そうなんです。
今日は少しにしておこうと思っていました。
いつものことなんです。
困った人です。
でもどこか憎めない。
こんな人がいます。
何かやらかして、反省混じりにちょっと舌を出します。
今日のテーマは、「憎まれっ子世にはばかる」です。
人に憎まれるような人間が却って世間でははばをきかす。(広辞苑より)
こんなこと書いて良いのかしら。
書けるかなと始めています。
憎まれっ子とは、皆からきらわれる可愛げのない子供。
皆からきらわれる生意気な人。(広辞苑より)
憎まれっ子は、いわゆる変人です。
どうやら、皆とはちがうということ。
その変わり方が、ちょっと良くない方向なのかもしれません。
では、なぜ幅をきかすのでしょう。
普通なら、ここで止めるでしょう。
憎まれっ子は、度を過ごしてしまう。
嫌われようが何をしようがやり切ってしまう。
言い切ってしまう。
大人顔負けの理論をぶちかましてしまう。
しかし、ちょっと思慮が足りない。
経験が足りない。
と大人は思います。
かつての天才で、可愛げのあった人がいましたでしょうか。
人格が出来上がる前に、何かがはじけてしまった。
あとから、人間らしくなる。
生意気なほどやり手で視点が普通とは違うのでしょう。
ニッチであり、盲点に気付くのではないでしょうか。
ナショナルブランドでは、そうはいかない。
すぐに潰されてしまう。
暴れん坊になるには、まずはマイナーなところで頭角を現します。
それが、当たりに当って、いずれメジャーに成長する。
それが、幅をきかすことになるのでしょう。
現在は、憎まれっ子はすぐに炎上してしまう。
寄ってたかって潰してしまう。
無責任な正義感の輩が、一方向だけの考えで最初はノック程度に叩き始めます。
憎まれっ子が怖がっておとなしくすれば、追い打ちのように殺してしまいます。
無視して耐え抜く姿勢を見せれば、大勢の力でねじ伏せようとエスカレートしてしまう。
ネット(大勢の中に隠れる)に隠れてものを言わず、
表に出てきて堂々と意見を述べてみなさい。と思います。
それさえできない癖にと思いますが、顔なき声は怖い。
憎まれっ子をじっと見守る度量がないとでもいいましょうか。
憎まれっ子でも育てようという気概がない。
生意気と思われる子供が少ない。
突っ張って生きても良いのでは。
保証される安全なんてないのだから。
明日は裏切られるかもしれないのだから。
高利貸しは、憎まれっ子です。
その人から借りたくないけど、借りてしまう。
冨がお金を産みます。際限のない膨らみです。
お金で人を縛ってしまいます。
憎まれっ子はやはり憎まれっ子です。
世にはばかる前に気付かせなければなりません。
たたくのではなく、言って聞かせなければなりません。
それで、角が取れて平凡になるかもしれません。
人の温かさを知らないのかもしれません。
どうしたら良いというの。
私にもよくわかりません。
憎まれっ子に、望んでなる訳ではありません。
なんとなく、みんなで憎まれっ子と決めつけるのでしょう。
それだけのことです。
面白がってやりましょう。
いつか小説に書いてやるくらいに思いましょう。
もう少し どぶでも前を 向けるかな
2016年7月26日