最近は就寝前に短編小説を読みます。
読みごたえは、長編とは比べ物になりませんが
短い時間で読みきれるので、隙間時間には最適だと気付きました。
「short story」(ショートストーリー)・・・短編小説
浅田次郎さんの文庫本『薔薇盗人』には、6編の短編小説が含まれています。
その中の『死に賃』という短編小説が気になったのは、
今春、私は親友・みち子さんを癌で亡くしているからでしょう。
床についている彼女との電話。
弱みを決して見せない、我慢強い彼女が使った表現 「この世のものとは思えない痛み」だけは
この先も、身を持っては知りたくないと思っています。
この小説の中で、『中国五千年の秘術』として ”遁龍法(とんりゅうほう)” と名付けられた、怪しげな術が焦点となっています。
この秘術というのが、
古来より中国宮廷に伝わる秘伝のツボで、歴代の皇帝はこれにより、苦痛も恐怖もなく死ねたという事。
主人公は、
資産家である親友の死因が、悪性癌とは関係のない心不全で全く苦しまず、夜中に息を引き取ったことと
その親友の預金から一億円が消えていたと不思議がる家族の疑問とを結びつけます。
これは、詐欺なのか真実なのか?
例えば、”不老不死の秘術” と ”苦痛も恐怖もなく逝ける秘術” があったとしたら
どちらに一億円を使いたいですか?
私は迷うことなく ”遁龍法(とんりゅうほう)” です。
こういう人は、弱みに付け込んだ詐欺に注意しなくてはなりません。
私は
古来中国に伝わる「経絡」とか「ツボ」には、信憑性を感じてしまう傾向があります。
”遁龍法(とんりゅうほう)” に興味を持ち、検索してしまいました。
見つからずに、浅田次郎さんが作り出した言葉だと気付き、がっかりした口です。
引っ掛からないように、注意します。
#浅田次郎 #短編集 #薔薇盗人 #死に賃 #遁龍法 #詐欺にご注意
直ぐ眠くなっちゃうよ💦
短編小説は読みやすいので、よく選んでいます。
私ももし1億円あったら遁龍法に使うでしょう
お互いに詐欺には注意!だね。。。
遁龍法があればいいのに・・・。
詐欺には注意だね!