ひらりん気まま日記

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映画『ボーイ・ソプラノ』

2015-09-18 16:22:19 | 映画

旭川 上野ファーム

特にすることもないし、映画でも…
上映中の映画の中で面白そうなのをチョイス。
『ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声』
昔、子どもの頃、月刊まんが雑誌にウイーン少年合唱団の特集がよく載っていた。

飲んだくれの母親が事故で死に、ひとりぼっちになった問題児の少年、彼の歌声の才能を見いだした校長先生(デブラ・ウィンガーも年取ったね)が少年の名乗れない実父に掛け合ってくれて、名門アメリカ国立少年合唱団学校の寄宿生となる。
素行の悪い少年に対して、教えることに乗り気でない筆頭教師カーヴェル先生にダスティ・ホフマン、学校運営に頭を悩ます校長役にキャシー・ベイツ。
ぶっきらぼうで楽譜の読み方も知らず、クリスマス休暇にも帰る所はなく、ひとり隠れて自習に励む。
クラスメイトの妬みやいじわる、教師間の意見の相違など、いろいろなことが起こるが、ストーリーにさほどのひねりもなく、ボーイソプラノのソリストとして頂点を極めて行く。
しかし、ボーイソプラノというのは、声変わりするまでの数年の声で、どれほどの美声でもそのあとの人生につながっていかないというのが、儚いというかやるせないというか、だからこそ、天使の歌声なんだね、きっと。
カーヴェル先生に別れを告げ、学校を去って行こうとする少年の後ろに、迎えに来てくれたのは…

映画が始まってすぐ、掛けていた人工内耳機器がビービ―と電池切れの音を発し(周りには聞こえない)あ、あ、あ…
なんでまた、よりによって、音楽映画の時に切れるやなんて(バッグを変えたので予備を持ってなかった)
有名な楽曲が次から次へ流れてきてももちろん旋律も音程も聞き分けができないが、それでも無音で見るのと音が入るのとでは臨場感が違う。
音量を最小限にして、何とか2時間持たせたが、帰宅してからも電池切れになる気配もなく、まだ、聞こえてる。