絵のタイトルは、「挑戦」です。
眼は少女の愁いと活発が同居している。
唇は、意志の強そうな少年の口でした。
どうにも、彼女の良さを表現できないと10数枚も挑戦しました。
なかでもよくかけた3枚を渡しました。
「ごめんね。何枚も挑戦したがうまく描けなかった」と手紙を添えて。
小学4年生が似顔絵のお礼の返事に、彼女の感想も混じっていました。
「伝わりました」と。
私は、救われました。
今日のタイトルは、「一日だけフリー」です。
あらかじめ、この日はフリーと分かっていました。
あなたなら、何をしますか。
私は、よからぬことをするでしょう。
浮気であったり、ギャンブルだったりします。
そんなに面白いことはなかったと昼間から飲むでしょうか。
思いつくものではありません。
釣はどうかと、潮時表で確かめました。
「若潮」でした。しかも満潮が、朝の5時前です。
餌を買って、冷蔵庫に保管してもな。
結局、釣りには行かないでしょう。
かねてより興味がある民族図書館に行くのはどうでしょう。
一日中、本の虫になることが出来るでしょうか。
近くの美味しいラーメン屋も加えます。
それでも足が向くかどうか。
「一日フリー」は夢で取っておくのが良いようです。
今頃、妻は友人と尽きぬ話に盛り上がっていることでしょう。
目的が無い人生のような、フリーの一日に何をするか。
人生の最期に何を食べたいですか?
こんな質問に似ていなくもない。
絶対やらないことだけは分かっています。
仕事です。
「一日フリー」に何をするか。
いつものように、ご飯を食べて、今から自由です。
勇気を持って一つを選択する。
何でもよいのです。
することがない。これはいけない。
妻に何をしたのと聞かれ、堂々と答えましょう。
何もしなかった。
君と一緒んでないと日々が詰まらないと胡散臭い答えです。
本当は、妄想に明け暮れた一日を過ごしました。
2022年6月9日