故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

特別扱い

2015-09-24 05:09:31 | よもやま話
   ぬるぬるでつぶつぶの唐柿


  
先輩に唐柿を食べていただきたいな。
きっと、血圧も下がるだろうに。
電話したところ、元気な声でした。
覚悟し、納得したのでしょう。
病気と立ち向かう姿勢ができていました。
切り替えが早い先輩です。

冒頭の絵は、妻が大好きな唐柿です。
私は、まだ青い粒粒のしっかりしたものが好きです。
小さい頃は、唐柿の葉の裏のかさかさで、細かい土を集めていました。
それで、茶碗一杯のご飯を姉が作ってくれました。ままごとのご飯です。
唐柿を食べると、口の周りが裂けるのです。きっと唐柿の乳が強かったのでしょう。

今日のテーマは、「特別扱い」です。

買い物に行くと、元気な八百屋のおばさんがこれでも食べて元気出しなさいと、
売れ残ったキャベツをくれました。
新聞紙に包んで大事に持ち帰ったキャベツで、2日間は野菜炒をしてしのげました。

目に入れても痛くないは、孫の可愛さを爺婆が表現したものです。
可愛くて仕方がないのです。何をやってもイメージが膨らむのです。
孫より子供がよっぽど可愛いと思ったものですが、この頃少し変わってきました。
小さい子どものイメージゲームは傍で見ていても、ほうと感心させられます。
それほど新鮮なのです。

あなたは、パートナーが特別扱いしてくれますか。
食事の前のお父さんだけの特別なおつまみが出ます。
ねばねば料理が出た日は、奥さんのおねだりの日です。
見事答えたお父さんの弁当のおかずに、ハートマークのケチャップがかかっています。
たいてい(広島弁ですね)、蓋で潰れてハートはべちゃっとした赤色になるのです。

特別扱い。
もう床の間に飾っておきたいほど、彼女のことが好きなのです。
なんにもしなくて良いのです。存在そのものがすべてなのです。
こんな時があったのです。
手を繋ぎ、腕を組み、身体が浮くようなあの感覚です。

あなたは、特別なのです。
天秤に載せて、地球と同じ重さなのです。
そんな風に思ってもらっていますでしょうか。

そうですか。羨ましい。

今日は、早朝から市場に行かなくてはなりません。

こんこんと 湧き出す泉 君の顔

2015年9月24日

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