ヒカラビ一家の花日記

山の上に住む花農家から 魚沼発のあれこれを

IFEX その前にFAJ編

2011年10月16日 | 発信

 うちのカサブランカの着荷状態。猛暑だった去年も今年んも、咲き過ぎのクレームは無かったなぁ。

マレロ。涼しくなってさらにボリュームが出ている。夏も飽きも、一番いい色出すのはマレロだと思うんだけど。 

 市場に来ると、とにかく産地を問わず開けて回ります。自分の荷の確認、切前、荷の乱れ、他産地との品質の比較、一番勉強になるのはここです。

この時期としては驚くほど荷が少ない。お客さんの動きはすごく活発。

 荷が少ないときは買参人が多い。当たり前のことかも。

 荷が少なくて、多いのはユリだけ。うちの産地だけ上場が多いのは気になるところ。

「最初にうちのが出るから買ってよ」と言ったらなじみのこの人が最初に落としてくれた。ありがと~

 

 暑い、涼しい、荷が少ない、多い。でも、花の消費は暦通り。合わせられる産地が実力のある産地。

今年の秋も菊が少ないようだ。季節の商材は暦通りに市場に届いている。

ユリの箱も たっぷりお買い上げありがとうございました。

今回お土産にバラとカスミソウを買ってみた。バラは60円の物から300円の物まで置いてあった。 

 よく結婚式の帰りにテーブルのバラを持ち帰ると水が上がらずにそのまま枯れてしまうものがある。

花需要にはいろいろあって、その日一日咲いていればよいものもある。

見た目に同じようなバラでなぜこれほどの価格差があるのか?知りたくて高い方のバラを買ってみた。

カスミは奥会津の有名産地のもの。当然高い。

採花後20分以内に前処理をすることによって今までにないほどの花持ちを実現したとか。その実力を実感したかった。

 土産に気になる産地の物を選んで花を買う。市場に来た時こそ花農家にやってほしいことですね。

 

さて、IFEX。

今年の目玉は生産農家の出店でしょうね。

もう何回もIFEXには来ている。でも毎回、ただ歩き回るだけで何とも実感のないイベントだ。

花業界の森の中にいるようで、少しも 木 が見えない。

何かを探し回って歩き疲れた揚句、自分は何も探していなかったことに気付く。

前回も前々回もそうだった。今回は合いたい人もいるし、少しじっくりとみてみたい。   つづく。

 

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