この冬一番の大寒波のさなかウルイの出荷も最盛期だった。
早掘り株が終わって普通掘りの株になった途端2LサイズやLサイズが出るようになった。
単に掘り時期だけでなく株の充実には遅効きしない様な追肥の体系も考えなくてはならないのではないかと最近考えるようになった。やっぱり奥が深い。
一昨日からずいぶん長い時間除雪車に乗っていたような気がする。
今朝は20センチほどの新雪、爆弾寒波は去ったようだ。
久しぶり(たった3日ぶりだが)に日がさして、思わず日光浴に出てみる。
雪国の人がこの雪の閉塞感に耐えられるのは、雪の後に必ずやってくる青空、冬の後に必ずやってくる春があるからだ。
耐えたことのご褒美のように季節が巡ることのありがたさを体験できるからではないだろうか。
この雪の中から出荷される山菜ウルイが並ぶのは日本中の店、あるいは料亭。
きっとそこには地方からの人がいて季節のギャップや待ちかねた緑のありがたさを歯ごたえと一緒にかみしめてくれているのではないだろうか。、、、、と期待して出荷してます。
直売所では我が家の秋取り人参が最後の商売。
ところが、、、、ここに来て新規参入者が。
イボイボの人参を出してきたのは、 こなきじじい の愛称で親しまれている爺さんだ。
強敵あらわるだ。この爺さん、ちびまる子ちゃんのおじいさんにそっくりなのだ。
しかし考えてみたら、にんじん戦争を繰り広げている我々も風体はそれに近い。
なんとなく将来像のような爺さんなのだ。
最後の出荷なので看板娘の 爆乳にんじん を店番においてみたのだが、、、、