にあるので、注意して歩けば迷うことはありません。 

道標、安心します。 

ハイキング道を歩いたため、大きな滝には会えませんでした。 

上流から見た滝(ナメ滝)、ロープ場が4箇所ほどありました。

  
梅雨入り宣言があったのに、好天続きで滝もしょぼくれています。 

地獄谷西尾根に合流しました。 

先日来たダイヤモンドポイントにまた来ました。 

丁字ヶ辻
バスが来たので軟弱な「山人」は、冷たいビールを求めて車上の人に…


 

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六甲横断3の3・アイスロードは復旧していました

2023年06月04日 | 六甲山系
丁字ヶ辻から最も早く下山できるコースとして、アイスロードを下ることに
しました。(2016.06.02)
後で分かったのですが、2014年の11号台風の被害で最も普及の遅れたのが
このアイスロードだったようで、今年4月末に開通したそうです。


六甲横断3コース全体 拡大

前ヶ辻の下山口

この階段を下ります。 

キイチゴの花がたくさん咲いていました。 

沢の合流点に架けられた鉄製階段
崩れた登山道の修復工事、法面の新設コンクリート打ちなどかなり規模の
大きなものでした。 

休憩ベンチで一休み
明治の中期、山頂で作った天然氷を運び降ろす人も、この辺で体を休めた
ことでしょう。 

表六甲ドライブウエイ下のトンネルを潜ります。 

この橋を渡って、ドライブウエイはもうすぐです。 

ウリボウのかわいそうな姿、道路に近いので車に跳ねられたのかも… 

新六甲大橋北の交差点にあるモニュメント
六甲牧場にいざなってくれているようです。 

六甲ケーブル下駅に下山
市バスに乗り込んで阪急六甲駅に向かいました。


 
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六甲横断3の2・水晶山からダイヤモンドポイント

2023年06月03日 | 六甲山系
大池地獄谷を撤退したので、地獄谷西尾根に変更しました。(2016.06.02)
行きたかった水晶山に行くことができて、ダイヤモンドポイントでの山座同定
も楽しめて、それなりに良かったです。


地獄谷堰堤から撤退、西尾根分岐まで戻ってきました。
思い直して水晶山に登ることにし、ここから尾根を登ります。 

尾根からの丹生山系のパノラマ、写真3枚を連結して邪魔な立木を消去 

地図上の水晶山(P710)は笹の中で、山名板もなく展望もありません。
ダイヤモンドポイントに向けた次のピーク(P720)に水晶山と刻んだ石標が 

ダイヤモンドポイントまでが地獄谷西尾根でしょうか?

案内図、助かります。 

深紅のタニウツギ 

純白のウツギ、同じウツギでも属が違います。 

ダイヤモンドポイントから丹生山系、北摂のパノラマ 

記念碑台に向かう道、舗装道路のよう 

左の大池地獄谷から登ってくる予定でした。 

丁字ヶ辻BS、5分 間に合わず! 仕方がないのでアイスロードを下ります。 



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六甲横断3の1・大池から地獄谷撤退

2023年06月02日 | 六甲山系
十数年振りに大池地獄谷(裏地獄谷)に出かけました。(2016.06.02)
結果は第4砂防ダムの上流が水没して登山道が無くなっていたので撤退しました。


神鉄大池駅です。 

住宅地最後の道標です。 

神港グラウンド入口の案内図です。 

阪神高速の下を通ります。 

大池地獄谷を渡ります。
伏流水になっているのか、ほとんど水流はありません。
向かいの登山道を行きます。ゴロ石の川は歩く気がしません。 

案内図です。 

西尾根に向かう分岐に注意看板がありました。とりあえずダムまで行くことにしました。 

小滝が現れました。 

今回は沢登りでないので登山道を行きます。 

釜をもった滝の向こうに第4砂防ダムが見えてきました。 

ダムの上まで登り、階段を降りようとすると、そこは池になっていました。
(白いところが水面です) 

引返してよく見ると巻道がありました。木の根をつかみなんとか登りました。

 
そこを下って越えようとしましたが、急降下のザレた斜面で危険を感じたので、ここで断念しました。この上が面白いのに残念です。
水晶山に変更して分岐まで引返しました。 





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夏トレ・六甲の芦屋地獄谷から万物相を歩く

2023年05月23日 | 六甲山系
夏山トレーニングで、六甲の芦屋地獄谷から万物相を歩いてきました。
(2016.05.22)
このコースは人気があるようで、夏日の気温で天気も良く多くの登山者
で賑わっていました。


阪急芦屋川駅からおなじみの高座の滝に向かいます。
高座の滝を右に見て階段を登り、すぐに堰堤に降りればもう地獄谷です。 

案内図には中級と書いてありました。ホールドはしっかりしてるので
危険はなく3点支持で注意して登れば問題ありません。
滝の水量は少なく少し靴が濡れた程度でした。 

小便滝で地獄谷は終わり、右側に少し入った所に案内図がありました。
右に折れてAケンに向かいます。 

Aケン尾根から中央稜の眺め
手前中央がBケン、右上がCケン、左上がピラーロック(万物相)? 

Aケン尾根を振り返ります。この尾根はすっきり尖っていい感じです。 

ピラーロックからAケン越しの市街地、ロックガーデンでは望めない風景
何度もルートを変え、アップダウンを繰り返してトレーニングしました。 

残っていたモチツツジ 

ピラーロック(万物相)に到着、この奇岩はやはり万物相の呼び方が似合います。 

万物相を下ったところにある案内板

中央稜を経て風吹岩に


風吹岩からは金鳥山方向に、魚屋道から会下山遺跡を通リます。 拡大

会下山(えげのやま)遺跡の入口に下山しました。 



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六甲の新穂高とシェール槍に登る

2023年02月22日 | 六甲山系
六甲山でアルプスといえば、須磨アルプスが有名ですが、隠れたアルプスと
いわれるものに、地獄谷東尾根のさらに東にある岩付の痩せ尾根があります。
今回はアルプスの名にちなんだ新穂高とシェール槍に久し振りに再会して
きました。(2013.02.17)


神鉄谷上駅の東端にあった案内板
「炭ケ谷から六甲山牧場 六甲山牧場まで2時間」 とあります。

谷上駅と花山駅の中間点に「ハイク道」の道標が…炭ケ谷の入口です。
名前が示すように炭焼き窯が点在していたようです。 

炭ケ谷の源頭、十字路になっており右烏帽子岩、左双子山今回は直進
(少し左寄りの下り道)してまむし谷に向かいます。
すぐに林道になり、右に行くと石楠花山です。 

林道を直進して少し行くと西六甲DW、DWを南下するとかわうそ池に 

シェール道を下って徳川道出会いに

新穂高の入口、鉄塔巡視路の案内板があります。
(徳川道を横切る小谷のすぐ手前を左に入ります)
岩の多い細い急坂を登ると鉄塔があり、この辺から西の展望が開けます。 

左遠方が淡路島で、中央に明石海峡大橋の橋脚鉄塔が2本見えます。
ピークを過ぎて急降下して道なりに登り返すと新穂高です。
山名板もなく展望もないヤブ山です。 

振り返って見る新穂高

再び徳川道に戻り穂高湖堰堤に向かいます。

堰堤から少し登るとシェール槍の入口になり、岩場を登るとすぐに
シェール槍に着きます。先ほど登った新穂高も見えます。

 振り返って見下ろした穂高湖 

ダム湖周遊道から自然の家前を通ると杣谷峠です。
杣谷は結構岩道が多く歩きにくかったです。
杣谷堰堤では土砂排出工事をしていてコースが変わっていました。
途中大きなツララを見ながら護国神社に下山しました。



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元旦に行けなかった東六甲・行者山東観峰に登る

2023年01月02日 | 六甲山系
阪急逆瀬川駅からのバスは時間的に利用できないため、約50分の歩きが必要
で登山の時間を入れるとちょっと無理だな、と思ってあきらめました。
それで2日昼に「ぐるっと初詣パス・500円」を使用して、阪急逆瀬川駅~
逆瀬台センターBSに向いました。(2018..01.02)
青葉台コースは急登や岩場があり、ご来光を見るためには少し危険かなと思
いました。
 
阪急逆瀬川駅からバスに乗り終点逆瀬台センターBSで下車
山側に歩き突き当たりを右に山裾を歩くと最上部のあたりに「行者山
ハイキングコース青葉台口」の道標があるフェンス開口部に着きました。 

早速おなじみの丁寧な地図がありました。
これから登るコースの要所にはこの地図と現在地が表示されているので
安心です。 

里道を緩やかに辿るといきなりダムを巻く急登に
ロープがあったので楽に急登をクリヤしました。 

このコース最難関の岩場
ザレ道ではなくフリクションのある岩なので、達者な人は一気に登れます
が、私はロープを掴んで注意深く一歩一歩慎重に確実にクリアしました。 

立派な道標
白色、黄色、青色、赤色などコースにより分かれているようですが、
その違いは分かりませんでした。 

台風21号で荒れた山道は写真のように、倒木の処理がなされ歩きやすく
なっていました。歩いた全ルートを通じてきちんと整備されていました。
地域のボランティアの方に感謝します。

尾根道に入るとこのような自然林のプロムナード 

東観峰南テラスから見る岩倉山(右・反射板がある)の展望

行者山東観峰に到着、狭いです。
展望はいいですがご来光を観るために大人数で来るには不向きです。 

北摂の山から宝塚方面のパノラマ

六甲のパノラマ

行者山東テラスより見る六甲山前衛甲山の展望

シダのあるいい雰囲気の道

行者山に到着、東観峰からは少し下って登れば難なく着きます。
ここからの展望はありません。 

行者山ー六甲縦走路方面ーゆずり葉台口の三叉路

ゆずり葉台口に下山
ご来光を目的に東観峰に登るなら、時間はかかるがゆずり葉台口から登り
光ガ丘口に下山するのが無難かなと個人的に思いました。 



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西宮・北山公園の巨岩を歩く

2022年12月13日 | 六甲山系
阪急夙川駅から甲山行きのバスに乗り神園町を過ぎるあたり、車窓の東側に
累々と重なる岩が気になっていました。
北山公園を歩いてこの巨岩の存在を知りました。
ボルダリングの聖地として有名だそうです。(2013.12.12)


阪急バス甲山線に乗り、柏堂町(かやんどちょう)BSで下車

植物園内の北山山荘
"市政60周年を記念し、故木村吉太郎氏の寄付を受けて建設された優雅な数寄屋造り
の山荘。北山杉や紅葉が見事な日本庭園もあり、北側の谷間から流れる滝が風流です。
金・土・日は庭園を開放しています。(10:00~16:00) 見学無料"
北山緑化植物園HPより  

植物園北側の遊歩道にある案内図

北山池の花見(桜)広場にある東屋

北山池、南北に3段に分かれています。 

池の西側の展望台からの阪神間の眺め

南側の池から見るエレファント岩、なんとなく岩の中央部が象の鼻に見えます。
この北側に数多くの巨岩があり、数多くのボルダーが訪れます。

この岩の壁を器具なしの素手で登るらしいです。
阪神間ではボルダリングの聖地として有名だそうです。 

二つ上の写真の尖った岩、裏側から横の巨岩の上に登って撮っています。

銀水橋に下る池の下の将棋岩、ほぼ垂直の岩です。
経験者は道側の面を容易に登る、というよりか"へつって"ゆきます。  

銀水橋(越木岩神社北BS)に下ってきました。 



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