故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

他人を思いやる

2022-06-27 00:01:32 | よもやま話

小学4年生の似顔絵を描いた。
絵のタイトルは、「親想い」です。
この子たちの似顔絵を改めて見た。
私は描き上げたと思っていた。
そうではなかった。
描かしていただいていた。
それほど、どの子も生き生きとして個性に溢れていた。
この子たちに、親の期待など押し付けられない。
親の期待以上に、親のことを心配していると思う。


親が子を 思う以上に 子が親を  

自分の色でない人と出会うと、避けてしまう。
実績を残してきた年配者が、何にもわからない若者にいや気が刺す。
逆に、肩書を笠に着るおっさんに従わざるを得ない若者も、目の前が暗くなる。
あの吉田拓郎が、篠原ともえやKinKi Kidsから学ぶことが多かったと話していた。
今日のタイトルは、「他人を思いやる」です。

私がこの頃書く記事は、自分の枠から出ていないと感じた。
自分がこうした、そして苦労したと書いている。
自負している自分がいた。

若い人から手紙をもらったり、電話をいただくことがある。
自分の価値観を押し付けることが有ったんじゃないか。
例えば、「1分の重み」の差は計り知れないほど大きいのではないか。
私は、毎日が日曜日です。
若者は、分刻みで働いている。家族と関わっている。

吉田拓郎は、嫌いだったこの若者達(篠原ともえ、Kinki Kids)から学ぶとさえ言った。
私は、新鮮な言葉として受け取った。
時代は、私には理解できないくらい変化している。
積極的に、テレビコマーシャルを見るようになって、気づくことが多い。
若者は、社会人になってすぐに自分の老後のために貯金を始める。
先輩たちの給料は、円の価値が上がるにつれて上がっていった。
私達の世代でも、ベースアップは必ずあった。
それが、今は職を変えない限りあり得ないことになってしまった。

学ぶことを忘れている。
年配の作家が書いたものしか読まない。
同年代以上の医者のいうことしか信じない。
いつしか自分もその仲間入りをしている。
コマーシャルがない番組ばかり見ている。
コマーシャルがないことが、異常である。
付いて行けないのではなく、付いて行こうとしない。
生きてる限り、変化に対応したほうがよい。

2022年6月27日
コメント
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