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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

良い朝を迎え

2016-07-12 04:04:17 | よもやま話

残された時間はわずかです。
ブログを書く時間のことです。
自分の寿命のことではありません。

「良い朝を迎え」が今日のタイトルです。
私の良い朝のイメージは、背戸(裏口)から見える朝もやに煙る江田島湾の風景です。
今日も朝から何をして遊ぼうと悪ガキは計画を練るのでした。
思わず出た草むらで、朝露がつっかけに付くのでした。

この辺りも同じ心象風景です。
我が家の前は山で、広がりはありませんが、畑に植えた野菜たちが補ってくれます。
前の山の下草も刈りましたから、風だけは通るようになりました。
細い間伐材も切りました。少しだけ木漏れ日が地面まで届くようになりました。

野党連合は、画期的な構想の転換でした。
もう少し話し合いが早ければ、もう少しなんとかなっていたかもしれません。
意見や考えが違う人たちが、少しでも合う部分があることで融合する。
どこまでも平行線は、大人のやることではなかったのかもしれません。

少しだけひんやりとする空気を胸いっぱい吸い込みます。
なんだか、みんな許せる(いいねと言える)気持ちです。
自分の体調や、今日やることばかりを考えながら眼を覚ましてきたような気がします。
生きていることを実感し、今日も過ごせそうな気分になる一瞬。

やってやるぞ。
やれるんじゃないかな。
少しだけ鼻息があらくなっているようです。
どうした訳か妻に感謝です。

朝もやの ゆりに眼をとむ ばくち打ち

2016年7月12日

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新しいズボン

2016-07-11 06:50:27 | よもやま話

いかんともしがたい距離感です。
茨城県まで出掛けようと、ナビで検索しました。
答えは、どのルートを通っても3時間かかります。
実際に行く朝早い時間では、順調に行けば約半分の時間になります。
この1時間半のリスクマネジメントが、距離感となって遠いとなります。

いまだ、この距離感になれません。
どこを基準に考えるかで変わります。
いつまでも東京を引きずっているからこうなります。
仙台や青森に行くことを考えると、東京からは絶望的な距離です。
しかし東北のここからは、さほど苦になりません。

今日のテーマは、「新しいズボン」です。
何か欲しいとなると、地域で売ってる店を探すよりアマゾンに頼ります。
アマゾンの画面では安くて良い買い物に感じます。
しかし、身につけるものや常に使う道具は、
実際に履いたり、手に持ってみないとフィット感や使いやすさはわかりません。

新しいズボンにも感じました。
ウエストもお尻も問題ありませんでした。
ところが、腿まわりは少し細く、胴回りの丈は少し短く心もとない感じです。
ユニクロで感じたものと同じ感覚です。
コストカットがそこかい(チャックの品質、生地の薄さ、色の単純さなど)と
少しがっかりさせられます。

悦ばしいこともあります。
若者向けの細い綿パンツが履けるようになったこと、
ウエストまわりが10cm小さくなったことなどです。
30年前の結婚したての頃のサイズです。
太らなければ申し訳ないと、かみさんの料理をバンバン食べていた頃のことです。

川崎の義兄のあれこれの支払について、東北のここで心配をしています。
東京に行ったついでに川崎に寄り、義兄に会ってきました。
一週間ごと食材を届けていた時は、
いろんな心配の相談に途切れなく細かくのれました。
出来なくなるだろうと、色々な人にお願いをして手続きもしてきました。
色々な人が抜けてしまうと、約束事は引き継がれません。
電話で申し訳ないけど、もう一度キーマン(ケアマネ)に
確認し、お願いするしかありません。

距離感を埋めるのは、顔が見えない分、
ちゃんとした情報を繰り返し発信し、フォローするしかないようです。

これは、ホームページの運用をこれから始める私にとって、
ヒントになりました。
顔が見えない分、「いつも丁寧にフレッシュに」を心がけなければなりません。
人の感覚は、どうしても自分中心になりがちです。
Q&A(よくある質問にていねいに答えている)に力をいれている旅館がありました。

コミュニケーションとは。
社会生活を営む人間の間に行われる知覚・感情・思考の伝達。
言語・文字そのほか視覚・聴覚に訴える各種のものを媒介とする。
と広辞苑に出ていました。

やはり、そうかと言う感じです。
ホームページでは、知覚、視覚は伝えられます。
しかし、感情・思考・聴覚は伝えにくいのです。
五感で感じる文章を書けるようにこころがけよう。
阿久悠さんの詩のように。味が伝えられる文章を書けるようになりたい。
感動が伝えられる絵が描きたい。

それが出来ないなら、心がこもる話し合いをしよう。
億劫がらずに、出来ないまでも少しずつ努力をしよう。

「ここまで考えてくれているのか」と工場を造ってきたではないか。
人を気持ちよくさせて来たのではないか。
またまた原点に返らせてくれた「新しいズボン」でした。

袖通し 残り香なみだ 朝に発つ

2016年7月11日

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力を抜いて

2016-07-10 07:10:07 | よもやま話

この方も一生懸命仕事をしてきた方です。
どうして頑張れたんでしょう。
今からもずっと頑張れそうです。


今日のタイトルは、「力を抜いて」です。
私は、いつも全力投球をしたがります。
したがって無駄な力が入ります。
ゴルフでもまっすぐ左へ飛びOBです。
スイングは正しかった。身体が左を向いていた。
それだけのことでした。反省がない。

スライスするかもしれないと用心したのかもしれません。
単なる注意不足です。自分を信じていない証拠です。
こんなことがよくあります。

同じ失敗を繰り返す。
これは、単なる注意不足、練習不足、反省が無いとかではないようです。
どこかに失敗を続ける自分を許す(認める)部分があるからではないでしょうか。
男に騙される女の人は、騙すより良いと思われているのです。
よせばよいのに、ふられた先からまた惚れる。

力を抜いて、「どうせこの世はそんなとこ」と言ってみましょう。
関沢新一作詞、市川昭介作曲、村田英雄歌の「皆の衆」です。
「無理はよそうぜ 体に悪い」と続きます。

力を抜いて。
そのうち良いこともあるさと。
力を抜いて、自分を信じて今日も頑張れば、道が開けるでしょう。
呑気で良いと思います。深みにはまらない。
取り戻そうなんて思わない。
チャンスは巡ってくるはずです。
その時を見逃さず、力を抜いて挑戦するだけです。

朝起きて、調子が良いわけではありません。
だからと言って、休むわけにもいかない。
そんな時のことです。
上手く行かないからと言って、怠ける理由にもなりません。
調子が悪いときどうするんだろうと、楽しむ余裕が欲しい。
力を抜けば、身体も回るし視界も開けます。

そんな風に自分に言い聞かせる朝でした。

柳腰 風に任せて 左右

2016年7月10日

2015年5月20日投稿記事「聞き上手」を参照ください。
惚れ上手を検証しています。
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特別扱い(Part3)

2016-07-08 07:24:54 | よもやま話

若い方から、「初めて会った方との打ち解けあい方について」と質問されました。
どのように答えたら良いものか。

私は、「打ち解ける」の延長線に「特別扱い」があるように思います。
飲み会があった時、私は少しの方と話し込みます。
大勢の方と合わせるような飲み方ができなくなりました。

かつて、営業職の時、相手が私の話を聞く気がないと感じたら
世間話で帰って来ました。相手にも事情があるからです。

東京から余市まで8時間かかりました。冬のことでした。
会ってくれるということで、出かけました。
相手の方にその気はありませんでした。
私は、挨拶をして5分で引き揚げてきました。
8時間の道のりを帰ってきました。
8時間かけるのは、私の事情であり、相手には関係ないことです。

私は、5分間の話し合いで「この人は」と見抜いてしまいました。
打ち解けない。と。会ってみなければわからないことでした。
私は、無駄足とは思いませんでした。作戦を変えようと考えただけです。

営業職は、自分の会社の技術を売ってなんぼです。
遠回りのようですが、相手が困っていることを解決してあげたり、
聞いてあげたり(後には聞かせていただく)することが近道でした。
何故なら、この人が困っていることは、同じような立場にある人は
同じように困っていることだと気づいたからです。
ここで解決できれば、他でも解決できる。
どんどん引き出しが増えていきました。

「あんたは、馬鹿か鈍いのか」とある会社の役員に言われました。
続く無理難題に、私は喰らい続けたからでした。
難問に答えを出し続けました。
役員の方にとっては、断るための口実(難問)だったのです。
3年後に、この方は私を特別扱いしてくださるようになりました。

いつしか酒を飲んだら冗談ばかり(スケベ話が多い)言うようになりました。
相手が、仕事の話をしたがったら、
明日ゆっくり聞きますと心の中でメモしました。
酒を飲むのは、本音を話すためではありません。
相手(人柄)を感じることです。

冗談は、相手に通じなければなりません。
そのためには、五感を研ぎ澄ませて情報をとりいれます。
そして、琴線に触れる一言を選択します。
それが、冗談です。相手の気持ちをほぐす役割をします。
間合いが大事です。沈黙こそ金の時があります。
相手が、「どうしたい」と次の言葉を待ってくれる。

この若い方に伝えたい。
「打ち解ける」はなんでもないことです。
気の合う方を見つけることです。
気の合う方と長続きすることです。
そして、打ち解け、特別扱いの間柄になります。
皆さんとは、そうはならない。
合わない人とは、とことん合わない。
だからと言って、毛嫌いするのは良くありません。
その人の協力も必要だからです。

私は、40歳まで自分に自信が持てませんでした。
私は、私。これしか自分にはないと思うようになってから吹っ切れました。
道はたくさんあります。どの道も素晴らしく見えます。
どの道にも行けるわけではありません。

今までだって、道を歩んできました。
それが自分の「こだわり」です。

皆さん、特別扱いしてくれる人がいますか。
その人が、パートナーだったら素晴らしい。
嬉しいけど、うっとうしいですか。
素直になりましょう。

我が子見て 何故と我見て しかたない

2016年7月8日

2015年9月24日投稿記事「特別扱い」を参照ください。
2016年3月28日投稿記事「特別扱いPart2」を参照ください。
色が変わっているところをクリックしてください。
「特別扱い」と「特別扱いPart2」の投稿記事が現れます。

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覚悟を決めて

2016-07-07 05:07:00 | プロジェクトエンジニアー

畑に撒いた米糠めあてに雀がたくさん集まっていました。
玄関の戸を開ける音で飛び立って行きました。
今日も涼しい朝です。
庭の草も、森の木も雨で光っています。

凝った肩をまわすとゴリゴリと言う音がします。
寝起きの時のあちこちの張りがほぐれていきます。

庭に続く、森の下草を刈りました。
木々の幹が見える。風が通る。
もっと刈ってやりたい。
ここに来て、払った草はとうに、大地に鋤き込みました。
切った枝は、束にしました。切りっぱなしの枝が山になっている。

プロジェクトは、綿密な計画(70%の労力)の元、
走りだしたら(30%の労力)もう止まらない。
脱兎のごとく、馬車馬のごとく。
今も、仕掛けをいっぱい作っています。
仕掛けを作りながら、情報を集めシナリオを書いています。

いきなり、プロジェクトの話をして恐縮です。
プロジェクトに関わりを持ったら、すべての生活がそのことに染まります。
走り切れるよう、体力作りにも余念がありません。
こけるわけにはいかない。

裏方であろうが、主役であろうがやることに変わりはない。
後には引けない。覚悟をします。
夜明け前、静かに息を整えています。

憂いなし 討ち入り前夜 覚悟決め

2016年7月7日(一年に一度、逢瀬の日)

2014年6月27日投稿記事「仕掛けがいっぱい」を参照ください。
プロジェクトを演劇に例えて表現してみました。
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