このところの新型インフルエンザ騒ぎで、11日から10日間ほど行く予定だったオーストラリアのゴールドゴーストへの旅行をキャンセルした。
オーストラリアではブリスベンで感染者が一人出たとのニュースがあったが、それよりも、いろいろな国からの人が集まる空港や、10時間ほど密室となる飛行機の中での感染が懸念される。病気自体はたいしたことなくても、周囲の人に大きな迷惑をかけることになると思うと、とくに今でなくてはならない旅行なので、キャンセルした。
宿泊も1泊分取られたし、フライトはバーゲンで買ったので返金なしだった。自分たちや親戚の歳を考えると、今後は、フライトを直前までキャンセルや延期可能なものにしようと思う。
医者の話では、飛行機に乗り込んで検疫を行っている人などは、毎朝、予防のため、タミフルか、リレンザを飲んでいて、我々も十分な量をもらえるが、予防のためなので保険適用外になるとのことだった。ネットで見ると、1カプセル1300円程度だから、(キャンセル料に比べ)高いものではない。
しかし、予防薬を飲んで、人ごみを避けて無理して行くより、もっと、気楽に楽しめる時期に行きたい。
夏にバンクーバーのコンドミニアムを10日間ほど予約してあるが、バンクーバーの状況を知ると、かなり絶望的だ。
「新型インフルエンザ・カナダ現地レポート」をチェックしているが、現地ではほとんど騒いでいないし、写真を見るとマスクなどしている人もいない。もっとも、このサイトは日本ツアーの会社の協会提供なので、偏りがあるかもしれない。
それにしても、在バンクーバー日本国総領事館からの情報で、「マスクの着用は有益だが、公衆の場における有用性は証明されていないのが現状です」とは日本で言っていることとは異なっている。日本が嬉々として、騒ぎすぎているのは確かだとは思うが、マスクしたからといって人ごみは避けた方が良いとの意味にとっておこう。