そうなんだ。

外国語で知ったこと。

盲導犬   英語

2013-05-15 13:00:00 | 日記
弟家族は盲導犬育成ボランティアをしています。

盲導犬・・・「guide dog」(ガイド ドック)
      「Seeing Eye dog」(スィイング アイ ドック)

11年前、ラプラドール犬の子犬ドルチェをパピーウォカー
として育て、その後訓練センターを卒業したドルちゃんを
繁殖犬飼育ボランティアとして世話をしました。
現在は、計画的に“未来の盲導犬たる赤ちゃん”を産み続けたドルを
引退犬ボランティアとして継続して引き取り、一緒に暮らしています。

ボランティアとはいえ、赤ちゃん時代からほとんどの期間
を手元に置いて可愛がっているので、世間一般の飼い犬と
家族の絆という点では、なんら変わりありません。
違うのは協会を通して、身元がわかる点です。

暮らす地域も年齢もバラバラの引退犬ボランティアの一人から
連絡があったそうです。
“同じ日に同じお腹から生まれ出た、5匹の兄弟姉妹を
会わせましょう。”

弟はドルチェを車に乗せて、長野県の指定されたペンションに
向いました。

この兄弟姉妹が一緒に暮らしたのは、生まれてから1カ月だけです。
それなのに、会ったとたんに打ち解けて、皆で楽しそうに遊んだ
そうです。
音頭を取った方が言うには、
「産んでくれた親や産んだ子は忘れてしまうけれど、一緒に
 生まれた兄弟姉妹は分かるんです。」

見せてもらった写真には、5匹の老犬が寄り添ってお座りをし、
にっこり(?)こちらを見ています。
皆そっくりで、どの子がドルチェか分かりません。

もう一枚気に入ったのは、ペンションのツインベットの片方に
バスタオルがひかれ、そこでドルチェが寝ている写真。
さすがに、弟はここでいいのか、オーナーに確認したそうです。
弟の隣のその人間用ベットが、ドルチェに用意されたベットでした。
二人は夫婦のように、並んだベットで休んだようです。

一般のわんちゃんたちと違って、人間の手助けをするように育てられ、
手伝い・協力をしてきたこの子たちの老後。 感謝の御褒美は 

“無邪気だった頃のひととき”。

「ドルはすごく楽しかったみたいだけど、俺は疲れた。」
と弟は言っていましたが、
粋な“はからい”に、私まで楽しい気分になりました。

コメント (6)
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