しいかのブックトーク

毎月読んだ本や日常の諸々を記録します。

生きる

2013-02-15 11:59:36 | こんな本読みました

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丘修三さんの自費出版なので、画像はアマゾンでは出てこない。店頭販売もなし。

これは3巻目。

「この本だいすきの会」のSさんに貸していただいた。

丘の上の白い家で楽しく暮らしていたマリアがかくれんぼして乗ってしまったトラックで遠くの町へ運ばれ、帰りたいと願いながらなかなか帰れないのだ。
恋をして、子猫が5匹生まれたけれど、愛する夫サラダに死に別れ、子猫達と旅をする。
厳しい世間には、味方をしてくれる仲間もいるし、敵もいる。
まるで人間の世界の話を読んでいるようだ。

「生きる」のは、人間でも猫の世界でも過酷であり、それに勇敢に立ち向かっていくマリアの姿に感動し、自分も勇気をもらえる。

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ネットで見つけた1巻目の画像。

表紙のマリアの絵はとても美しく、目が素敵。
人間でいえば、超美人なのでしょうね。


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これが2巻目。

マリアとこども達。

実はまだ読んでいないんです。

Sさんが他の人に貸出中。

Sさんは、丘先生に「どうか誰も死なないでみすずちゃんの家に帰れるような終わり方にして下さい。」とお願いしているそうです。

私も、敵猫のリリーの妨害に負けず、どうか無事に丘の家に帰ってほしいと、その後が気になって気になって仕方ありません。