この年末、ミュージックステーション、そしてレコード大賞のステージで、これまで休養していたミイヒ、また紅白出場会見やリハーサルを休んでいたマヤも出演し、ついにフルメンバーでのパフォーマンスを見ることができた。
テレビで試聴する限り、MVで気になったミイヒの体調も、頬もふっくらした笑顔から復調しているように見えた。
2番組ともプレデビュー曲の「Make you happy」のパフォーマンスだったが、ミイヒのボーカルパート「忘れちゃった笑顔も大丈夫取り戻して♪」の歌詞を本人が歌っていることが胸にグッと来る。
レコード大賞では生放送にも関わらず、ダンスのフォーメーションをぐるっと外側を一周してみせるカメラワークがあり、安定したダンスと隙のない(笑)表情づくりもしっかり確認できた。9人揃っていることが嬉しくてたまらない、そんなメンバーの感情がじんわりと出ているようで、応援するファンもきっと感じ取っているだろう。しかしながら生放送やステージを重ねて、メンバーに徐々に本番での余裕が生まれているようで、パフォーマンスを楽しんている感も伝わるようになってきた。韓国オーディションから更に成長していることが凄い。特に生パフォーマンスで感じるのは、JYPARKが絶賛したリクの歌唱力。Myhでサビ部分の歌唱パートなどはいつ聞いても安定して伸びのあるボーカルを聞かせてくれる。まったく経験が無い中から、オーディション、デビューレッスンで一番才能を伸ばしたのがリクなのだ。マコとともにNiZiUの基盤になるボーカルラインだ。
紅白まではやはり縄跳びダンスが人気となったことから、Myhのパフォーマンスが続くが、ぜひ「Step and a step」のフルメンバーパフォーマンスを観たい。Myhでは8人から9人になったことで、特にサビの縄跳びダンスで左右に広がる感じがとてもスムーズになったように感じられたが、Saasではフルメンバーがどんな感じに変わるか、今から楽しみである。