故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

憎まれっ子世にはばかる

2016-07-26 05:34:50 | プロジェクトエンジニアー

そうなんです。
今日は少しにしておこうと思っていました。
いつものことなんです。


困った人です。
でもどこか憎めない。
こんな人がいます。
何かやらかして、反省混じりにちょっと舌を出します。

今日のテーマは、「憎まれっ子世にはばかる」です。
人に憎まれるような人間が却って世間でははばをきかす。(広辞苑より)
こんなこと書いて良いのかしら。
書けるかなと始めています。

憎まれっ子とは、皆からきらわれる可愛げのない子供。
皆からきらわれる生意気な人。(広辞苑より)

憎まれっ子は、いわゆる変人です。
どうやら、皆とはちがうということ。
その変わり方が、ちょっと良くない方向なのかもしれません。
では、なぜ幅をきかすのでしょう。

普通なら、ここで止めるでしょう。
憎まれっ子は、度を過ごしてしまう。
嫌われようが何をしようがやり切ってしまう。
言い切ってしまう。
大人顔負けの理論をぶちかましてしまう。
しかし、ちょっと思慮が足りない。
経験が足りない。
と大人は思います。

かつての天才で、可愛げのあった人がいましたでしょうか。
人格が出来上がる前に、何かがはじけてしまった。
あとから、人間らしくなる。

生意気なほどやり手で視点が普通とは違うのでしょう。
ニッチであり、盲点に気付くのではないでしょうか。
ナショナルブランドでは、そうはいかない。
すぐに潰されてしまう。
暴れん坊になるには、まずはマイナーなところで頭角を現します。
それが、当たりに当って、いずれメジャーに成長する。
それが、幅をきかすことになるのでしょう。

現在は、憎まれっ子はすぐに炎上してしまう。
寄ってたかって潰してしまう。
無責任な正義感の輩が、一方向だけの考えで最初はノック程度に叩き始めます。
憎まれっ子が怖がっておとなしくすれば、追い打ちのように殺してしまいます。
無視して耐え抜く姿勢を見せれば、大勢の力でねじ伏せようとエスカレートしてしまう。
ネット(大勢の中に隠れる)に隠れてものを言わず、
表に出てきて堂々と意見を述べてみなさい。と思います。
それさえできない癖にと思いますが、顔なき声は怖い。

憎まれっ子をじっと見守る度量がないとでもいいましょうか。
憎まれっ子でも育てようという気概がない。
生意気と思われる子供が少ない。
突っ張って生きても良いのでは。
保証される安全なんてないのだから。
明日は裏切られるかもしれないのだから。

高利貸しは、憎まれっ子です。
その人から借りたくないけど、借りてしまう。
冨がお金を産みます。際限のない膨らみです。
お金で人を縛ってしまいます。

憎まれっ子はやはり憎まれっ子です。
世にはばかる前に気付かせなければなりません。
たたくのではなく、言って聞かせなければなりません。
それで、角が取れて平凡になるかもしれません。
人の温かさを知らないのかもしれません。

どうしたら良いというの。
私にもよくわかりません。
憎まれっ子に、望んでなる訳ではありません。
なんとなく、みんなで憎まれっ子と決めつけるのでしょう。
それだけのことです。
面白がってやりましょう。
いつか小説に書いてやるくらいに思いましょう。

もう少し どぶでも前を 向けるかな

2016年7月26日


コメント
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