スイスのグリンデルワルトに5泊、ツェルマットに5泊し、ルツェルンLuzernに1泊してから、チューリッヒ空港からアムステルダム経由で成田へ帰る。
ツェルマットから、ローヌ氷河Rhoneglescher 、フルカ峠Furkapassを通り、ルツェルンLuzernに着いた。
ルツェルン中央駅の門は焼け残った古いものだ。駅舎はヨーロッパによくあるタイプだが、地下にいろいろな店がある。
駅を出ると丘の上に目立つ建物がある。ガイドさんに聞くと、結婚式場だという。日本でもスイスでも派手な建物は式場だ。
ルツェルンと言えば、カペル橋 Kapellbruke だ。湖からロイス Reuss川が流れ出るところに作られており、湖から市が攻撃されるのを防ぐために1333年に作られたという。
大変な人気だ。三角形の絵が110枚あるという。
1993年に橋の一部が火災で焼失した。修復された箇所は木があたらしいのですぐ判る。
ロイス 川沿いに下って行くと3本目のいかにも古い橋が1408年完成のシュプロイヤー橋 Spreuerbrucke だ。ここにも67枚の絵が掲げられていて、当時、ペストの流行で多くの人が亡くなったため、どの絵にも骸骨、死神が登場する。
橋の向こう側にムーゼック城壁 Museggmauer が見える。9本の見張り台がありそれぞれ異なる形をしている。写真には2本見える。
シュプロイヤー橋の隣に堰が作られていて、ここから急流になっていた。昔、この水の流れを利用して水車による製粉が行われていた。
駅のある新市街からロイス川を隔てて旧市街がある。川べりにはテーブルを出してレストランやカフェが並ぶ。
ロイス 川には白鳥。
旧市街は迷路のような細い道だが、すこし歩くと、噴水のある広場に出る。穀物市場や、ワイン市場があった広場など5つの広場がある。
建物の壁にはフレスコ画が描かれている。
今晩はルツェルンに泊り、翌朝チューリッヒ空港からアムステルダム経由で成田へ向かう。
14日間のスイス旅行もいよいよ最後だ。