ユーチューブのお陰で、家に居ながらにして沢山のことが学べます。
英会話の動画は、私の英語の発音勉強の助けになってくれますし
最近、私の趣味となっている手芸に関してもそうです。
例えば
ブックカバー、テイッシュケース、化粧ポーチを着物をリメイクして作りましたが
全てユーチューブビデオを見ながら作成しました。
先日、新たなユーチューブチャンネルを登録しました。
介護のチャンネルです。
昨年末に脳梗塞で倒れた母は、左半身マヒ状態になり自ら体を動かすことができません。
私が病室にいるのに、母が体の向きを変えたい度にナースコールを押すのも気が引けて
やってあげることにしました。
ベッド上の母は、ガリガリに痩せて小さくなっていて、30キロ位しか体重がないのですが
思うように動かせないのです。 重いのです。
私の腰も心配だし、母も痛がりました。
そこで、ユーチューブで介護のチャンネルを探したところ
母と同じように左半身マヒした人の ”仰向けから横向き” の介助のやり方を見つけました。
動かない左腕をお腹に乗せて、右手で押さえてもらう →
両ひざを立てる → 向く方向に枕をずらす(今回は右) →
母の右側に立って、左側の肩と左側の腰に手を当てて手前に引く
このチャンネルで学んだ通りにやってみたら、コロ~ンと簡単に横向きになりました。
横向きにしてから、痛がっていた腰をさすってあげます。
私 「どう? 気持ちいい?」
母 「直接肌を撫でてもらうと、もっと気持ちいいんだろうけど」
トイレに行けないから、オムツをしているんです。
そのオムツの中に手を入れて、さすってよ。 と言う事らしいのですが
ごめんなさい。 その勇気はないとお断りしました。 意気地のない娘を許して。
そこまで介護士になりきれていない私でした。
介護士をアメリカ英語では
「caregiver」(ケアギヴァー)・・・介護士・介護者・ (病人・子供などの)世話をする人
日本語にもなっている 「care」(ケア)・世話 と 「giver」(ギヴァー)・与える人 をつなげた単語です。
暫くは、このユーチューブの介護チャンネルで学んでは、病室の母に試してみることにします。
万が一、にっちもさっち行かなくなったときは、ナースコールができるので。