元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

お盆の日々。大文字山に登る!         8月12日ー16日

2018年08月19日 | 日記
●8月16日(木)

    <五山の送り火、ボランティアで大文字山に登る>

 京都は五山の送り火の日。昼前、雨が降る。天気予報も雨模様。午後になって雨が止みほっとした。

 午後2時前に、銀閣寺横の八神社に。ボーイスカウトや左京区役所らのメンバーらが集い、大文字保存会やボーイの前田君らが説明。前原議員も番付記者を2人かな、伴って登場。一昨年、そして昨年は代表選挙の前で同行記者も多かったが、今年は少ないねえ。
 そしていつものように、ボチボチのぼくのペースで登り始める。数年前までどんどんと登れたが、無理をしないでボチボチと自分のペースで急坂を登る。昼前の雨で登山道がぬかるんでいたところもあったが、途中で某記者がダウンして青色吐息。熱中症かな。彼にしばし付き合いながら千人塚で一服して150段の最後の階段も登り切って火床に。曇り空で風も吹き気持ちいいね。
 で、どういうわけか、ぼくはテントに積んである護摩木と割木を出す作業に従事。もっと楽なところに行けば良かった、と思いつつ、バケツリレー方式で各火床にボランティアのみなさんが汗を流してポリタンクの水なども配って、およそ2時間ほどで作業終了。雨が心配だったけれど降らずに良かった。その後大文字保存会のみなさんが点火のために登ってこられるととすれ違いながら下山。
 下山後、銀閣寺前の茶寮で前原議員らと一服。ボーイスカウトらボランティアの人たちと運ぶ作業。今年も幸いなことになんとか登れました。ありがとうございました。

   <おふくろと送り火を見る>


 そして、夜は、嵯峨野の高齢者住宅に住む91歳のおふくろのところに。2年前に96歳の親父を送り、平成最後の夏の送り火の夜を屋上で過ごしました。遥か東の空に「大の字」が見事に見えました!そして西の夜空には「鳥居」がすぐそこに。涼しい風が吹いて、京都もようやく夏の終わり。その住宅に住む高齢者の方も喜んでおられました。スタッフのみなさん、ありがとうございます!

●8月15日(水)

   <戦後73年目 平成最後の終戦記念日>


 戦後73年目、平成最後の終戦記念日。不戦を誓う日。ぼくは戦争が終わって1945年昭和24年に生まれた団塊の世代。
ヒロシマでヒバクした親父を2年前に送り、親父らの戦前、戦中世代が体験した悲惨な戦争体験をどう継承するのか。追悼式では天皇陛下が、「長きにわたる平和な歳月に思い」との文言を加え「反省」という言葉も4年連続で使ったと報道されていた。それに比べて安倍首相は式辞で反省の色もなくアジア諸国への加害責任に触れなかったという。

    <友人たちの初盆>

 そして毎月15日は百万遍の手づくり市。鴨沂高校のぼくの先輩で主宰者の臼井郁司さんが、この春亡くなり、さみしくなった。合掌。
境内に出店している整体師さんに体をほぐしてもらう。ちょっと体が楽になった。

 それから、この春急逝した友人、岡島一清君宅に。振り返れば岡島君とは、今は国際学生の家になっているところにあった錦林幼稚園で一緒だった。それからぼくが市会議員選挙にでた頃に再会して、家も近所で京都市のレントゲン技師として保健所などで勤務していたので、彼が退職後も飲みにも行った。心筋梗塞だったらしく家の風呂場で急逝した。線香をあげた後、奥さんとご子息としばし思い出話。さみしいね。
 
    
 そして夕方は、長岡京へ。中小路健吾長岡京市長の御尊父の通夜。75歳だったという。まだまだ若いのに。中小路君とは同志社の総合政策科学研究科で社会人入学たときに彼は学生だった。心よりご冥福をお祈りいたします。

 で、ニュースは龍谷大平安高校ですね。百回記念大会で100勝を挙げて3回戦を突破!高校野球で京都と言えば平安高校!と言われた時代もあった。平安卒業の山岸議員ら、さぞ大喜びのことでしょう!優勝したら市役所前で祝勝会だな!

●8月14日(火)

    <京都ほたるネットワークのこと>

 気分はお盆休みだけれど、もちろん市役所はお休みではありません。わが国民・みらい議員団のスタッフは夏季休暇で議員団室は閑散としていたがぼくは出勤。
 少し前から相談に乗っていた、京都ほたるネットワークの西野伸会長と役員さんらと建設局の河川整備課と環境政策局の生物多様性を所管する課長らと懇談会。元市会議員の小林あきろうさんは、副会長で同席。現職の頃、ホタルの保護のことで大変熱心に活動されてました。
 
 京都ほたるネットワークは、ホタルと共生できる自然豊かな環境づくりに取り込むことを目的として、平成20年に結成、平成26年には「京都市ホタル保護条例」の制定を、と署名活動を展開。8,000筆以上の署名が集まった。
鑑賞会をはじめ小学校や地域住民とのコラボ企画でホタル観察会を開催し、鴨川河川敷内の「みそそぎ川」では、二条通から三条通りにかけて川床の下まで発生範囲が拡大し、京都市動物園の「京都の森」において3年半の試行錯誤の結果、今年6月ホタルの発生を見る事が出来たという。そこで、ホタルは自然環境の良さを評価する指標でもあり、市民の環境意識を高めるためにも「京都ホタル条例」の制定と要望書には書かれていて、その趣旨の説明後、京都市の取り組みについて意見交換。楽しみにしています
 条例化は色々と課題があって難しいが、前向きにぼくも応援したいと思う。なお2020年には、全国ホタル研究会が京都で開催されるとのこと。楽しみにしています
 
 午後、百万遍のソフトバンクに。ぼくもスマホを持ってもう5年ぐらいになるのかな。なんとかFBなど使いこなせているが、諸々の案件についてカミサンと相談に。まあ丁寧に相談に乗ってくれました。
 
 それから「吉田東通の夜市」の案内を各町内に回覧してもらうために町内会長さんを尋ねる。もう8回目になるので、みなさん協力的です。感謝です。
 夜はお盆でもあるので久しぶりに家でテレビを見たりでゆっくり。

8月13日(月)

 お盆休み気分で、なんとなくぼんやり、されど友人の辻村哲夫君と京都ほたるネットワークの会長の西野さんが事務所に来所。明日の京都市との懇談会の打ち合わせ。またコムペイジの牧野君、地域ウエッブサイト「左京ライフ」のリニュアルに向けての打ち合わせ。

   <寺田バレエの京都・キエフ友情の一夜>

 夜は、府立文化芸術会館での寺田バレエの京都・キエフ友情の一夜にカミサンと。ウクライナのキエフバレエ団や寺田バレエの若きアーティストたちが舞台狭しと躍動!素晴らしい!そして今回は、ピアニストの木曽真奈美さんのムソルグスキーの「展覧会の絵」の
演奏をバックに、寺田宣弘さんと日本舞踊家の藤間欄黄さんのバレエと日本舞踊の共演。これは、初めてみたけれど感動でした。
高尾美智子先生もお元気で何よりです。そういえば、宣弘さんは吉田神社で挙式されたのは、もう4年ほど前かな。彼も元気でキエフで舞台監督でがんばっているそうです。
 
 終演後、久しぶりにカミさんとご近所さんのスタンド「トミー」さんで、クジラカツで暑気払い。美味しい!安い!ご夫婦のコンビネーションが最高。どういうわけか、歯の話で盛り上がりました!

8月12日(日)

 今日からお盆休み?
 親父を見送ったのは2016年の初春。

 公安院さんの御住職がお参りに来ていただく。仏壇に手を合わせて読経を聞く。つねばあさんや増次郎爺さんのことも思い出していた。


    <石田紀郎さんの出版記念会>

 午後、市民環境研究所の石田紀郎さんの「現場とつながる学者人生―市民環境運動と共に半世紀」(藤原書店刊)の出版を記念して、『生活者の視点で公害の現地に』と題した講演と懇親会。
 
 石田紀郎さんとは、1979年に30歳の時に選挙に初挑戦したのちロシナンテ社で「月刊地域闘争」の編集をしている時に親しくなったと思うが、その後、「原爆の図」展や京都市民ネットワーク等で共に色々と活動をして、なんといっても1987年にぼくが3度目の挑戦で清水達也氏とコンビを組んで彼が府会議員に、そしてぼくが市会議員に当選できたのは、石田さんの大きな力があった。石田さんは農薬裁判、省農薬みかん、合成洗剤、琵琶湖汚染、水問題、アラル海にも飛び、エルコープの立ち上げもして、そして今は福島原発の東電告訴団の支援もしている実に元気な市民活動家。もう75歳ぐらいかな。元気でっせ!
市民センター左京として一緒に活動していたメンバーや久しぶりになつかしい面々に会えて楽しいひと時。
 まだまだ元気で、がんばってくださいよ!


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