
三池炭鉱で見た絵を写し描きした絵です。
タイトルは、川筋気質。
炭を掘るのも危険なら、運ぶのも容易ではなかったでしょう。
昨夜飲んだ酒がまだ残っています。
ちゃんと書けるさと、始めています。
日々感じたことを、今じゃなきゃと記憶の忘却を進める作業のようなものです。
今日のタイトルは、「あんがたどこさ(Part4)」です。
「あんたがたどこさ」と、会ってきた奇妙、奇天烈な方達のことを書いてきました。
新鮮な出会いです。
どちらかというと、いままで書いてきた「あんたがたどこさ」に書かれている人たちは、
少し距離を置きたい変な人たちと感じていました。
今日は違います。興味の対象が、「あんたがたどこさ」という表現になりました。
歌では、「熊本さ、熊本どこさ、肥後さ」と深くなり、
肥後はこんなとこさと歌は続きます。
知らなかったことを知る。
どうして、面白いことになったのか更に知る。
どうして面白いと思ったのか、聞く人と話す人が照合する。
こんなことが、「あんたがたどこさ」になっていく。
この地に来て、会った方はたくさんいます。
第一印象でこんな人かなと、すぐに括るのが私の癖です。
プロジェクトエンジニアーの性のようなものです。
実は、こうなんだと、地域の方から教えていただく。
私の印象ファイルの写真の人に影が出来、動き始めます。
都会で暮らしていると、毎日多くの人とすれ違う。
しかし、「あんたがたどこさ」とフォーカスすることはありませんでした。
同じ光景が、毎日ぐるぐる回っている。
表情のない能面とのすれ違いの毎日のようでした。
そうしないと生きていけない。
ここでは違います。
自然を手で感じ、たまに聞く人の言葉や会った人の印象が、
心にピン止めされていきます。
何が違うんだろうと、今日書き始めています。
やっと、人間らしくなったんじゃないかと思い始めています。
「あんたがたどこさ」と、話す時間をとろうとしている自分を感じます。
人の話が、しみ込んでくるようです。
会話をしても、上の空だったんじゃないかと反省しています。
永くはない命です。
これからどれだけ「あんたがたどこさ」と話し込むことができるのでしょう。
真摯に向き合いたいと思っています。
忙しや 朝餉の匂い 腹がすき
2018年6月14日
時間と興味のある方は、以下の記事も参照してください。
2018年2月22日投稿記事「あんたがたどこさ(Part3)」では、
弱者が強者に勝つために、ひたすら戦術を磨き戦略を訓練した賜物です。
目的のために黙々と前を急ぐ。
私達は、そんな生活を繰り返してきました。
(抜粋)
2014年11月12日投稿記事「あんたがたどこさ」
2017年10月10日投稿記事「あんたがたどこさ(Part2)」