「御所の細道」(笑)
2/24 クラブツーリズムの歴史の旅「イケメン志士の足跡さんぽ」というツアーに参加した。
地下鉄今出川駅に集合。
京都の旅「らくたび」ガイドの山村純也さんが案内してくれる日帰り歩きツアーである。
全5回シリーズで友だちは4回参加するけど、私は今回の2回目のみ。
ツアー料金が高めだが、知らなかった話がいろいろ聞けて、歴女でない私でもとっても面白かった。
今更ながらではあるが、京都御苑(環境省)の中に京都御所(宮内庁)があるんや。
何となく区別があいまいのままだった。(笑)
これは宜秋門だっけ?
通年公開になり、いつでも入れるようになった。
いくつかの門があるが、清所門から出入りする。
荷物検査を受けて、入門証をもらう。
正殿の紫宸殿、左近の桜と右近の橘(冬囲い中)
清涼殿(日常の住い)の呉竹と漢竹
御池庭(公的な庭)
御所をぐるりと囲んだ塀、北東(丑寅)の鬼門に当たる角「猿が辻」には猿の守り神が居る。
横向きの猿が烏帽子をかぶってひらひら(御幣)を持っている。
方位の丑寅の対極になる申酉戌(猿鶏犬)は丑寅(鬼)に強いということで、桃太郎も猿と雉と犬をお供に連れて行きます。
という目鱗な話も面白かった。
御所にも御苑にも松の木がたくさん植えられている。
なんか一見ボサボサっぽいが、こういう剪定なんだそうだ。
明治天皇の生まれ育ちは御所の外の公家屋敷
皇族公家屋敷が建ち並んでいた場所が御苑として公園になっている。
蛤御門の銃弾痕
萩の花で有名な梨木神社
御所雲月で懐石ランチ
ふあとろ湯葉、鯖寿司、筍和え物、海老の蒸し物、鯛めし、わらびもち等
炊き合せにパラパラと振りかけてあった青山椒の粒がピリリと効いて美味しいね、って友だちに言ったら、「入ってへんわ」と。
お店の人に言ったら小皿に入れて持ってきてくれた。入れ忘れられたみたいだ。
相国寺と承天閣美術館
足利義光が建てた相国寺は今でも広大な境内であるが、当時はこの40倍の敷地があり、最初は京都五山に入っていなかった。
無理やり五山に入れると1つはみ出てしまうので、南禅寺を別格扱いして二番目に設定。
相国寺は金閣寺も銀閣寺も門下塔頭なのでお金持ちなんだって。
薩摩藩跡は同志社大学に
3時に解散したあと、友だちと相国寺承天閣美術館伊藤若冲展へ。
風が冷たかったけど、美味しいものをいただき、ちょっと御所ツウにもなれ、若冲の絵も見られて、充実の京都歴史歩きだった。
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