「愉快だね」とタイトルをつけました。
彼らは、屈託なく笑うんですよ。お母さん。
自分ができなかったから、自分の子供には十分なチャンスを作ってやりたい。
あれもこれもと勧めているうちに、習い事が増えました。
数えたら5つの塾通い。
私が一生懸命やらないから、お母さんに心配をかけてしまう。
悪いのは自分と、家族の不幸を一身に背負ってしまう。
私は、勉強ができなかった。
だから少しでも高学歴の旦那を選んだのに、これが案外だった。
笑えるような、笑えない話です。
鳶は、鷹を産めない。
氏素性と学歴で幸せがつかめるなら、苦労はしません。
大事なことは、愚鈍なまでの毎日の一生懸命でした。
だから、お母さんと一番先に思ってくれるのでしょう。
今日のタイトルは、「手を抜かない」です。
絵手紙のどの一枚も手が抜けませんでした。
私のはいい加減に描いていると子供が思うなら、とっても悲しいことです。
探せばあるもんで、どの子にも素敵な表情がありました。
見過ごしてしまう。いや、見ようとしていない。
自分さえも自分の良さに気付いていません。
その子が、「新しい自分を発見」できたらと、頑張りました。
一人の満足が、どれほど大事なことか
スーパーマーケットの達人佐藤さんが教えてくれました。
「手を抜かない」、
いや「手が抜けない」が近い気持ちです。
自分のためではなく、描いてもらった子供の気持ちに添いたい。
こんな時が、危ないのです。
ふっと気が抜ける。
どこかの癒しどころで、優しい言葉をかけて頂けたら「いちころ」です。
そして、別の一生懸命が始まる。
こんな時こそ、手を抜きなさい。
馬鹿でしょう。
照れ笑い えへへとアハハ 泣き笑い
2016年12月21日