故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

金木犀の剪定

2022-05-03 05:19:51 | よもやま話

絵のタイトルは、「魔法の紙」です。
機械鳶を呼んで、この機械を15cmずらして後ろの機械と芯を合わせてと依頼しました。
平行移動させる機械は、2トンありました。
鳶は、アンカーをはずし、バールで機械の下にすき間を作り「魔法の紙」を敷きました。
バールでこじって、魔法の紙の上を滑らせて15cmぴったり移動させました。
段取り1時間、作業は10分でした。


すき枝の 形それなり 散髪屋

叔父さんの家の金木犀は、7m以上ありました。
叔父さんにどのくらいにしましょうかと尋ねました。
これくらいと、高ばさみで葉を一枚切り落としました。
約4.5m高でした。

今日のタイトルは、「金木犀の剪定」です。
どのようにして、上部の枝を2~2.5m長切り落とすか考えました。
金木犀の木は、上に伸び横に広がります。
陽が当たらない中の小枝は枯れていきます。
生け垣用に植えた木々のほとんどがそうです。

切るべき枝に、どのようにアプローチするか、妻と話し合いました。
どちらも譲らず、最後には喧嘩し沈黙でした。
私は中から、妻は外からです。
妻は、脚立を2脚建て、あゆみ板を渡しその上から枝にアプローチする。
私は、中から昇り、切るべき枝にアプローチする。
私は、あゆみ板の上を自在に歩ける運動神経はとうに失っています。
安全ベルトを枝にかけながら、落下防止の安全策を採りたい。
外周部の枝は、細く安全を確保するには頼りになりません。
脚立を建てようにも、金木犀の下にはつつじが密生していました。
叔父さんは、つつじも伐らせてはくれない感じでした。

秘策は、中のしっかりした枝に梯子をかけることでした。
市販の梯子は直線で、気ままに生えた枝につっかかり建てることができません。
私は、耕作放棄地で伐った木を10本(2m以下)ばかり持参しました。
木を枝に渡し、ひもで固定し簡易の梯子の段にしました。
一段ずつ、丈夫な枝に梯子段を固定し、安全に3.5mまで昇ることが出来ました。
現地で、妻は納得し褒めてくれました。

中側から、高さをそろえ、かさなった枝を切り取りました。
外側から、高ばさみで形を整えました。
三時間で切りそろえ、枝の梯子を一本ずつ取り外したら、
あとは刈り取った枝を軽トラに積んで終わりでした。
仕事は、一日で終わることが出来ました。
少々とら刈りでしたが、叔父さんから合格をいただけました。

最後には、まばらになった枝を形よく仕上げる作業となりました。
少ない髪の毛を、それなりに刈る散髪屋の苦労が分かりました。
はげも同じ料金を取る散髪屋に文句は言えないのです。

2022年5月3日
コメント
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