元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

アッチ行ったりコッチいったり         5月29日ー31日

2013年06月03日 | 日記
●5月31日(金)

    <岩倉具視幽棲旧宅 開館式>

 朝10時に岩倉は実相院、岩倉病院の南側にある岩倉具視幽棲旧宅に。五月晴れの空がまぶしいなかで、わら葺屋根の古い家屋が美しい。
 明治維新の時、岩倉具視は1862年から5年間、岩倉村のこの地で隠棲していた。国指定史跡として、岩倉公旧蹟保存会の地元のみなさんの尽力で公開もされてきたが、京都市に寄贈されて6月から京都市が管理することになったので開館式。岩倉公の玄孫の方は複雑な思いを述べられたが、感謝状の贈呈も。
 岩倉具視関連の品を収蔵する洋館「対岳文庫」もあり見学できる。。明治維新の歴史に興味ある人は、ぜひお行きやす。午前9時から午後5時まで。月曜休館。有料。電話は075-781―7984。岩倉の新しい観光スポットになったらいいね。
 
 その足で、大原へ。観光保勝会会長の辻美正さんと会い、三千院入口の道路の横の崖崩れの恐れのあるところ案内してもらう。土地の所有者の方とも現地で懇談。左京土木事務所と相談してみることにしよう。その後、保勝協会の事務所で観光振興の展開について懇談。京都市から新しい地域観光おこしのために助成金が出ることになった。その活用のプランなどを伺う。昼飯は、里の駅でいつものように親子丼を大原の緑が深まってきた山並みを見ながら気持ちよく食す。美味いよ!
 
 2時からは、御池河原町の北神事務所で参議院選対本部の事務局長会議。今後の街頭行動や時局講演会の開催、選挙葉書、電話作戦のことなど諸々の打ち合わせ。気合が入ってきた!
 
    <不登校支援センター京都支部 発足1年>

 夕方6時からは、一般社団法人不登校支援センター京都支部が立ち上がってちょうど1年。現在では京都、滋賀だけではなくて北陸や山陰地方からも相談があり、事務所も移転したこともあり、活動報告会。泉ちあきさんが、ぼくのひとくち日記を読んでくれて、京都での展開をどうすればいいのか相談に来たのが1年前。前向きな不登校支援を始めた若き理事長の瀬尾大君は京都生まれ、テレビ番組「情熱大陸」の取材を受けるらしい。島内研議員も参加して活動報告を聞き懇談。近頃は、大学生の相談も多いらしい。また「寺子屋プログラム」を始めるという。不登校で悩んでいる人、保護者のみなさん、いちど相談してみやはったらどうですか?何かがつかめるかも知れませんよ!

●5月30日(木)

 朝、9時過ぎ百万遍近くの飛鳥井公園に。北部みどり管理事務所の担当者に来てもらって、以前から養正学区の自主防災会会長から相談を受けていた公園敷地内に防災器具庫の設置について現場で相談。目途がついてよかった!
 
    <北神けいろう、インタビュー>

 10時過ぎには、コムペイジの牧野君と一緒に御池河原町下がるの北神事務所に。ぼくが主宰しているコミュニティサイト「左京ライフ」に北神けいろうさんのことをどんな人物か知ってもらおうとインタビュー。実に波乱万丈の人生やね。お父さんの仕事の関係で18年間アメリカ育ち。だから今でも日本語は流暢?ではないのかな。帰国子女枠で京大法学部入学、学生時代は、西部講堂の焼け跡のところでロックバンドの演奏をしたり、吉田山で昼寝をしたり、剣道3段でもあるとか。
 4年生時に百万遍で府会議員を目指して演説している前原青年の選挙を手伝い留年。一念発起して大蔵省入り。頭ええんや。以降、前原議員の熱望もあり、野中王国の京都選挙区の4区でがんばってきた。そして、この夏の参議院選挙に復活を目指す。来週ぐらいにはアップされるのでぜひ「左京ライフ」読んでみてくださいね。
 
    <鴨沂高校 ホームカミングデー>

 昼飯は、鴨沂食堂に。この夏、校舎建て替えに向けて準備が始まるので久しぶりにオムカレーを食べる。店主の前川夫妻らとは長い長い付き合い。愚息も世話になった。
 で、「鴨沂高校ホームカミングデー」のお知らせです。卒業生、在校生、教職員、保護者と親睦を図り、改築の経緯と将来ビジョンについての説明と、わが同期生の京大名誉教授の川井秀一君の講演もあり、そして校舎の見学ができる「ホームカミングデー」が6月23日(日)午後1時から開催されます。もちろんぼくも行きます。ぜひみなさん、鴨沂同窓会のホームページから申し込んでください。
 また毎日新聞社発行の「週刊エコノミスト」に「全国名門高校の校風と人脈」と2週間にわたって連載記事が掲載された。ぜひ図書館でお読みください。
 
 夕方は、吉田神社の総代会。大安の大角さん、聖護院八つ橋の鈴鹿さん、イシダの石田会長、豆政の角田さん、小丸屋の住井さん、瓢亭の高橋さんらに地元吉田の福井晟さんをはじめ氏子講社の常任世話人らが集う。今年の節分祭は天気が良くて多くの参拝者で賑わったので決算報告も良好でした。

 夜のニュースは、橋下市長の問責決議を巡って大阪市会はてんやわんや!当初は可決の見込みだと報道されていたが、維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事が、可決した場合は出直し市長選をやるぞ、と恫喝したのでどうやら公明党が、日和ったみたい。マスコミも含めて橋下維新にどこまで振り回されるのか、怒れ!大阪市民よ!

●5月29日(水)

 小雨模様の朝。今日も早起きして出町柳駅に行くが、いつものように遅刻。北神候補と左京の北岡、隠塚、島内議員に加えて前原後援会の浄楽学区の中村廣さんら数人が応援に来てくれている。雨にもめげず通勤するみなさんにご挨拶。本番並みや。
 また過日、下鴨学区の各種団体のみなさんから出された請願「河合橋の安全対策」のことで、橋を行き来するバスや「この橋の上の歩道は自転車を押してください」という看板をスマホで撮るが、雨で自転車の往来が少なくてイマイチやなあ。もちろん最後に演説もしましたよ。

 9時前には吉田の左京区役所跡に。すでに京都大学が施行主となって解体作業の準備が始まっているが、以前から地元の自主防災会などから要望のあった廃棄された物置を譲り受けることになったので自主防災会のみなさんらと運び出してトラックに積み込んで所定の場所に下ろして設置する作業。久しぶりの肉体労働で疲れました。パイプ棒をコロにして運ぶという知恵は、さすが工務店の福井自主防災会長。そやけどぼくは疲れたよ。
 
    <北神けいろう 連れまわし>

 昼は、岡崎のうどんや「柳ばし」へ。午後の時間に北神けいろう参議院候補を連れて左京区の諸団体や彼の親しい人らに挨拶に行くために待ち合わせして、一緒に昼飯。巨漢でゴジラと呼ばれるだけあって、大食漢。親子丼ときつねうどんと稲荷ずしを5個ほど完食。京大の学生時代、剣道を練習していて下宿していたお寺と武徳殿とを行き来するときにここにも立ち寄ったことがあるという。色々と彼の学生時代のエピソードが面白い。某国会議員事務所所長もたくさん食いよりました。
 満腹になったところで、いざ挨拶回りに出発。夕方までに、20数軒お邪魔する。久しぶりに出会う人から激励をいただき元気が出る。これを「連れまわし」という。この地道な行動が選挙の秘訣。
 なんもせんで風で勝てると思っている連中に負けてたまるか!彼が5年間(一年留年したらしい)通った京都大学にもお邪魔して、多忙な中、副学長さんが時間を取っていただき懇談できたのはヒットでした。アポを取ってくれたのは、前原事務所長の齊藤君、さすが京大卒やね。夕方5時前まで左京の南部をウロウロした。

 午後7時前には、西大路七条の今枝徳さんの店「ちゃんこ横綱」へ。隠塚議員の副議長就任を祝って議員団が揃う。刺身と、ハモしゃぶがメイン。そこへ大物国会議員、石井一さんが来られてびっくり!徳さんと仲がいいのだ。1969年初当選、現在は参議院議員で参議院予算委員長。全国で囲む会を開催するとかで行脚中。78歳かな、迫力のあるおっさんでした。

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本会議、橋下市長の「慰安婦に関する発言」等に対する決議」も可決!  5月28日

2013年06月03日 | 日記
●5月28日(火)

    <5月市会 本会議 補正予算や交通安全条例など可決>

 5月市会定例会、10時から会期末の本会議。橋村新議長が議長席に座って議事の進行。
 まずは、一般会計補正予算の審議状況を予算特別委員会委員長から委員長報告があり、共産党の議員が国民健康保険特別会計について討論に立ったが、国の経済対策の財源5億5千万で消費者啓発、障害者福祉施設のスプリクラ―整備助成、理科教育のための備品整備、雇用対策で企業人材育成、京北地域の資源発掘事業、森林対策、旬野菜の普及事業、特定屋内広告物検討調査、交通モビリティマネジメント事業などで雇用を促進する一般な会計補正予算、国民健康保険事業特別会計で歳入不足を補う繰り上げ充用に13億円余、また基金特別会計では、市民や財団からの寄付を動物愛護や教育振興基金への積み立てをする議案など簡易評決で可決。
 その後。各委員会の委員長報告。天方くらし環境委員長からは、岩倉の土地区画整理が終わって町名変更の議案や議員提案による「交通安心安全条例」の審議について報告があり可決。洛西ふれあいの里研修センターの廃止については、共産が反対討論して起立表決。市道路線や西京極ハンナリースアリーナの改修工事契約議案なども淡々と原案可決。
 追加提案の議案の、昨年ノーベル賞を受賞者の山中伸弥・京都大学ips研究所所長の名誉市民の表彰を議決。また教育委員には、前副市長の星川茂一さんを任命。共産は反対。星川さんは、1949年(昭和24年)1月12日生まれでぼくと一日違いですよ。人権擁護委員には、元市会議員の砂川祐司さん、むくの木学園の渋谷千鶴さん、そして元第四錦林小学校校長だった大澤勇さんを再任。

 意見書については、薬屋さんらから要望を受けて「一般用医薬品販売制度に関する意見書」を無所属の1人の反対はあったがもちろん可決。「地方公務員給与に関する意見書」は、共産案は否決されて、自・公・民らで可決。介護保険制度における介護給付範囲の見直しに関する意見書」も同じパターンで可決。

    <橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」等に対する決議」も可決!>

 そして「橋下徹大阪市長の「慰安婦に関する発言」等に対する決議」を無所属の森川某君のみ反対したが全員で可決した。
 その決議文は、「去る5月13日に、日本維新の会共同代表・橋下徹大阪市長は、「第二次世界大戦当時は慰安婦制度が必要だった」との発言をした。この発言は、米軍幹部に対する発言も含めて、女性をはじめ多くの人々の人格を否定し、人権を侵害するものである。よって京都市会は、橋下徹大阪市長に強く抗議し、そのような発言の撤回と謝罪を求める」です。
 
 また、もうひとつの「技能労務職員の採用に関する決議」を可決して、さらに海外視察行政視察の議員の派遣を賛成多数で可決して、1時間ちょっとで本会議は閉会。これにて五月市会定例会はおしまい。
 
    <請願「河合橋の歩道の安全対策」

 昼から、左京選出の有志の議員が集い、下鴨学区の諸団体から出されて請願「河合橋の歩道の安全対策」について建設局の担当部長らに来てもらい勉強会。この河合橋は出町柳駅前の橋だが、架橋されて75年、緊急な耐震対策は必要ないようだが、市バスも通るし、同志社の学生も増えて橋の両側には「自転車を押して通行」と表示もあり、何しろ幅員が狭い。
 過日の「まちづくり委員会」で、紹介議員の説明もなかったので留保になったので、次回の委員会には紹介議員としてぼくも出席して説明させてもらうつもり。

    <高野パチンコ店出店問題で懇談会>

 それに引き続いて、高野のパチンコ店出店問題で地元の反対住民連絡協議会の代表者のみなさんと左京の議員7人と懇談会。この間の解体の経過、中高層条例による京都市の担当者を交えた「調整」の経過、さらに今後の見通しとして、建築確認取り消しの審査請求に向けての取り組み状況などについて、また先の本会議での市長答弁についての意味など諸々の諸課題について意見交換。出店を計画しているパチンコ店の本体はいまだ姿を見せていない。7月には解体工事が終わるようで、予断を許さない。ネバー・ギブアップ!まだまだこれからだ!

 夕方、久しぶりに「ひげ床」に行き、整髪と特別サービスでマッサージをしてもらう。この前、剣鉾を差したことや朝の街頭行動に連日の委員会や議員会などで、疲れがピークに達していたが、これでリフレッシュ。「ひげ床」さん、いつもありがとう!元気になりました。

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