惚れ上手と言う言葉があります。
1963年。三沢あけみ/和田弘とマヒナスターズが歌った
「ふられ上手にほれ上手」という歌があります。
振られた時からまた惚れるというような歌詞があります。
惚れ上手も聞き上手も、相手を気持ちよくさせるのは共通しています。
振られた時からまた惚れた。
追いかけるのか、次の挑戦となるのかはあなた次第です。
聞き上手の前では、どんな人も気持ちよく話されます。
徹子の部屋では、少し違うその人が出ます。
ネガティブではない厚みのような人柄を引き出す
聞き方にいつも感心させられます。
聞き上手になりたいと思います。
得意なことを話しているのです。
とってもむかついたことを話しているのです。
その人が気づかなかった良い面を引き出してあげるのです。
ひょっとしたら、その人はずっとあばたに思っていたことが、
えくぼに見えるよと言ってあげることなのです。
聞いていてムカついているのは、僕も一緒だよ。
相手のことを小説でこき下ろしてやんなよ。
それには、もっと面白がらなきゃ。
さらにこいつもっと面白いことをやらかすぞ。
聞き上手は、黙って聞くことではないのです。
惚れ上手と同じように、話すことで気持ちよく
させてあげなければなりません。
昔、20年近く前のことです。
小さい女の子が、おしゃべりをしていました。
モーリシャスから来た女の英語教師は、
「あ、そう」と「そうね」で相槌をうっていました。
女の子の得意話は、やむことがありませんでした。
よく日本語がわかるね。
女の先生、ほとんどわからないけど気持ちよく話しているじゃない。
満面の笑顔に、「そうね」と一際驚いたジェスチャーも加えていました。
聞き上手になりたいのです。
話し上手の前に聞き上手になりたいのです。
外人の上司は、聞く6分話す4分が営業マンの目指すところ。
と言っていました。
営業は、相手が困っていることを解決してあげるのが仕事です。
ふられ上手にほれ上手。
ふられた時からまた惚れた。
勝手にやっていれば、飲み屋のカウンターでの話です。
グラスあげ 融ける氷に グラスさげ
2015年5月20日
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