スイスのツェルマットに泊り、シュワルツゼー・パラダイスへ登った。
ツェルマットからマッターホルン・グレーシャー・パラダイスに登り、 展望を楽しんだ(前回報告)。
その後、トロッケナー・シュテーク経由、フーリ Furi まで降りてから、また、マッターホルンにもっとも近づけるシュワルツゼー・パラダイス Schwarzsee paradise までロープウエイで登った。
鉄塔の日陰で羊が休んでいる。
駅に着くと、マッターホルンの北壁が目の前だ。この方向(北西)からの眺めたときに、鋭さが際立って一番良いと思う。
マッターホルンを目指す人は、この道を登って行く。
我々はホテル・レストランで一休みしてから、シュワルツSchwar(黒い)ゼーsee(湖)まで降りた。
実際は小さな池で、小さな建物は素朴な礼拝堂だ。後方左の高くとんがった山はDom 4545m だろうか。
池の礼拝堂側に回っても手前の山に隠れてマッターホルンは見えないので、池に移る逆さマッターホルンは撮れなかった。
高山植物の花がいろいろ咲いていた。一つだけ、ご紹介。マメ科、シャジクソウ属のトリフォリウム・アルピヌムだろう。今年は気候の関係で高山植物の花が咲くのが遅れ気味だという。
ここからフーリまでロープウエイの下の急な道のほかに、遠回りして行く比較的なだらかな道もあり、古い建物が並ぶ村があると聞いたのだが、疲れたので、ロープウエイでフーリに戻り、さらにロープウエイに乗ってツェルマットに戻った。