絵のタイトルは、「Dekitagana」です。
ベランダに恐る恐る植えたトマトです。
大丈夫かと水をやり、コンポストの土に植え替えました。
ちゃんとできました。
赤チンを ゴジラに塗るの 痛いでしょ
今日のタイトルは、「どうして楽しい」です。
家族が二人と言う以外、なんでも思い通りの毎日です。
晴れたら畑に行き、雨ならブログを書いたり、テレビで映画を観る。
ルーチンワークを妻と分担する毎日です。
すべての仕事(洗濯炊事に料理と畑仕事、たまに釣りとゴルフ)が楽しい。
会社に勤めている頃は、仕事以外のことはすべて面倒でした。
例えば、今日一日を追ってみた。
昼に満潮になる日を選んで釣りに行った。
出かける迄、凝縮した時間が続く。
朝ごはんとお握りを作った。
洗濯ものを干し、布団をあげる。
軽トラに船を積み、必要な機材を積み込む。
5分で、ボートを降ろす浜に到着。
早朝から糸を垂らしている地元出身の方に、どこが釣れるポイントか聞く。
船を降ろし、150m漕いでポイントに到着した。
冷凍ごかいを針につけ海中に投入するやすぐに食いついた。
アイナメである。
妻はカサゴとアイナメをあげる。
2時間ばかりで満潮になったので、竿を納め岸に向かう。
釣果は、7匹。
晩のおかずには十分である。
慣れないボート漕ぎである。
利き手が強く左に曲げ、蛇行しながら妻の指示に従い浜に近づく。
妻は、大急ぎで近くの公共トイレに駆け込む。
私は、牡蠣筏の上から放尿した。
ボートを浜にあげ軽トラに積み込む。
景色の良い場所まで移動し、海を見ながらお握りを食べコーヒーをすする。
家に帰り、道具とボートを所定の場所に戻す。
風呂に入り、ビールを飲みながらテレビでカープ観戦である。
カープの旗色が悪くなり、昼寝をする。
こんな生活が、会社員時代は理想的でした。
でもできなかった。
今は、年金生活者です。
やろうと思えば、なんでもできる。
今が楽しいかどうかについて考えた。
耕作放棄地がみっともないと思うから、草を刈り木を伐る。
せっかくだからと、耕し、野菜を育てる。
農作業をすると汗をかき気持ち悪いから、衣類を脱ぎ洗濯をする。
身体を動かすと腹が減るから、飯を作る。
農作業ばかりじゃ身体が持たない。
他の楽しいこと(釣りやゴルフ、パンづくり、絵手紙)をする。
腹が減るのは、会社員時代も同じであった。
今は二人だけの生活です。
身の回りのことは自分でやらざるを得ない。
やってみればできないこともなく、案外楽しい。
腹がくちれば、料理をする気持ちにもならないし、皿洗いもしない。
独りで生活していれば、きっと毎日缶詰かカップラーメンで過ごすことでしょう。
したいからやっているだけのことです。
やってみれば、さらに良くしたいと思うだけです。
会社員時代は、できなかった。
しないから、家事全般が億劫なことでした。
会社員の頃は、仕事がうまく行くわけもなく、今度こそとやり続けた。
今の生活もやり続けるからできるようになり、さらに工夫を重ねる。
「どうして楽しい」の答えは、「やらなければの延長線で、やってみたら案外楽しい」でした。
「やってみたい」がすべての始まりでした。
やってみたいと汗をかかなければ腹も減らず、料理をしようと思わなかった。
子供には、やりたいことをさせるのが良い。
やりたいことが楽しくなれば、やりたくないことにも挑戦せざるを得なくなるでしょう。
社会に出て初めて、勉強しておけばよかったと思いました。
遅かりしなんてことはない。
学校を出た後が長いし、楽しいからです。
2022年5月5日