故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

泥縄

2022-05-25 07:09:46 | よもやま話

絵のタイトルは、「熊の摩崖仏」です。
やっぱり、この人の登場です。
あんたな、甘いもんやおまへんで。
きついでんな。


泥縄と 未来予測の 捩り合い

今日のタイトルは、「泥縄」です。
妻が、5Kgまでは大丈夫と3Kgの毛布を洗濯機に投入した。
仕上がりを告げる洗濯機のブザーが鳴る。
さてどうしたものか、毛布を干す場所が無い。
ゴーヤの棚の支柱に梁を取り付ける。
妻の希望通りに、梁に干した。

大学生の時、先輩が裸で布団にくるまっていた。
昼日中に何をしているんですかと聞いた。
洗濯をして着るものがないから、こうしていたと返された。
着たきり雀である。

私達も同様です。
猪にジャガイモを食い尽くされてから、柵をする。
予想が付かないわけではない。
世間的には、迷った末の怠惰です。

そうでしょうか。
居なくなったと言われた猪が山から帰ってきた。
山に続く野道から畑に入り歩いて侵入して来たのが、二つ爪の足跡から分かった。
段々畑の上から飛んだのはいなかった。
何処から侵入し、どの作物をどのように食い荒らすのか見たかった。
被害に遭ったのは、ジャガイモ、里芋とトロ芋です。
ジャガイモは実る前(ピンポン玉程度)の花をつけた頃です。
茎はたべていません。
里芋とトロ芋は植えたばかりで芽も出したばかりの小さい種でした。
行きがけの駄賃のようなもの。
牛蒡と蜜柑はかじられませんでしたが、根の周りを掘られた。
かぼちゃは、本葉が付いて間もなくの苗でした。
好物の花と茎の匂いを嗅ぎつけてやったようです。

「泥縄」でいいんじゃない。
老後の資金は2千万円では足りない。
使い方によっては、1億円でも足りないでしょう。
都会で暮らすのは簡単ではないと、田舎暮らしを選択した。
ここでも楽じゃない。
耕作放棄地で野菜を作り、時々魚を釣る。
納屋付きの平屋を買った。
出っ張りは、すべて納屋に収納した。
予測に基づく心配は無用です。
健康でありさえすれば、出たとこ勝負をしようではないか。
先輩の面倒は、出来る限りみた方がよい。
転ばぬ先の杖にはなる。

泥縄とは、
(泥棒を捕らえて縄をなう意)
事が起こってからあわてて用意をすることのたとえ。
(広辞苑より)

2022年5月25日
コメント
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