故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

嘘偽りのない心

2016-01-19 06:52:58 | よもやま話
  

島の八幡宮です。



神社にお参りします。
はて、この神社は何の神様がいらっしゃるのか考えることもあります。
八幡神社は何の神様でしょう。
調べたところ、農耕神あるいは海の神とされるが、柳田國男は鍛冶の神ではないかと考察している。
と出ていました。住吉神社は、航海の神とされています。
この島の八幡宮は、瀬戸内海で勢力を持っていた赤褌の地侍が祭ったのでしょうか。

私達は、神社に行っていろんなことを頼みます。
その時の気持ちは、「嘘偽りのない心」です。
誰にも聞かれていないようですが、神様にはあるいは天には見透かされているのです。
虫の良いお願いをすることもあるでしょう。
あとは神頼みとなるのもうなづけます。

今日のテーマは、「嘘偽りのない心」です。
正直なところと言って、人々は話し始めます。
ほとんどの場合、その場の雰囲気を考慮しながら話し始めるのです。
その正直な話は、相手と調和するための話のような気がします。
本当の本当の気持ちは、馬鹿野郎かもしれません。

本音を話せる人が、何人いることでしょう。
そんなにはいないのです。
本音を話しても、聞くだけで受け流ししてくれる人のことです。
話す人は、素晴らしい慰めの言葉や励ましの言葉がなくても、すっきりします。
誰しもどうしようもなくなり、落ち込むことがあります。
不安で、自信がなくて恐怖でいっぱいの時のことです。
聞いてもらっている途中で自分なりに「どうしようか」に「こうしてみよう」と
答えを見つけることもあります。
「こうしたら」とアドバイスを受けることもあります。

ちっとも恥ずかしいことではないのです。
若い時のドロドロは、歳をとると笑い話(NHK朝ドラ「まれ」の中で、ふみさんが言われました)
なのです。
話せば、助かることが多いのです。本当は何でもないことなのです。
でも、その時は自分にとって乗り越えられない壁なのです。
プロフェッショナルの方が言われていました。
壁は、人が作るんじゃない、大半は自分が作るものだと。
だから乗り越えられるのだと。

神や天の前のような敬虔な気持ちでなくても良いから、
何でも話しましょう。手っ取り早く妻が最適でしょう。
他の女の人の話は、できませんけどね。

私の「嘘偽りのない心」はついに発見できませんでした。
いまだにドロドロです。
若い時のそれは、笑い話になっても、現在でも次から次に出てくる始末です。
多分、半分くらいの「嘘偽りのない心」で話せるようにはなっているのではないでしょうか。

私は、「嘘偽りのない心」を小説の中の人物に語らせたいのです。
これは、大いにできることです。いつかいや近いうちに頑張ってみましょう。

酔っぱらい 嘘と真を 毒に混ぜ

2015年1月19日

2015年10月2日投稿「コミュニケーション」も参照してください。


コメント
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