元京都市会議員鈴木マサホ「ひとくち日記-日々是好日」

鈴木正穂の身辺雑記として「ひとくち日記」を復活。人生100歳時代。コロナに負けないでどこまで書き続けられるか。

定例市会、閉会!10月19日ー31日

2010年10月31日 | 日記

●10月31日(日)

 明日から11月だよ。我が家の近くの障がい者施設、吉田学園の恒例のオータムフェアに。近衛中学校の吹奏楽部の演奏でオープニング。バザーもあり、また民生委員さんたちの手話での唄や子どもの太鼓も。野菜など購入。

 それからマリア教会でのボーイスカウト24団らのバザーに。久しぶりにボーイのメンバーと会い、昼前だというのにビールも飲む。

 それから、平安女学院での京都SEELフェアに。平安女学院理事長であり、京都府生活衛生営業指導センター(通称:京都SeeLセンター)の理事長の山岡景一郎さんの発案か、大学の学園祭とコラボした楽しいお祭り。クリーニングや麺類、寿司や喫茶などの組合の模擬店も出て、カミサンも住みよい京都をつくる婦人の会の一員としてお手伝い。

 昼過ぎ、民主党京都府連の選挙対策委員会と常任幹事会。左京区で府会候補としていた公認した高山勝氏の辞退を承認された。候補者を探してますよ!われこそはと思う人、連絡して。亀岡では新人の俣野氏、舞鶴では現職の中島議員を公認決定。城陽市や宇治市もほぼ公認候補が出揃った。一区の問題を巡ってもめるかなと思っていたが、話題にもならなかった。

 常任幹事会では、先の大山崎町長選挙で現職の共産党町長を破って当選を果たした江下伝明町長が拍手で迎えられた。おめでとうございました。常任幹事会は紛糾することなく淡々と議事進行。11月27日は、恒例の躍進パーティ。1万円のパーティ券買ってください!

 夕方から夜にかけて、この間サボっていたひとくち日記をメモを見ながら書いて更新。11月からコマメニ更新しようと思う。


●10月30日(土)

 昼前まで爆睡。昼、京都府立体育館でのフットサルの大会の開会式。実行委員長の大橋昭さんが、若いスタッフとともに育ててきた大会。今年で第12回。福山議員や泉ケンタ議員らとフットサルを応援する議員団の作ってぼくはどういうわけか副会長。開会のご挨拶をする。今年は子どもたちのチームも参加して年々裾野が広がってきている。京都産業大学の可愛いいチェアリーダーたちの応援も盛り上がっていた。

 その足で、新風館での「アートジャンクション」に。社会福祉法人青谷学園の「DO」の知的障がい者の絵の作品展。友人の子息らの絵が展示。笑顔が素敵な利用者の写真が印象的。経糸の会のメンバーらと会食。
 その後、バザーで忙しい、とある保育園に行って園長さんと左京区の議員との懇談会開催について相談。

 夜は、事務所で、わが応援団の中心メンバーに集まってもらって、来年4月の選挙に向けての作戦会議。連合京都の推薦も得て、前原後援会の支援体制も確立されいよいよ動き始める。左京区は9人定数だが、定数減もありそうで、大激戦になりそう。状況報告や今後の市政懇談会の日程などを決める。

 4月1日が告示。10日が投票日。あの38票差で惜敗してから4年だ!今度はマジにやるで!

●10月29日(金)

 定例市会が終わってほっとしたな。
 事務所では、資料の整理や今後のスケジュールなどを考える。
 
 いよいよ選挙の準備を本格的に始めよう。民主党府連から前原議員とのポスターも印刷されて送られてきたので張替えの作業も必要だし、街頭演説も始めないと。これからが勝負のとき。手伝ってくれているスタッフと打ち合わせ。がんばろう!

 夕方、京都駅近くのホテルで連合京都の「躍進の集い」。連合京都に推薦をしてもらった府市会市町村議員の現職と新人候補が結集。決意を述べて、春に向けての気合を入れる。連合京都の支援は心強い。民主党府連会長の山井議員は、補正予算を巡る国会の審議入りについて、野党と折衝していて会には遅れたが、自民、公明は審議拒否するとかで、その折衝がたいへんみたいだね。

●10月28日(木)

 朝9時半に議員団室に。市会事務局のくらし環境委員会担当から今日の本会議で読み上げる委員長報告を示されて点検。

 本会議は10時からの予定だったが、ハプニング。朝刊の京都新聞の空き缶持ち去り禁止条例について市会の各会派の動きについて書いた記事を巡ってひと悶着。急遽理事会懇談会が開かれて京都新聞記者にその記事のことで、事情を聞くとか、抗議するとか、なんとかで理事たちが右往左往。

 結局、1時間遅れて本会議が始まったのは11時。

 議場に入ればテレビカメラが数台。右京区のマンション指導の請願が採択された後、まずは、ぼくが登壇して、くらし環境委員会の委員長報告ということで、委員会に付託されていた京都市廃棄物の減量及び適正処理などに関する条例と自転車安心安全条例についての審議内容と結果をゆっくりと淡々と報告。10分ほどかな。傍聴席を見ると20人ほどのメンバーが座っている。思っていたより少なかった。

 共産党議員が修正案の提案説明、空き缶持ち去りとホームレスの自立支援対策のことなどわが民主からは小林議員が賛成討論。付帯決議をつけて自民、民主、公明が起立して可決。傍聴席からは野次が飛んだ。

 自転車条例は、自民党の議員が反対討論。共産、民主、公明が賛成して修正案と修正部分を除く原案賛成で可決。そこで正午過ぎに休憩。

 午後は、一般会計歳入歳出決算について早口で津田委員長が委員長報告。それぞれの会派が討論に立ち、共産は認定した特別会計もあったが一般会計などは認定せず。付す意見をつけて自民、民主、公明は認定。公営企業についても委員長報告と討論が行われ、付す意見もつけたものもあるが、それぞれ賛成多数で認定。

 その後、教育委員の選任や意見書については、起立したり、座ったままであったり色々とややこしかったが、提案説明も討論もなく淡々と終わった!
 議長による閉会宣告は午後3時だった。44日間の長かった定例市会にようやく幕が下りた。

 その後、自治労京都市職労働組合から、京都市予算編成に向けた要望と提案ということで、懇談。新しい公共として、公共サービス基本条例の制定など多岐にわたって項目があり、議員団の予算要望に盛り込まれることなる。久しぶりに家でゆっくり。

●10月27日(水)

 9月市会定例会もいよいよ明日が会期末。10時から議員会。

 意見書の調整が最終局面。断続的に調整が行われ、「B型肝炎問題の早期全面解決」「父親の育児休業取得促進」「取調べの可視化(取調べ全過程の録画)の実現」「働く世代への大腸がん検診推進事業実施」の4本の意見書については全会派賛成。尖閣列島諸島沖における漁船衝突事件と小沢衆議院議員の証人喚問の意見書には民主としては賛成できないよね。「リニア中央新幹線の京都ルート実現に関する決議」は、共産が反対で、自民、民主、公明で可決されることに。

 懸案の空き缶持ち去り禁止のことは、自民、民主、公明からそれぞれ付帯決議案が出されてきたので、調整する作業。また他会派から出されてきた決算に「付す意見」についても検討。対応を決める。

 自転車安心安全条例については、自民が反対、修正案を提出して公明、民主、共産で可決されるという動きになった。これらのことを決めるのに調整の状況が随時報告されるので、断続的に議員会が開催され、ようやく色々と話がまとまったのが夕方。

 結局、討論結了の「くらし環境委員会」が始まったのは、午後5時。テレビカメラが3台回る中で、ぼくが委員長として中央に座り委員会を開会宣告、傍聴の申請があったが賛成少数で否決。そして京都市廃棄物の減量及び適正処理などに関する条例と自転車安心安全条例についての各会派の審議結果を聞く役。

 前者は、共産が反対、自民、民主が、公明がそれぞれ付帯決議を付けて賛成の表明。自転車条例は、自民反対、民主提案の修正案に、公明、共産が賛成とのこと。そして、付帯決議についての調整に入り自民、民主、公明の三派でまとまった。それから、普通決算特別委員会と公営企業決算特別委員会の討論結了の委員会が開催されたのは午後6時。なんとか終わったな。

 議員団室では、明日の本会議で賛成討論をする議員の原稿書きをアドバイスしたりなんやかんやで右往左往。明日の日程を決める市会運営委員会が開かれたのは9時前だったか、残った同僚議員と一杯飲んで帰ったのは11時過ぎだった。      

●10月26日(火)
 
 議員会の二日目。保健福祉局の担当部長らを議員団室に呼んで10月14・15日の行われたホームレスに対する聞き取り調査の結果の結果についての報告と今後のホームレス自立対策の施策について問う。いかに実効性のある付帯決議をつけるのか、色々と思案する。

 また昨日夕方提出された各会派から意見書は、自民から7本、共産4本、公明1本。似通ったものもあれば、全会派賛成して可決できそうな意見書もあれば、政権与党の民主党として賛成できないものもある。市会運営委員の藤川議員が調整役。随時報告を受けるが、文言訂正など色々と折衝に苦労しているようだ。

 一般会計や公営企業会計など決算については、認定することに。付す意見なども検討。また公明党提案の自転車安心安全条例案については、公明党の議員団を呼び込んで改めて質疑をする。修正案も含めて、賛成する方向に舵が切られた。水面下も含めてなんやかんや駆け引きが行われるのだ。会期末を控えていつものこと。

●10月25日(月)
 
 長かった9月定例市会もいよいよ大詰め。空き缶持ち去り禁止に対して、反貧困ネットワークの青年が市役所前広場で、ハンガーストライキを始めた。

 28日の会期末を控えて、各会派議員会を開催。理事から諸般の報告などあった後、まずは、意見書をどうするか議論。リニア新幹線の京都への乗り入れの実現の決議案や府会でも出された地方財政の充実・強化を求める意見書を提出することに。

 また09年度一般会計や公営企業の決算については、各委員会で審議された課題についてそれぞれの委員会のメンバーから報告を受けて問題点を整理。

 大きな課題は、公明党の自転車条例にどう対処するのか。どうやら共産党は賛成で、自民党は反対するようだと憶測があるが、さてどうする!京都府の条例もあるので屋上屋を重ねる必要もないと言う説と、いやこの際、議員提案に意味があり、修正案を出したらどうやとか、公明党からの働きかけもあり、慎重に対応することに。

 そして、もうひとつの大きな課題は、空き缶の持ち去り禁止のこと。まあいろんな議員が、わが会派にはいるよ。ムッカくる発言をあり、若い時だったら胸倉をつかむ所だが、抑えた。反貧困ネットワークのメンバーと話しこんできた青木議員はようがんばった。要は、ホームレス、野宿者に対してどういう眼差しで見るのか、どうホームレス支援をしていくのか、寛容な社会を作るのか、そこを考えることが大切だと思っている。

 夕方、高見武則君の通夜に。小中学校時代の同級生でよく一緒に遊んだ。市バスの運転手を長くしていて、ぼくの選挙の時も応援に来てくれていたし、わが娘と子息が高校時代の同級生。日本海に釣りに行ってその魚を持って来てくれたこともある。夏頃から、体調を崩していたと聞いていたが、病状の進行が進んでいたのだろう。無念。たくさんの運転手仲間が焼香にきていた。享年62歳。心よりご冥福をお祈りします。

●10月24日(日)

 毎月第4日曜日の朝は朝粥の会。今朝の話題提供者は、岩倉でまつたけ十字軍活動を展開されている、まつたけ博士の吉村文彦さん。

 起源から始まって、世界の分布、岩手は岩泉市での研究所での経験、料理の方法、文献に残る歴史のこと、近年の出来具合など、まつたけ三昧。吉田山でも昔は収穫できたらしい。そしてナラ枯れの話など里山のことにも話は及んで興味深い。そういえば、今年はまだ国内産を食べていないなあ。

 昼前、吉田は神楽岡社の神幸祭。吉田神楽岡町の氏子のみなさんが主役。外国人も神輿を担いでいた。そして勇壮な今宮太鼓で行列が出発するのを見送って、知恩院に。

 親しくしている工務店グループの研修会ということで、誘ってもらう。法然上人の800年大遠忌を控えて工事中のところもあったが、知恩院の七不思議、鴬張りの廊下を歩き、御影堂では、住職のお話を聞き、お参りもして、当時の名工、左甚五郎が魔除けのために置いていったという忘れ傘などの説明も聞く。「われここに食をうく。つつしみて天地の恵みと人々の労を謝し奉る」と称して南無阿弥陀仏と十回言って精進料理をいただいた。そういえば、小学生の頃、念仏を唱える爺さんに連れられて何回か行ったことを思い出した。もう50年目ほどの話。

 午後は、日吉神社の神幸祭と小雨が降り始めた銀閣寺前の八神社の神幸祭を沿道で見学。知人らに声を掛ける。元気なギャル神輿もあったが、八神社の剣鉾はトラックの荷台での巡幸。ちょっと残念。

 夜は、わが議員団が市会の会期末を控えて、銀閣寺交差点に先日開店した「すいれん」という飲み屋に集う。マスターは民社党の亡くなった上倉哲郎市会議員のお孫さんの店。彼は剣鉾も差すよ。公明党の自転車安心安全条例のことなど話題に。

●10月23日(土)

 土曜日だというのに今日も朝から右往左往。

 まずは地元の錦林小学校の運動会に。低学年の児童たちが走るのは微笑ましい。よさこいソーラン踊りも見事に揃っていたよ。校長先生やビデオ撮影に一生懸命の知人らに挨拶。
 
 11時過ぎには上高野小学校でのふれあいまつりに。自治会創立30周年ということで市長も登場。模擬店や環境コーナー、遊びのコーナーなど賑やかでした。

 昼過ぎ、公益法人化するということで開かれた犯罪被害者支援センターの臨時総会に。この間は休んでいるがカミサンもボランティア会員として電話の応対もしている。理事長の大谷實先生らにご挨拶。この夏、神奈川県の犯罪被害者センターに委員会で視察に行ったが、京都市も条例化を検討中。

 それから弟の連れ合いが絵を教えていることもあり、「みやこめっせ」での市役所OBが会員の春秋会のサークル合同展。絵画や写真はもちろん能面の作品の展示も。委員会でやり取りしていた部長や局長ら諸先輩の作品にいささか驚きました。

 それから、前原誠司事務所で2区総支部の常任幹事会。外務大臣に就任後、初めて会う。尖閣諸島での漁船衝突事件以降大変だが、元気そう。幹事長としてぼくが進行役。 議題は、左京区2人目の府会公認候補者の某氏、出馬を取りやめるということ。定数が5から4になったことで戦闘意欲が無くなったのかな。公明党がどうするか知らんが、可能性があるのに残念なこと。

 それから前原後援会のひとつ「誠会」の勉強会で大臣が講演。国交大臣の仕事のことを話し、そして漁船衝突の時は国交大臣だったが、その後の組閣で外務大臣になり、まさに渦中の人物。墓場まで持って行く話もありますと、いうこと。中国の反日デモや小沢前幹事長問題や日米関係、ロシアとのこと、 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)のことにも言及。いやはや大臣も大変だよ。ぼくら府市会議員は来春の選挙に向けての決意表明。

 その後、日吉神社の宵宮に立ち寄り役員さんたちに挨拶。太鼓や模擬店もあり秋の夜長の祭り前夜。それから、吉田は今宮会の直会(なおらい)。お祭りが終わって10日。神輿や剣鉾の仲間が集いワイワイと反省会。それからまた呼び出しがかかって居酒屋に。清水寺でショパン生誕200百年のイベントを企画している人らと一献。

●10月22日(金)

 今日は京都の三大祭は時代祭り。ぼくが出席しなくてもいい常任委員会が開催。祭り日和。

 朝、8時前に平安神宮に。例によって深緑の装束を着付けてもらう。吉田は平安講社第七社、9時前、平安神宮から丸太町通を西に行って御所は堺町御門から入場して神事を見守りながら待機。
 
 副議長として奉行役として馬車に乗って行列の先頭を颯爽と行ったの4年前、二度と出来ないええ体験をさせてもらった。市長らと例によって記念撮影。行列の出発は正午。時代時代の歴史上の人物など風俗絵巻が続くが、聖護院や新洞、浄土寺、吉田学区の人たち平安講社の七社が歩くのは「前列」といって、御鳳輦(「ごほうれん」という神輿のようなもの)の前を歩く「供奉」の列。

 出発したのは1時を回っていた。烏丸から御池へ、馬糞に気をつけながら履きなれない草履で歩く。民主党京都府連の部屋からは職員のみなさんが手を振ってくれて元気が出た。沿道には多くの外国人ら観光客。去年より少ないかな。市役所前から三条通を東へ行って神宮道から大鳥居をくぐって無事に平安神宮に戻ったのは3時半ごろかな。草履で歩くのは疲れるよ。
 
 夕方は、京大時計台前でのクスノキの下でのキャンパス祭。3年前から第四錦林小学校の児童の子ども剣鉾や和太鼓、さらに女性会の民謡の踊りもあり、地元の吉田の住民も参加するようになった。京大も変わったものだ。
 
 そして、秋は恒例の「輝く泡盛・京の錦秋の集い」。会長はどういうわけか、門川市長。胃を手術したけれど泡盛を飲んで元気になった?と挨拶。事務局の松田さんはゼスト御池で沖縄物産店を営業。ぼくはこの会には毎年参加して去年は古酒が抽選で当たった!今年は念力が通じず。されど泡盛飲み放題で沖縄を満喫。

●10月21日(木)

 3つの常任委員会が開かれる。
 「くらし環境委員会」も開催。ぼくは委員長ということで例によって進行役。
 
 まずは、環境政策局から理事者報告ということで職員の懲戒処分について、ワイセツと覚せい剤で逮捕された二人の職員はもちろん懲戒免職、そして、まち美化事務所で乾燥機の一部を破損させた職員に戒告とのこと。一時間ほどやりとり。連鎖反応がこれ以上起こらんことを祈るのみ。

 それからテレビカメラが回り始めて、10月14・15日に行われたホームレスに対する聞き取り調査の結果について環境政策局の担当部長から報告。
 この間の空き缶持ち去り禁止の条例の審議において各委員からの申し入れもあり、実態調査がようやくされたのだ。
 路上生活者らに福祉施策の周知とともに収入状況などについての調査。124名からの回答が得られ、20歳未満から30代が、そのうち4分の一、50・60代が65パーセント、仕事のあるひと46人、そのうち31人が廃品回収をしているとのこと。

 報告が終わって質疑に入ったところで、自民党の議員からこの調査を共同で行った保健福祉局を呼んで質疑をしたいと提案があり、各会派に諮ったところ、当然のごとく、全員が賛成したので保健福祉局の担当部長を呼ぶことを決定。ただし、同時刻に教育福祉委員会が開催されていることもあり、その委員会の終了後に呼ぶということになった。

 そこで一般質問の時間になって、5人の委員からクリーンセンターの持ち込み時間や焼却灰溶融炉、まち美化職員との空き缶収集の職員とのトラブル、地球温暖化対策のことなどについて質疑。

 午後2時からは、文化市民局との質疑。左京に青少年活動センターをという請願の審議。初めての質疑ということで留保。左京選出議員としては、採択してほしいね。一般質問は女性会議の成果など。

 教育福祉委員会が終わったので、午後3時からホームレスに対する聞き取り調査の結果について、環境政策局と保健福祉局の担当部長らが同席して質疑が始まる。

 テレビカメラが回っているので緊張したよ。調査した理由、方法、結果の分析、ホームレス対策、自立支援策、能力活用推進事業、福祉施策の周知、人権、都市雑業の創出、コミュニティ回収の可能性、弁護士会からの要請などについて質疑。5時半までみっちり質疑が行われた。

 ぼくも質疑したかったが、委員長として進行役。発言できなかったのは残念。議事の進行に神経を使いくたびれた。関西テレビが取材をしていて、夕方のテレビニュースでは、質問する委員の影で一瞬映った。

●10月20日(水)

 普通決算特別委員会もいよいよ大詰め。
 市長総括質疑。市長と3人の副市長を正面に各会派の委員がテーブルを囲んで座り、質疑者は市長の前に移動、対面して質疑をする。20分一本勝負。

 ぼくは自民、共産に続いて民主のトップバッターで質疑。毎月16日の環境にやさしい日の公用車で登庁したこと、もちろんぼくも車で来ていたので反省しつつ今後の対応、そして09年度の決算について、特に市税の法人分の落ち込みについて、また財政改革有識者会議の提言と予算編成での可視化について質疑。各局からの予算要望については編成時点で公表すると答弁。
 それから世界人権問題研究センターに触れて、コミュニティセンターがいきいき活動センターに名前を変えることなど特別施策としての同和行政終結後のあり方についても議論。
 そして時間が無くなり、雇用対策のこと、そして空き缶持ち去り禁止に関して寛容な社会をつくることが大切だと要望する。
 京都市会のホームページでこのやり取りが録画で見ることができます。ぜひ見てください。
 以下、各委員から、ホームレス対策、国民健康保険、財政改革有識者会議、子育て支援策、若者支援、和装振興、予防医療、ユニバーサルデザイン、サービス事業 技能労務職員、ふるさと納税、保育行政。母子保健、不妊症対策、関西広域連合、不用額、道路整備、府市協調、うつ病対策、梅小路水族館、焼却灰溶融炉、高速道路、ごみ収集
太陽光発電と景観、駐輪場整備、高齢者福祉、消防団、学校運営協議会などについて21人の委員が質問に立ち、終わったのは午後6時を過ぎていた。

市役所の外では夕暮れ時、空き缶持ち去り禁止に反対して市役所を囲む「人間の鎖」が行われていた。300人ほどの参加者かな。激励に?外へ出たら何人かの知人らが参加していた。テレビカメラに撮影され、マイクを差し出されたが、臆することなく答えた。ニュースに映ったかな?反貧困ネットワークの湯浅誠氏も来たらしい。

●10月19日(火)

 今日は、明日の市長総括質疑を控えて、当局が勉強会をする日で委員会は休み。
 
 午前中。この間の疲れが溜まっていて寝ていたら足がつったりしたので、聖護院の「みどり接骨院」に。わが友人の子息ががんばっている。電気治療や丁寧にマッサージをしてくれてリフレッシュ。

 午後は議員団室に出向いて、とある住宅リフォーム建設を巡って担当者と協議。また明日の総括質疑に立つのでその質問項目について考える。
 午後、事務所には、京大の学生諸君らが来所。空き缶持ち去り禁止について、この間の市会の動きやぼくの考え方を述べて意見交換。今どきの学生さんにしてはホームレスや貧困問題など社会問題を考える学生は珍しいと、いささか学生時代のぼくを思い出した。

 夕方、国際交流会館での「潭園 金昌培 韓国画 韓国茶禮 三昧展」に。韓国茶道の光景を描いたほんわかした感じの絵。ぼくのカミサンも最近韓国茶道にお稽古に行っているよ。

 夜は、とある問題で前原議員事務所の所長の斉藤君らと協議。一旦切れた気持ちを元に戻すことはできないね。撤退だよ。 それにしても某氏は、甘い考えやったな。
 その後、明日の委員会での総括質疑をするためのメモ作り。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする