ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

ロイヤルトリニティー

2007年09月24日 | ぼやき
15年ほど前にオランダに行ったとき、ワールドフラワー社の育種温室の中にはロイヤルシリーズのLAがたくさんあった。
トリニティーは唯一定番として残っている息の長い品種だ。
ふっくらした蕾、まろやかなオレンジ色、作りやすさ、市場での人気も高くいい品種だと思う。

今年の使用球根サイズは16/18だ。それでも3輪が多い。
前は14/16で十分だった。
品種の劣化が進むにつれて使用サイズが大きくなる。
球根代は下がっているものの入り球数が少なくなるので冷蔵費が高くなる。

10月採花用に3作植えたものが、デジールが終わるまもなく始まってしまった。
早生品種は怖い。
初切りからトラック1杯切れてしまった。
                    
9月後半の異常な暑さでシイラも予定より10日早くスタートした。
デジール、ソルボンヌ、カサブランカは予定通りだった。

温度調整のできない夏の産地では計画生産出荷はとても難しい。
堀之内のように大勢でのべつ出荷することが供給切れを起こさない唯一の方法のように思えてくる。

五泉で取れたという天然の舞茸をいただきました。
しこしこと歯ごたえがあり、栽培ものとはぜんぜん違います。
OCおばさんから松茸も送られてきました。
焼いて酢橘をかけて食べたり、お汁に入れていただきました。
休み無しでしたが、結構な彼岸の中日でした。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
きれいに撮れましたね。 (みかんちゃん)
2007-09-25 22:37:48
ユリの写真きれいですね。
いいお月さまですね。
雨だったので、満月は見られないかと思っていました。でした。
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みかんちゃんへ (ヒカラビの父)
2007-09-26 20:54:28
こんばんは。
畑にとっては久々のいい雨でした。
中秋の名月を見るのも久しぶりのような気がします。
十六夜の月のほうが丸いような気がしますが、
今夜の月も大きくてきれいです。
返信する
ユリの匂い (ノリッチ)
2007-09-27 20:04:43
今日フクカエンの花フェスタに行って来ました。一棟のハウスはユリで、入った途端素晴らしくいい香りが漂っていて、このステキな香りの中でヒカラビさんは仕事をしているんだと思ったら羨ましくなりました。リンドウなんて全然匂いがないのでつまらないですが。ユリでも品種が違うと香りも違うんでしょうか?そこまで観察してこなかったもので・・・
返信する
ノリッチさんへ (ヒカラビの父)
2007-09-27 22:32:48
残念でした。
つぼみで出荷するので花の香りは楽しめません。
花瓶にさしたものはにおいますけどね。
透かしユリやLAはまったく臭いはしません。
オリエンタルも品種によっては香りの強弱があります。
最近流行のOT系は、親のトランペット(リーガル系)のせいで強い香りの品種が多いですね。
花を近づけるとわかる程度の香りの方が父は好きです。
シュンランや鷺草みたいな。
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