昨日の黒田投手は残念でした。
金沢につぎ、二度目の200勝達成は、連続で失敗しました。
コーナーを突く、打者心理を巧みにかわす投球は見られませんでした。
流れが掴めなかった。あの一塁線ゴロがアウトにできていれば。
勝負球がことごとくイマイチでした。
広島カープは貧乏球団で、年棒2億円を越す選手をつなぎ留められませんでした。
幾多の名選手が去っていったことか。
今日は勝てるかもをいつも裏切られる球団でした。
中学生の頃から勉強をしながらナイター中継を聞いていました。
私の育った島には、信号がありませんでした。
広島カープは、コンプレックスの代表のような存在でした。
特に、東京の巨人、大阪の阪神に弱かった。
黒田投手が広島を去った時、またかと思いました。
ドジャースに行って、お山の大将が活躍できるのか心配でした。
黒田投手は、丈夫な身体にクレバーな投球術を持っていました。
あの大リーグで7年間で79勝をあげています。
打線の援護がなくても黙々と投げる姿をテレビ中継でよく目にしました。
大リーグに行けば大リーグの方針に従う柔軟な人柄のようです。
200勝を達成するであろう今季で引退するかもしれません。
今季好調な広島の選手に大いに刺激となっているベテラン選手の一人です。
アメリカでも、日本でも玄人受けする選手です。
あと一勝をつかみ取って欲しい。
あと少し 常に上みて 楽しむか
2016年7月14日