義経「え?」蕎麦が、ずるぅ…と箸から滑り落ちた。
佐伯さん「鈍いやっちゃな」
小角「神や仏が傍に居っても気付かんタイプじゃな」ずるずるずるぅ…と蕎麦を啜っていた。
義隆「へぇ…」じぃと稲荷の女神を見て「母上…?」
志津「そ。皆の、母上(おかみ)」シャッと、尻尾を出し(正体を見せ)た。
義経「また…妖怪か」
弁慶「九尾の白狐※様…」※狐の尻尾は狐火で、その数は、霊性の高さを表します。
義隆「はうっ(☆▽☆)、サイン下しゃいッ!」興奮のあまり、ろれつが回らなくなっていた。
↑伝説の日本三大妖怪(酒呑童子、鞍馬天狗、九尾の白狐)の大・大ファンです。
海尊「おい、食わネェのか?」と匠の蕎麦に手を伸ばし、
パシッと叩いて、匠「食うよッ」ずるっ、面白くなさそうに…蕎麦を啜っていた。
義経「じ…」と、それを見ていたら、
匠「腹が減ったンだッ」と言ったから、
義経「何も言ってネェだろ」と、ツッコんでやった。
そろそろ…と蕎麦を食い終えた、松尾「腕、イテぇ」と、河合「こ、腰が、立たん」と蕎麦打ち二人は泣き言を漏らし始めたから、
佐伯さん「だらしないやっちゃな…お灸据えちゃるわい」
義経「お灸?」
佐伯さん「日本鍼灸の祖…」と親指を突き出し「弘法大師様、じゃ」と指して己を讃えた。
小角「遣唐使時代に、ツボの勉強もしとったらしい…」というわけで、
義経「俺も?」食後にお灸をすえられた。しかも、みぞおちにこんもり、と…「なんで?」
佐伯さん「態度と口が悪いから、お灸すえるんじゃ」
それぞれの心体の状態に合わせて、お灸を適所に乗せるらしい。松尾さんは腕と手と頭、河合さんは背と腰を灸(やいと)された。匠は…?とチラッとヤツを見たら、
匠「あッツ」と顔を歪ませていた。
義経「…」天邪鬼(あまのじゃく)、そのまんまの顔してやがる。
さて、残りのメンバーはというと、弁慶と海尊はお灸(お説教)を断固拒否して下山の準備を整え、志津さんと義隆は、糸巻き糸巻き引いて引いてトントン、と繭糸を筒状に巻いていた。
志津「それにしても、なんでこんないっぱい繭…持ってたのさ?」
義経「側室が…」繭使って、俺の動向探るため…とは言えず「くれたんだ」とだけ答えた。
佐伯さん「鈍いやっちゃな」
小角「神や仏が傍に居っても気付かんタイプじゃな」ずるずるずるぅ…と蕎麦を啜っていた。
義隆「へぇ…」じぃと稲荷の女神を見て「母上…?」
志津「そ。皆の、母上(おかみ)」シャッと、尻尾を出し(正体を見せ)た。
義経「また…妖怪か」
弁慶「九尾の白狐※様…」※狐の尻尾は狐火で、その数は、霊性の高さを表します。
義隆「はうっ(☆▽☆)、サイン下しゃいッ!」興奮のあまり、ろれつが回らなくなっていた。
↑伝説の日本三大妖怪(酒呑童子、鞍馬天狗、九尾の白狐)の大・大ファンです。
海尊「おい、食わネェのか?」と匠の蕎麦に手を伸ばし、
パシッと叩いて、匠「食うよッ」ずるっ、面白くなさそうに…蕎麦を啜っていた。
義経「じ…」と、それを見ていたら、
匠「腹が減ったンだッ」と言ったから、
義経「何も言ってネェだろ」と、ツッコんでやった。
そろそろ…と蕎麦を食い終えた、松尾「腕、イテぇ」と、河合「こ、腰が、立たん」と蕎麦打ち二人は泣き言を漏らし始めたから、
佐伯さん「だらしないやっちゃな…お灸据えちゃるわい」
義経「お灸?」
佐伯さん「日本鍼灸の祖…」と親指を突き出し「弘法大師様、じゃ」と指して己を讃えた。
小角「遣唐使時代に、ツボの勉強もしとったらしい…」というわけで、
義経「俺も?」食後にお灸をすえられた。しかも、みぞおちにこんもり、と…「なんで?」
佐伯さん「態度と口が悪いから、お灸すえるんじゃ」
それぞれの心体の状態に合わせて、お灸を適所に乗せるらしい。松尾さんは腕と手と頭、河合さんは背と腰を灸(やいと)された。匠は…?とチラッとヤツを見たら、
匠「あッツ」と顔を歪ませていた。
義経「…」天邪鬼(あまのじゃく)、そのまんまの顔してやがる。
さて、残りのメンバーはというと、弁慶と海尊はお灸(お説教)を断固拒否して下山の準備を整え、志津さんと義隆は、糸巻き糸巻き引いて引いてトントン、と繭糸を筒状に巻いていた。
志津「それにしても、なんでこんないっぱい繭…持ってたのさ?」
義経「側室が…」繭使って、俺の動向探るため…とは言えず「くれたんだ」とだけ答えた。