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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

見えなかったものを見たい

2016-01-16 13:38:27 | プロジェクトエンジニアー
 灯台の突堤がある風景


突堤があることで、波が静かになります。
砂浜の沖合に波消し用防波堤があるだけで、砂が沖合に流れていきません。
先人達の知恵です。

私は、仕事で日本中に出張で出かけました。
時には、世界にも出かけました。
しかし、この波の色の変化に気づきませんでした。
風が吹くと波が荒れます。
時には、船を出せないほどです。
しかし、突堤の中の波は穏やかなのです。

人間が作りだした物は、すべて理由があるのです。
その理由を知らないまま、あるいはたどり着けないで、私達は暮らしています。
その場で生活されている人には、その理由と工夫が解っていたのです。
時代の変化の中で、人々は生きるために、工夫の数々を放置してきました。
中には、邪魔モノとして片付けられた物もあります。

理由が文化であり、工夫が文明なのです。

この頃、何か大きなものを忘れているような気がするのです。
スケジュール表を見てもわかりません。
やり残したことがあるような漠然とした怖れのようなものです。
気持ちが悪いのです。

忘れていることは、自分がすべきことなのか、
人が気付いて教えてもらうものなのか判然としません。

忘れ去られた、忘れられようとしているものを見てみたいのです。
怖れは何なのか知りたいのです。

汗をかき、人の話に耳を傾けていけば、解るのではないかと感じています。
毎日流されています。生きるために一生懸命です。
先人達の知恵の限りの一端でもわかればと考えています。

提灯に 灯がともり 風に消え

2016年1月16日

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気持ちを持続する

2016-01-15 08:11:32 | よもやま話
  
義兄のサポート体制は、維持されることになりました。
独り立ちする準備が着々と進んでいるのです。

身体もなんとか元気になり、
皆さんに怒られながらも、自分の年金で自活する道が開けてきたのです。
放っておいたら、命さえも危うかったのです。
ケアマネもヘルパーもお金を管理すること(受け取り運用すること)はできません。
お金を管理できなくなった人のために「安心センター」という組織があります。
安心センターにお金を預けると、必要な時(一週間に一回など)に決められた額を、
安心センターの方が届けてくれるのです。その費用は2,500円/月らしいのです。

ヘルパーさんが、届けてくれたお金で買い物をしていただけるのです。
他の公共料金は、すべて義兄の年金口座から引き落としされるようになりました。
義兄の年金収入は、総支出を上回るため貯金ができることになりました。
後見人(法的ではない)を引き受けた4年前には、義兄の収支は赤字でした。
皆さんのサポートで病状が安定し、本人の生きようとする努力でここまでこれました。

皆さんは、憎めない義兄が好きなようです。
本当に良かった。
長い年月がかかりましたが、一人の命が助かったと思います。
亡くなったかみさんに報告しておきたいと思います。
この仕事を託してくれた義兄の兄嫁さんに感謝します。

地域おこしの仕事は、その地域の収支をプラスにすることです。
そのために元気な身体を持ち、自活できる道を探るのです。
その地域が存続する道を一緒に見つけるのです。
整理をするために行くのではないと信じています。

朝日がね 生きていて良い と笑ってる

2016年1月15日

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仕事をやめないで介護する

2016-01-14 07:55:52 | よもやま話
  
友人のお父さんが要介護4(後に5)の認定を受けました。
長年介護していたお母さんが要介護2の認定を同時に受けました。
ある日、二人ともそれぞれ別の病院に入院されました。

友人は、超多忙な仕事人です。
ケアマネージャーに相談するよう勧めました。
なんと良いシステムかと感心していました。
ケアマネージャーに親切に相談に乗ってもらったようでした。
お父さんは病院に入院されたままです。低空飛行のままらしい。

お母さんは退院されて、自宅療養です。
昼は、配達される特別な弁当で済まされているみたいです。
友人は、今でも仕事を休むことなくばりばりと仕事をしています。

私は、義兄(亡くなったかみさんのお兄さん)の後見人(法的ではない)をしています。
義兄は、糖尿病です。週三回透析を受けています。自分で通院できます。
独身の義兄は、身の回りのこと特に料理ができません。
ケアマネージャー、病院、ヘルパー、市役所の方といろいろ相談して、
自宅に住みながら、治療を続けることができるようになりました。
お金を管理する後見人が必須条件ということで協力体制が出来たのです。

自活していた頃は、入院と退院の繰り返しでした。
料理ができないため、コンビニなどで買ったもので生きていました。
ある日、別人のごとく膨れ上がって、救急車で運ばれるを繰り返していたのです。
私が義兄のお金を管理し始めてから、義兄の病状は安定しました。
毎週、糖尿病に適切な食材を買って届けています。
義兄に毎週会うようにしています。
健康であることの確認と暮らしぶり(困ったことはないか)を確認します。
合間に、庭の手入れや不具合箇所(エアコン修理、屋根壁の修理、テレビアンテナの手直し等々)の
修繕の手助けをしています。

私も仕事をしながら義兄の手助けをしているのです。
ケアマネージャー、ヘルパー、病院の協力がなければ到底出来ないことです。
糖尿病の義兄は、いつもお腹空かしです。
皆で、ジュースなど自動販売機で買わないように見守っています。
病院では、看護婦さんに食べすぎないように注意されています。
注意される義兄も注意する看護婦さんも笑顔です。

手助けする人は、仕事を続けなければなりません。
仕事をして収入があるから手助けできるのです。
ケアマネージャーのシステムに友人も私も大いに助けて頂いてます。
このシステムが維持されているのもすべて税金で賄われています。
介護の協力をしているのは、回り役と思っているからです。
いつか私も誰かに助けていただくからです。
人生の終わりには、平均7年間は誰かの世話になるのです。
生きている間は、誰しも笑顔が多い生活をしたいのです。

今日は、皆さん(ケアマネ、ヘルパー、病院、本人、末娘)に集まっていただきます。
私が、地方に行く予定だからです。私がやってきたことの役割分担を話し合います。
お金の管理が重点的に話し合われる予定です。
本当は義兄が管理するのが一番なのです。
しかし、自由に使うことができるお金があると、義兄は体調を崩すのです。
協力体制の皆さんの共通認識です。

さあ、行ってきましょう。

2016年1月14日

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対話

2016-01-13 02:13:28 | プロジェクトエンジニアー
  
人の真剣さは、伝わってきます。
対話であればこそです。

対話とは、「向かい合って話すこと」と広辞苑に出ていました。

私は、職業(プロジェクトエンジニアー)柄、対話することが多いのです。
時間が限られた対話の連続です。
いつしか、人の能力を瞬間に見抜く能力が備わってきました。
話す内容ではありません。
話をする時の表情であったり、所謂真剣さです。
話す内容は、その人のオリジナリティーではないことがあるからです。
この人なら任せても良いか、また任せてもらえたのです。
この繰り返しを積み重ねた結果です。

私が、相手を気に入ると、相手も私を気に入ります。
これが瞬時に起こるのです。
こんなことがあるので、対話商売は止められないのです。
逆に、見切られることもあります。
お前は、こんなものかと。

対話はいつも真剣勝負です。
文章は、何度でも書き直せます。
文章の中味や勢いは、その人が持つ個性です。
対話にはかないません。

対話の弱点は、場の雰囲気を乱すまいと、調和させることです。
これでは、「先に議事録ができているような会議」になります。
対話は、常に真剣です。
話の脈絡にこそ、その人らしさが顕われます。

話し足りなくても良いのです。
真剣さが伝われば、後でいくらでも肉付けできます。
逆に、繕ったような対話であった場合、あとで修復はできません。
見切られてしまうからです。先入観(第一印象)を覆すには時間がかかります。
興味を持った相手とは、また話したくなるものです。

対話をしている時、嘘はいけません。
ほどなく馬脚を露わす(ぼろを出す)からです。
知らなくても良いのです。あとで肉付けすれば良いのです。
興味を持っていただければ、あとでいくらでも話せます。

「これこれがしたい」と、応募した動機を聞かれます。
専門家に、素人の自分が考えた浅はかな議論は無用です。
転職でも、新卒でも自分がやりたいことを話すのではなく、
意気込みを見てもらうのです。
誰もが、格好良い(望む)仕事にはつけないのです。
若い人に、自分のやりたいことを話しなさいということに無理があるのです。
面接官が聞きたいのは、感じたいのは真剣さです。

この人は、どんなことがあってもやり抜いてくれるな。
自分なりに努力して頑張るな。よくわからないけど面白い人だな。
が見たいのです。

自分のことで恐縮ですが、
40歳前後で初めて、自分の天職を発見したような気がします。
自分にはこれしかできないなと諦めもあったでしょう。

私は、地域おこしの面接試験を受けました。
また、話したいなと思いました。
地域の方々は、真剣でした。私の真剣さは伝わったでしょうか。
この結論が出るまでは、次に挑戦はできないのです。

柳さん いつもゆらゆら 水面這う

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忙しくても、人に会う

2016-01-12 04:30:31 | よもやま話

少し疲れると、外出するのが億劫になります。
思い切って出かけています。

寒ければ寒いように、疲れていればよく休んで出かけます。

今日はゴルフです。
社会人になって初めての会社のOB会です。
それから、5回も転職しています。
よく誘ってくれたものです。
中でも一番下手なのです。

歳をとると、複数のグループに入った方がよいとも言われています。
どこかに気が合う人がいて、そうじゃない人がいるのです。
出かけることは、出費がかさみ面倒です。

思い切って出かけるのです。
人に会えます。一度にたくさんの人に会えます。

一昨日は、「地域おこし」二年生の自治体の面接を受けてきました。
こちらが、面接をしたいくらい準備不足でした。
本気度が伝わってきませんでした。

もう出かけなければならない時間です。


2016年1月12日


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