私がパート仕事で受付をしているクリーニング店のお客さんの中に
秋になると、お庭の栗をくださる方がいます。
実は、店で買うほど、栗好きというわけではありませんが
頂くとうれしいものです。
茹でてスプーンでほじって食べるのも美味しいですけれど
やはり、秋の食卓を飾るにふさわしいのは、 “栗ご飯”。
数年前からレシピを確認するようになって、覚えた言葉があります。
日本語ですが、「鬼皮」。
広辞苑によると
「鬼皮」(おにかわ)・・・果実の外皮などの厚く固いもの
栗の茶色の固い皮も「鬼皮」と呼ぶんです。
皮を剥くのに苦戦した人が 「鬼のように固い!」 と怒って名付けた通称なのかと思いました。
料理をしない人は ”栗の皮” 以外に呼び名があるとは、きっと知らないと思います。
料理をする人でも、栗ご飯を作らない人は知らないかもしれません。
(私だけなら、失礼しました)
栗ご飯用に剥くとなると、とにかく固い。
包丁を使って剥き終わった後は、右手が包丁を握ったままの形でしばらく固まっている。
何度かこのようなつらい栗剥きを体験しました。
しかし、今年は違います。
東急ハンズで良い物を見つけました。
早速、購入。
一粒ずつ剥く面倒くささは同じですが、かなり安全で楽です。
渋皮もこれを使って剥くことができます。
見た目も味も、秋を感じることができます。
それにしても
もっと早く 「栗の皮むき器」 を使っていれば良かった。
この世の中、不便だと感じたら、解決してくれる人が必ずいるのですね。