つい、中国で拘束されていた日本人が反スパイ罪で懲役12年の判決ニュースがあったばかり。
この本は2016年から6年間拘束された鈴木さんの記録である。
日中民間友好に長らく関わり、親しい国会議員や新聞記者が居たのに解放されず、懲役6年の刑を満了して2022年に帰国。
外務省は日本人を救ってなんかくれないのね。
なかには親切な大使館員もいたが、たいていは無難に任期を全うしたいだけの外交官。面会にもあまり来てくれず、頼んだ伝言も家族以外には伝わっていなかったらしい。
中国国民はもとより日本以外の外国人も何人も拘束されているが、唯一アメリカ人は拘束ゼロ?
外交は力なり、なのか。
経済が豊かになることで、言論出版行動の不自由から目をそらせ、国民の不満を封じている。
GDP世界2位でも、国民1人あたりでは世界50位と貧富の差がハンパない。
今の中国が変わるには経済が破綻していくのを待つしかないような。
やはり、本人が語るドキュメントは強い。
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