新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
仏教の特定宗派に所属してはいないのですが、弘法大師・空海のファンです。
空海は若い頃、唐(中国)へ留学しました。その留学生活を書いた小説を読んで以来、彼をリスペクトしています。
今年も、
弘法大師・空海を祖とする真言宗の寺・西新井大師でお参りし
厄除けの護摩祈祷を受けてきました。
10人くらいの僧侶が唱和するお経の声に包まれながら、護摩壇の炎に次々と護摩札がかざされます。
あの中には、後ほど私が受け取るであろう札も混ざっているのだと思うと
今年もすべてが順調に行きそうな、ありがたい気持ちになりました。
ちなみに、反射して見づらいガラスがあるのはコロナ対策です。
護摩祈祷で厄を払うのは、密教の教えを受け継ぐ
空海の真言宗
最澄の天台宗
ご承知の通り、彼らは遣唐使と共に唐の時代の中国に渡り
仏教の一つである密教を学びました。
仏教用語はインド→中国→日本と伝わっています。
インドのサンスクリット語の音を中国で漢字に表し、その漢字を日本では日本風に読んでいます。
般若心経も同様にサンスクリット語の音を漢字に当てはめているので
「ぎゃーてーぎゃーてー」など、漢字から意味を推測できない部分も多くあります。
護摩も、サンスクリット語の音を漢字に当てたものです。
広辞苑で「護摩」を引くと
「護摩」【仏】(梵語 homa)・・・密教で、護摩壇を設け護摩木を焚いて息災・増益・降伏・敬愛を本尊に祈ること
【仏】は仏教用語。
(梵語)はサンスクリット語のことです。
サンスクリット語で「ホーマ」の音が、護摩(ごま)と書き表されるようになりました。
ちなみに
空海は中国語もサンスクリット語も話せたと言われています。
テープも何もない時代に二か国語も習得するとは凄いです!
テープと言えば
今回は僧侶が唱和するお経をボイスレコーダーで、こっそり録音したのですが・・・。
お堂内ではきれいなハーモニーだったのに、再生したものはイマイチでした。
メインボーカル(?)のお坊さんがマイクを使っていたので、機械は彼の声を大きく拾ってしまいました。
それに反して、
人間の耳は大したものです。 音量を調整してきれいに聞こえていたのですから。
#西新井大師 #空海 #弘法大師 #護摩祈祷 #護摩札 #サンスクリット語
護摩、私も昨年体験しました。
厄除けして頂くと、守られていると感じ、
安心して1年を過ごせます!
今年もたくさんのブログを楽しみにしています💛
こちらこそ、今年もよろしくお願いします💛