ひつじ草の挑戦状

色んな思いを綴ってます。

歴史の流れ、大河は深い…

2011-12-14 | 日記
入学式の体育館、
「ねぇ、ママ。どうして、赤と白でいっぱいなの?」

それに、赤と白のお饅頭を買って、親戚に配って、
余ったお饅頭の白を頬張り「何で?」
…産まれた時も、紅白、配ったわよ。
「こうはく…?」
歌合戦では、赤組は女の子だけ、なのに、
「私、白組になっちゃった」運動会、頭に白い鉢巻をした。キュッと。
白い色は好き、だけど、赤組に好きな男の子がいた。
「敵になっちゃった…」
早く、運動会終わっちゃえ。好きな子の…敵、イヤだ。
あぁ、運動会なんて大嫌い。
「う゛」
お腹痛くなって、休んだ。仮病だ。
運動場の片隅で体育座り、
じ…と、好きな子の、その鉢巻の色を見ていた。
「ふ…」
私にも、そんな子どもらしい淡い初恋もあったな…と、現実に戻る。
すると、我が家の向かいで地鎮祭が始まった。
小学校の頃、田んぼの一軒だった我が家が住宅街の中に入り込んでしまった。
「いい声」
宮司さんの詔(みことのり)が聞こえる。
田んぼに家を建てるには、もう少し土を遊ばせね(休ませね)ばならんぞ…と、
余計な事を思いつつ、共に祈る。
何事も無く家が建ち、幸せな家庭が築かれん事を…、
鹿嶋神と雄山神の、大地を鎮める相撲の神々に祈る。
「発揮揚々(はっきょい)、残った残った」なんてね。
地鎮祭が終わり、天と(テント)が解体され、紅白幕がお目見え、
「で!?」
時代は変わったな。
紅白幕と並んで、掲げられた青白幕…

一体?いつ、どこの歴史から、この幕が誕生したのだろう。
歴史の流れ、大河の謎は深まる。
出来れば、もう少しだけ色を足して、全て統べる色 紫にしてもらいたいな。


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