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Untersee-Boot

あるいは感想記として

あれこれ

2016年03月09日 | 現代狂言Ⅹ
           

先週末は現代狂言怒涛の4公演でしたので、その勢いにのまれ(笑)、レポでは書ききれなかったこともあったので、そんなこんなの話をあれこれと。
国立能楽堂と所沢の会場のロビーには、南原さんと万蔵さんの等身大パネルが飾られてました。
現代狂言のFacebbokによると、これは福岡で作っていただいたものだそうで。
この先も千秋楽まで一緒に回るとのことですが、四国へはどうやって行くんでしょう?(笑)
飛行機?船?あるいはこのためにわざわざ車で持っていくのかな?
う~む、ご苦労様でございます(あ、宅配便かな?・笑)。
それから、現代狂言のFacebookには、そのパネルの写真の他に、国立能楽堂の公演の様子の写真も載っていますが、DJKOOさんがカーテンコールのときに拍手している後姿も載っていて、ちょっと笑ってしまいました(笑)。
やっばりあの帽子姿は目立つな~(笑)。
ちなみに、KOOさんのFacebookにも、現代狂言を観に行ったときの写真と感想が載ってました(KOOさんはやっぱり真面目な人だ・笑)。

所沢公演では、恒例のアンケート・・「狂言を初めて観る人?」「現代狂言を初めて観る人?という質問には、どちらも9割くらいの人が手を挙げてました。
所沢は2回目なのに、前観た人はどこに行っちゃったのでしょう。ホント不思議です(笑)。
あと、所沢には、国立能楽堂にも負けないくらいの、着物姿のご婦人軍団が観にいらっしゃってました(笑)

それから・・・。
新作の「不思議なフシギな鳥獣茶会」は、初めて観た松島公演と、国立能楽堂の公演とでは、個人的にだいぶ印象が変わりました。
パンフレットの万蔵さんの挨拶文に、今回で一区切りというようなことが書いてあり、それを読んだあとに新作を観ると、一つ一つの台詞や動作が心に響き、涙目での観劇になってしまいました(笑)。
特に最後の場面などは、ホントに沁みたな~(笑)。



思い返せば、現代狂言の旗揚げ公演は、同じく国立能楽堂。
そのとき、南原さんは冒頭の挨拶で「皆さんは狂言とコントの間に生まれる子供の助産士さんの気持ちで」と話してました。
それから、この子供を見守り続けて10年。
連句を詠み、種をまき、理不尽にも耐え、家具屋の姫と満月の夜に踊り、乙姫、カッパ、アリにキリギリス、そして、ことだまやウサギたち・・・。
よくぞここまで歩んできたな、成長したな、10年経ってまた満員の国立能楽堂に帰ってこれて良かったな、と、助産士としては感慨もひとしお(笑)。
さらに、2日目は南原さんの涙もあり、私も涙涙の夜でした(笑)。
(個人的にこの10年で変わったことといえば、涙もろくなったということかな・笑)

ちなみに、旗揚げ公演は一度しか観に行きませんでした。
当時は、舞台鑑賞というのはそういうものだと思っていたのですが、観終わって、なんで一回しか観なかったんだ、もっともっと観たかった・・と激しく後悔。
で、次の年からは出来る限り何度も観に行くようになり、印西とか、太田とか、棚倉とか、今まで行ったことのない街に今まで乗ったことのない電車で行き、舞台を観るというのが当たり前になってしまいました(笑)。
今年は東北新幹線に乗り松島へも(笑)。
ただ、今までだったら松島へは行ってなかったかも・・・。
実は、去年のくらいから、もしかしたら10年目の今年で一区切りということもあるんじゃないか、という考えが頭から離れなかったわけで。
なので、今回は出来るだけたくさんの公演を観に行こうと思い、わざわざ日本三景を見に・・いや、松島公演へ行ってしまいました(笑)。
カーテンコールの挨拶では、万蔵さんは、「第2シーズンを・・」「また新たに・・」という話をしていましたので、今回で現代狂言が終わり、ということではなさそうですが・・・。
こういう(少し)具体的な話をしていたのは万蔵さんだけで、南原さんは「これからもよろしくお願いします」という感じの抽象的なことしか話していなかったけど・・う~む、どうなんでしょう??
いろいろと気になることはありますが、そんな話はいづれまたということで。
まだまだ続く現代狂言Ⅹ。
ハードスケジュールでの公演で出演者の方々は体のケアなど大変だとは思いますが、無事に千秋楽公演が迎えられることを心より願ってます。



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