2023年本屋大賞第8位「宙ごはん」町田そのこ
大賞を受賞した「汝、星のごとく」と少し感じが似ているが、こちらはもっと家族の問題多過ぎてちょっと付いていけない。
ふつうの家庭のふつうの人間の成長物語を読みたくなる。
産みの親(お母さん)と育ての親(ママ)の2人を持つ宙、大好きだったママと別れて変わり者の画家のお母さん(花野さん)と暮らすことに。
母とママは姉妹なんだけど、それぞれ幼いころから親との葛藤を抱えていて、訳あり満載。
良き理解者のやっちゃん(母の昔の恋人)から習った料理がやがて生きがいになる。そのやっちゃんまで死なせてしまって(ネタばれ)、いったいこの小説は何を言いたいんだか。
人の見方、評価というのは、結局、それぞれの主観的思い込みが少なくないのね、立場変わればぜんぜん違う人に見えてくる。
せいぜい客観的に人を見るようにしなくては。
それにしても今日も寒い。
私はフリース着て出かけ、咲き始めたバラはつぼみが開かずフリーズしている。
殿堂入りバラ18種のうち家には4種あり、カクテル、アイスバーグ、ピエールドゥロンサールを食卓に。
どれも微香品種だけど、ほんのり香ってくるときがある。
明け方ー1℃や1℃、10℃が続いて・・・
葉っぱは健気に柵に絡まって繁茂してきました。
開花してから低温が続いたら花も長持ちするんですけど。
うちのミニバラもニョキニョキワサワサ元気に、ジッと開花待ちです。