新潟中越地震の現状

何か、物々しいタイトルですみません。
知り合いの方からFaxをいただいた内容です。
元はそのまた知り合いの小千谷市役所関係の人からのメールのようです。

私たちがある意味のうのうと、テレビで見たり、新聞で読んだりしていることも
現地では、決して歓迎されていることではないのですね。

以下抜粋です。Faxから入力しました。

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小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを手伝っていますが、
現場はまだまだ混乱しているし、人手も足りていません。
そんな状況下で、マスコミ取材陣が５０人近く現場付近を陣取っています。
小千谷市役所の正面に車を止めているために、救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしかできず、ボランティアの人達がせっせと現場に運んでいますが、報道陣はそれを手伝う気配すらありません。
心労と肉体的疲労が積もっている被災者の方々に当然のようにマイクを向け、２４時間カメラを回し続ける神経もさっぱり理解できません。

今日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、マスコミ報道陣の数はさらに膨れ上がり、「毛布の配給ができないので、小泉さんが帰るまで待つように…」という連絡が入りました。一体何のための視察なんでしょう？
午前中に数名の政治家さんが小学校に来ましたが、トイレがどこかと尋ねられ、仮説トイレを案内したところ、「私に仮説トイレを案内するつもりかね？」と言われたそうです。いったいこの国はどうなっているんでしょう？

あなたのグループやHPの中で、ただ伝えるだけで構いません。
皆さんの声が企業や行政を動かします。マスコミは頼りになりません。
マスコミに対しては、どう支援活動の防げとなり、被災者の心労を倍増させる、今の取材のやり方についての抗議の声をあげてください。あまりにもひどい状況です。
小千谷市にも続々と個人の方からの救援物資が届いています。ありがとうございます。
しかし、それを種類別に分けて配布する人手がありませんので、段ボールには、外側に「毛布」「下着」など大きく書いてもらえると助かります。

〒947-8501　小千谷市城内2-7-5　小千谷市役所宛
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