故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

あんたがたどこさ(Part4)

2018-06-14 07:44:49 | よもやま話

三池炭鉱で見た絵を写し描きした絵です。
タイトルは、川筋気質。
炭を掘るのも危険なら、運ぶのも容易ではなかったでしょう。


昨夜飲んだ酒がまだ残っています。
ちゃんと書けるさと、始めています。
日々感じたことを、今じゃなきゃと記憶の忘却を進める作業のようなものです。

今日のタイトルは、「あんがたどこさ(Part4)」です。
「あんたがたどこさ」と、会ってきた奇妙、奇天烈な方達のことを書いてきました。
新鮮な出会いです。
どちらかというと、いままで書いてきた「あんたがたどこさ」に書かれている人たちは、
少し距離を置きたい変な人たちと感じていました。
今日は違います。興味の対象が、「あんたがたどこさ」という表現になりました。
歌では、「熊本さ、熊本どこさ、肥後さ」と深くなり、
肥後はこんなとこさと歌は続きます。

知らなかったことを知る。
どうして、面白いことになったのか更に知る。
どうして面白いと思ったのか、聞く人と話す人が照合する。
こんなことが、「あんたがたどこさ」になっていく。

この地に来て、会った方はたくさんいます。
第一印象でこんな人かなと、すぐに括るのが私の癖です。
プロジェクトエンジニアーの性のようなものです。
実は、こうなんだと、地域の方から教えていただく。
私の印象ファイルの写真の人に影が出来、動き始めます。

都会で暮らしていると、毎日多くの人とすれ違う。
しかし、「あんたがたどこさ」とフォーカスすることはありませんでした。
同じ光景が、毎日ぐるぐる回っている。
表情のない能面とのすれ違いの毎日のようでした。
そうしないと生きていけない。
ここでは違います。
自然を手で感じ、たまに聞く人の言葉や会った人の印象が、
心にピン止めされていきます。

何が違うんだろうと、今日書き始めています。
やっと、人間らしくなったんじゃないかと思い始めています。
「あんたがたどこさ」と、話す時間をとろうとしている自分を感じます。
人の話が、しみ込んでくるようです。
会話をしても、上の空だったんじゃないかと反省しています。
永くはない命です。
これからどれだけ「あんたがたどこさ」と話し込むことができるのでしょう。
真摯に向き合いたいと思っています。

忙しや 朝餉の匂い 腹がすき

2018年6月14日

時間と興味のある方は、以下の記事も参照してください。

2018年2月22日投稿記事「あんたがたどこさ(Part3)」では、
弱者が強者に勝つために、ひたすら戦術を磨き戦略を訓練した賜物です。
目的のために黙々と前を急ぐ。
私達は、そんな生活を繰り返してきました。
(抜粋)
2014年11月12日投稿記事「あんたがたどこさ」
2017年10月10日投稿記事「あんたがたどこさ(Part2)」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする