スイスのツェルマットに泊り、マッターホルンの東側にある尖った小峰、マッターホルン・グレーシャー・パラダイス Matterhorn glacier paradise、別名クライン・マッターホルン Klein Matterhorn (小さなマッターホルン)へ行った。ヨーロッパ最高地点にある展望台で、夏でも滑れるスキー場でもある。
ツェルマットの西のはずれから6人乗りのゴンドラリフトでフーリ Furi 1864m に登る。
磁気カードを差し込んで引き抜くか、非接触ICカードを左の大きな板にタッチするとゲートのロックがはずれ回転できるようになる。
フーリで乗り換え、トロッケナー・シュテーク Trockener Steg 2929m まで登る。トロッケナー・シュテークには、レストランやスキー・ロッカーなどがある。
トロッケナー・シュテークから終点までの最後のロープウエイからの眺めはすごい。下には氷河glacier。
最後は「あんなところまで行くのか」というほど急角度に登り、ロープウエイは正面の小峰の中に吸い込まれる。
駅に着いてからもトンネルの中を歩き、エレベータに乗り、外に出てからも階段を登ったところが展望台だ。展望台の標高は3883m で富士山より高いので、ゆっくり登らないと息が切れる。
雲がたなびいているが、展望台からははるかかなたの山々まで見える。
いつもと違う角度からマッターホルンが見える。右側が500人ものクライマーを飲み込んできた北壁だ。こんな山を登るなど考えられない。
下を見るとスキー場があり、良く見ると、けっこうな数の人が滑っている。イタリア側へ滑り降りる人も多いという。
峰続きのブライトホルン Breithorn 4165m を列を成して登っている人達が見える。
帰りもテオドール氷河 Theodulgletscher の上を通り、急角度に降りる。
遠くに谷間に長く広がるツェルマットの村が見え、振り返れば、降りてきたクライン・マッターホルンの小峰が見える。
ここまで来ると、また、マッターホルンの形が変わる。頂上部は前に倒れてきそうだ。
トロッケナー・シュテーク経由、フーリ Furi まで降りて、シュワルツゼー・パラダイスまで登った話は、次回。
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