hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

トゥリュメンバッハの滝

2008年07月19日 | スイス


300mものU字型の断崖に挟まれたラウターブルネンの谷には、「007のシルトホルン展望台へ」に書いた落差287mのシュタウプバッハの滝がある。


その反対側の崖にあるのがトゥリュメンバッハの滝 Trummelbachfalle だ。この滝は外からはほとんど見えないという変わった滝だ。流れる滝が水の流れるところだけを深く深く削り、結果的に崖の途中から滝は、滝壺をただただ深くした形になって、ほとんどが岩窟の中にある滝なのだ。

入場料11スイスフランを支払いエレベーターに乗り、崖の中を100mほど登る。



降りたところは、10個の多段になった滝の途中だ。ここから階段を下りながら、4つの観察地点(下の写真の目のマーク)で滝を見ても良いのだが、あともう少し階段を登り、残り4つの観察地点を是非見たい。





一番上の地点では普通の滝のように見える。




これが、岸壁の中に滝壺を掘り、





また、滝になったりを繰り返す。



そして、これらの多段の滝の周り、岸壁の中にらせん状の階段を作り、まじかに見学できるようにしているのだ。観光のためなら、やたらとトンネルを掘り、どこにでもロープウエイ、ケーブルカーを通すスイスでなくてはやれないことだ。





そして、最後は川になる。



山々の水を集めた毎秒2万リットルという激流は見ものだ。多少飛沫で濡れるが、水のエネルギーをたっぷり味わえる。

























コメント
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