故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

生きる(Part2)

2018-06-15 06:55:23 | よもやま話

過去に描いた絵の名から、タイトルにふさわしい絵を選びます。
今日は、これ。
タイトルは、あなたのそばが好き。
市役所の前にあった彫像です。
彫像にあるタイトルは違います。
背景の大きな木の木陰で、少女は何か想っています。
私には、彼女がこんな風に想っていると感じました。


朝起きたら、あちこちが痛い。
いつの張りか分からぬほど、あちこちの筋肉がきしんでいる。
一昨日のゴルフで背中の張り、昨日の梅の剪定で膝のつっぱりと切りがない。
朝の始まりのルーチンワークをこなしていく。
身体があったまり、自分を取り戻していく。

今日のタイトルは、「生きる(part2)」です。
全ての人が、この「生きる」ために努力をしていると言ってもよい。
絶望の淵にある人も、生きるためにわずかな蓄えと希望でつないでいる。
昨日の幸せな状態が、今も続くことはない。

私のブログも、ほとんどのモチーフが「生きる」です。
生きるために書いていると言ってもよいくらいです。
自分の体調と相談しながら、感じていることを昇華していく作業です。
今しか書けないことを毎日綴っています。

絵のタイトル「あなたのそばが好き」と感じたり、いやそうではないと喧嘩したりの毎日です。
それでも、多くの時間、あなたのそばが心地よい。
生きる限り、辛いことばかりです。
それでも生きようとする。
生きなければならない。

お前は、まだ来なくて良い。
やることがいっぱいあるだろうと、墓地にある小堂で聞いたような気がした。
2017年11月17日投稿記事「潔く生きたい」を参照ください。

幸せを包んで少しだけおすそ分けをしたい。
と書いています。
2017年6月5日「ニーズに応える」を参照ください。

辛いけれども、生きていると、ちょっとだけ良いことがある。
誰にもわからないけれども、自分の中から湧いてくる感動です。
ほんの一瞬のできごとです。
生きていて良かった。


一生懸命生きていると、良いことが貯まって来る。
ちょっとだけ分けてあげたいと、殊勝に思うことがる。
ほとんどの生活がけちで成り立っているのに、気迷いのごとく錯乱することがある。
大盤振る舞いはできないけど、ちょっとだけおすそ分けが出来る。
幸せをもらってくれる人を探す。
あまりに大勢なのか、ほんの一握りなのか人それぞれです。
私は、大勢過ぎてお渡しできません。
それが、幸せと感じる。

ひたすら、「生きる」ことを続ける毎日です。
それでよい。
それしかない。

もう少し書きたいけど、時間です。
またの機会にしましょう。

ありさんが 身体に余る 荷を運ぶ

2018年6月15日
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あんたがたどこさ(Part4)

2018-06-14 07:44:49 | よもやま話

三池炭鉱で見た絵を写し描きした絵です。
タイトルは、川筋気質。
炭を掘るのも危険なら、運ぶのも容易ではなかったでしょう。


昨夜飲んだ酒がまだ残っています。
ちゃんと書けるさと、始めています。
日々感じたことを、今じゃなきゃと記憶の忘却を進める作業のようなものです。

今日のタイトルは、「あんがたどこさ(Part4)」です。
「あんたがたどこさ」と、会ってきた奇妙、奇天烈な方達のことを書いてきました。
新鮮な出会いです。
どちらかというと、いままで書いてきた「あんたがたどこさ」に書かれている人たちは、
少し距離を置きたい変な人たちと感じていました。
今日は違います。興味の対象が、「あんたがたどこさ」という表現になりました。
歌では、「熊本さ、熊本どこさ、肥後さ」と深くなり、
肥後はこんなとこさと歌は続きます。

知らなかったことを知る。
どうして、面白いことになったのか更に知る。
どうして面白いと思ったのか、聞く人と話す人が照合する。
こんなことが、「あんたがたどこさ」になっていく。

この地に来て、会った方はたくさんいます。
第一印象でこんな人かなと、すぐに括るのが私の癖です。
プロジェクトエンジニアーの性のようなものです。
実は、こうなんだと、地域の方から教えていただく。
私の印象ファイルの写真の人に影が出来、動き始めます。

都会で暮らしていると、毎日多くの人とすれ違う。
しかし、「あんたがたどこさ」とフォーカスすることはありませんでした。
同じ光景が、毎日ぐるぐる回っている。
表情のない能面とのすれ違いの毎日のようでした。
そうしないと生きていけない。
ここでは違います。
自然を手で感じ、たまに聞く人の言葉や会った人の印象が、
心にピン止めされていきます。

何が違うんだろうと、今日書き始めています。
やっと、人間らしくなったんじゃないかと思い始めています。
「あんたがたどこさ」と、話す時間をとろうとしている自分を感じます。
人の話が、しみ込んでくるようです。
会話をしても、上の空だったんじゃないかと反省しています。
永くはない命です。
これからどれだけ「あんたがたどこさ」と話し込むことができるのでしょう。
真摯に向き合いたいと思っています。

忙しや 朝餉の匂い 腹がすき

2018年6月14日

時間と興味のある方は、以下の記事も参照してください。

2018年2月22日投稿記事「あんたがたどこさ(Part3)」では、
弱者が強者に勝つために、ひたすら戦術を磨き戦略を訓練した賜物です。
目的のために黙々と前を急ぐ。
私達は、そんな生活を繰り返してきました。
(抜粋)
2014年11月12日投稿記事「あんたがたどこさ」
2017年10月10日投稿記事「あんたがたどこさ(Part2)」
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笑顔には笑顔で応える

2018-06-12 11:32:58 | よもやま話

笑うかどに福来る。
そのままです。
笑顔が出るのは、やれることをできることを精一杯やっているからだと思います。


久しぶりにゆっくりできると、朝寝をしました。
明け方に、野焼きの夢を見ました。
火は木に移り、森に移っていきました。
もうどうすることもできません。
あの時、消火器で消していればなんとかなったかもしれない。
カフェに、消火器を複数台置こうと考えながら眼が覚めました。

今日のタイトルは、「笑顔には笑顔で応える」です。
酔っぱらいたちが提案した「カフェ杯」は6組のメンバーが集まりました。
私は、カフェ特別賞を何にしようかと考えていました。
送り出してくれた奥様が喜ばれるもの。
地域活性化が望める物にしたい。
駆け出しの作家が一生懸命創ったものがよい。
おらが村の自慢の名品がよい。

一つの候補に絞り、作家と交渉しようと考えていました。
たまたま、パン作りに参加された方が来られました。
作家もパン作りの一人でした。
カフェに来られた方が、作家に電話をしてくださいました。
お化粧して大急ぎで行きます。との返事。
作家は、多くの作品を持参してくださいました。
今は腱鞘炎にかかり、活動もままならないそうです。
2つの作品を選び、一つは妻の誕生日プレゼントにしました。

電話で作家を呼んでくれた方に、正直に私の考えを伝えました。
仲間は、すぐに理解してくれ、作家は作品を持って駆けつけてくれました。
笑顔には、笑顔で応える。
笑顔が優勝者の奥様にも届くことでしょう。

ネットかけ キャベツ守るも 中に蝶

2018年6月12日

<記事掲載後>
私達は、疲れたり上手くいかなかった時、笑顔が消えてしまいます。
客商売の基本は、笑顔です。
なんとか楽しみたいと、まずは笑顔で迎えるように心がけています。
冷や冷や出した料理に、美味しかったと言ってもらえると、ほっとします。
上手ではない腕前です。
笑顔に会いたいと、また来てくれるようなカフェになりたい。
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楽しむ

2018-06-11 07:07:25 | プロジェクトエンジニアー

タイトルは、今日もご安全に。
朝礼のあと、職人一同で声を掛け合います。
山歩きの途中、山中にひっそりとたたずんでいた地蔵です。


毎日がハードと思うか、
ハードと感じる部分が足りなかったと考えるか。
人さまざまです。
今日のタイトルは、「楽しむ」です。
楽しむとは、
たのしく思う。心が満ち足りて安らぐ。豊かに富む。
たのしいこととする。愉快に感ずる。また、趣味や娯楽とする。
期待をかけ、それを喜ぶ。
(広辞苑より)

アスリートが試合前の会見で、「楽しみたい」とコメントをする。
試合が終わるまで苦しいことの連続なのに、楽しむことが出来るのか。
何をさして、楽しいと感じるのか謎でした。

「奇跡のレッスン」であのランディジョンソンが言った言葉、
自分をコントロールすることで、課題を克服する。
自分をコントロールすることは、自分しかできない。
ミスを修正できるのは、自分だけ。

これが「楽しむ」ことなのかなと思った。
投球の際、軸足の母指球(てのひらや足の裏で、親指の付け根のふくらんだ部分)でバランスをとり、
踏み込む足の母指球を中心に着地するよう心がけて投げる。
ランディジョンソンは、惜しげもなく制球術の極意を中学生投手に伝えていく。
練習をし、試合をする。試合での反省点をまた練習する。
投手とは、一生学び続けることだとメンタル強化の極意も伝える。

カフェでは、昼ごはんもとれないほど忙しい日が続きます。
どのお客さんにも、笑顔を絶やさず接することが出来たか。
一つずつ料理の味を確認したか。自分が美味しいと思うものを出せたか。
出来立ての温かい料理を姿美しく出せたか。

プレッシャーがかかるから、ミスが出るのは当たり前。
それを修正できるほど、楽しめたかとなります。
この地域には、集いの場所が必要だと思い開店しました。
いつもと同じように、開店し続ける。
訪ねてくださったお客さんが、友人と一緒にまた来てくれます。
気持ちよかったから、また来てくれるのです。

ランディジョンソンは、「マウンドは俺の舞台だ、任せろと胸を張れ。」と言った。
久しぶりに気持ちがよい言葉を聴きました。

私達は、「楽しむ」ことを大事にしなければならない。
何時(なんどき)でも楽しむことができるはずです。
きっと。

エヘのあと きっとできると 決めたれや

2018年6月11日
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なに、威張ってんの

2018-06-09 06:33:36 | よもやま話

ベランダに植えたトマトに花が咲きました。
タイトルは、トマト誰の子です。
積極的に育てる者だけが、頂けるものではありません。
サポート隊も食する権利がありますね。


今日のタイトルは、「なに、威張ってんの」です。
カフェの周りの草取りをしました。

二軒の空き家の草取りのために、樹脂製ひもを草刈り機に装着しました。
多くの庭や、駐車場には砂利が敷かれています。
金属製の丸刃では、砂利にあたり、刃に張り付けている焼き入れチップがはがれてしまいます。
確かに、砂利に当てるほど腕も悪い。

少しでも油断すると、畑に槍のように、篠だけが生えてきます。
草の成長と競争の草刈りです。
花の周りは、手抜きです。駐車場も手抜きです。
手抜きができる草の種類も分かってきました。
その草だけを追っかけます。

カフェの仕事は、妻に任せます。
草刈りにかかったら草まみれになり、着替えないとカフェには入れません。
夜は、二人の共同作業になります。
昨夜は、積極的に二階へ料理を運びました。
昼間抜けた分、引け目があったのかもしれません。

片づけが終わり、帰ったら10時半。
あまり物で食事を終えると、崩れるように寝る始末です。
あれあれ、久しぶりに階段を上がり降りしたせいか腿の筋肉が張っています。
万歩計が示す、わずか40歩の階段歩数です。
ここらあたりは、朝晩は冷えます。足の先が冷たい。

コーヒーを淹れて。
足にかける毛布をお願い。
ついでに、半纏も。

つかさず、「なに、威張ってんの」と声が咎めます。
声の主は、口ほど怒ってはいないようです。
あれもしなきゃ、これもしなきゃと気がかりです。
身体が温まってくると、不思議とやる気が出てきます。

威張っちゃいないよ。
身体が動かないだけなんだ。
さて、ルーチンワークにかかりますか。
妻は、畑へ。
私は、炊事洗濯です。
なんか変ですか。
それが我が家です。

出来る時 関心違う 内と外

2018年6月9日
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